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地熱発電施設視察へ つちゆ温泉エナジー***
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1507.html
投稿者 taked4700 日時 2015 年 1 月 15 日 18:59:05: 9XFNe/BiX575U
 

http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201501139
地熱発電施設視察へ つちゆ温泉エナジー

福島市土湯温泉町の「つちゆ温泉エナジー」関係者らは12日、オーストリアとドイツの地熱発電関連施設などを視察するため、羽田空港から出発した。
経済産業省の地熱開発促進関連支援事業の一環。
温泉熱利用のバイナリー発電に取り組む「つちゆ温泉エナジー」の加藤勝一社長を団長に、土湯温泉観光協会の陳野原幸紀副会長、県と福島市の担当者、学識経験者ら12人が参加した。
発電後の熱水を空調などに利用しているオーストリア・ブルーマウのリゾートホテル、熱水で地域暖房も行っているドイツ・インスハイムのバイナリー発電所などを視察する。
出発に先立って羽田空港で結団式を行い、加藤団長が「今回の視察を通してバイナリー発電の二次利用について見識を深めたい」とあいさつした。
18日に帰国する予定。
2015年01月13日 11時53分 配信
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http://www.minpo.jp/news/detail/2015011520365
熱水の2次利用理解 オーストリアで土湯温泉視察団
【オーストリアで吉田高徳本社営業部副部長】温泉の地熱を活用したバイナリー発電に取り組む福島市土湯温泉町の地熱開発関連事業視察団は13日に、オーストリア・ブルーマウにあるログナー地熱発電所、14日にログナーホテルを視察した。土湯温泉と同様に温泉(スパリゾート)事業者が商用発電を行い、発電後の熱水を施設の暖房や温水プールに2次利用している現状に理解を深めた。
 一行は発電所技師のヴェルナーシュライさん(37)から説明を受けた。平成13年に発電を開始し、ホテルで熱水のみ2次利用を行っている。発電規模は年平均出力190キロワットで、土湯温泉のバイナリー発電(出力400キロワット)の約半分だ。
 得られる電力は全て発電所で消費し、年間10万ユーロ(約1440万円)の節約になっている。温泉は二酸化炭素(CO2)を多く含むため施設内で浄化させた後、天然のCO2として高く取引されている。売り上げは年間30万ユーロ(約4320万円)で発電所の維持管理費になる。
 また、ホテルの暖房は全て発電所から出る約80度の熱水を使用。燃料代は石油に換算し年間160万リットルの節約になっている。発電とガス、熱水利用を同時に行う発電所はEUでもまれで、年間20団体ほどが視察に訪れているという。
 加藤勝一団長(つちゆ温泉エナジー社長)は「研修した運用状況を参考にし、復興再生プロジェクトに確実な成果をもたらしたい」と述べた。ヴェルナーシュライさんへ本県の資料と土湯温泉町のこけし、のれんを贈った。
 一行は15日にドイツのインスハイム地熱発電所を視察する。

( 2015/01/15 09:02 カテゴリー:主要 )
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ドイツは地熱発電に向いた国ではありません。火山もないはずで、温泉もほとんどありません。地熱利用のためには、日本の2倍以上の深さの井戸が必要で、それでもドイツは地熱利用にきちんと取り組んでいるのです。
インスハイム地熱発電所 については、次のリンクにある程度のことが載っています。3800メートルの井戸で源泉温度は165度、流率(という日本語が正しいのかどうか分かりませんが、flow rateとして記載があります)は80 l/s で多分毎秒80リットルの意味。8000世帯分の発電。

http://catalog.obo-bettermann.com/cps/rde/xchg/SID-695C6CD2-7A5D9DAD/obo-bettermann/hs.xsl/-/en-en/5496.html
にはもう少し詳しいことが書かれている様子です。
画像はこのリンク先のものです。

http://www.bestec-for-nature.com/j2510m/index.php/en/projects-en/insheim-en

 

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コメント
 
01. taked4700 2015年1月18日 12:15:34 : 9XFNe/BiX575U : vz3M5hF2Kg
http://www.minpo.jp/news/detail/2015011720403
地熱発電所を訪問 土湯温泉の視察団 ドイツ開発の歴史など聞く
【ドイツで吉田高徳本社営業部副部長】温泉を活用したバイナリー発電に取り組む福島市土湯温泉町の地熱開発関連事業視察団は15日、ドイツのインスハイムにあるファルツ電力地熱発電所を視察した。
 一行はダリウス・ザブリンスキー所長(39)から地熱開発の歴史、発電技術などの説明を受けた。発電所は平成24年11月に操業を開始した。地下4000メートルからくみ上げた約160度、毎秒70リットルの熱水は28度の沸点で熱交換を行い、空冷後、再び地下へ戻す。
 出力は最大4800キロワット、このうち25%を施設で利用し、残りはドイツの再生エネルギー法によって一キロワット当たり25ユーロセント(約34円)で売電している。売り上げは1日当たり1万5000ユーロ(約204万円)に上る。
 また、土湯温泉のバイナリー発電で使用する同じオーマット社(米国)製の設備が操業以来、故障なく稼働していることなどを説明した。加藤勝一団長(つちゆ温泉エナジー社長)は「技術的に安心できる」と評価した。

( 2015/01/17 09:40 カテゴリー:主要 )

地熱開発の歴史や発電技術などについて理解を深めた視察団
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>一キロワット当たり25ユーロセント(約34円)で売電している。売り上げは1日当たり1万5000ユーロ(約204万円)に上る。

これはすごい。元手がどの程度であったのか、それを知りたい。


02. taked4700 2015年1月19日 18:44:06 : 9XFNe/BiX575U : nnVisgzkDU
http://www.minpo.jp/news/detail/2015011820434
ドイツ・インスハイム役場訪問 再生エネで意見交換 土湯の視察団
【ドイツで吉田高徳本社営業部副部長】福島市土湯温泉町の地熱開発関連事業視察団は16日、前日に視察したバイナリー発電所があるドイツ・インスハイムの役場を訪れ、周辺の4自治体が一緒になったヘルクスハイム地域行政連合体の関係者と再生可能エネルギーについて意見交換した。
 視察団の加藤勝一団長(つちゆ温泉エナジー社長)ら12人と、連合体首長のフランツ・ルートヴィッヒ・トラウトさん(57)や地元議員ら7人が出席した。視察団からは操業に当たり、住民の理解を得るための取り組みなどの質問が出た。連合体関係者は、定期的に説明会を開き、将来にわたる税収などの説明や、発電所のデータ開示と話し合いによる信頼関係を築いてきたことを挙げた。さらに年1回、自由に施設を見学できるオープンドアデイを催し、住民への啓発も進めている。
 インスハイムはバイナリー発電のほか、太陽光発電を進めており、電力の30%を賄っている。地元議員から「電力の安定供給のためミックスエネルギーを目指し、他の再生可能エネルギーとの連携を考えるべき」とアドバイスした。
 視察団の独立行政法人産業技術総合研究所の阪口圭一さんは「大いに参考になった。インスハイムの発電所は将来、発電量を増やす計画と聞いており、安全に安定して稼働するか長期的に見守っていく」と語った。一行は18日に帰国する。

( 2015/01/18 09:56 カテゴリー:主要 )


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