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1万キロワット以上の国内地熱発電所約210億円で20年ぶりに新規着工へ
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1510.html
投稿者 taked4700 日時 2015 年 1 月 31 日 14:42:10: 9XFNe/BiX575U
 

20年前と言えば1995年です。1997年には東電OL殺人事件が起こっていますから、あの事件以降1万キロワット以上の地熱発電所は建設されていなかったということです。ちょうど、あのころ、フジタによる大分県での地熱事業も失敗に終わっていて、フジタの事業そのものが地熱事業に参入すると失敗するぞという演出された脅しであったのでしょう。

しかし、日本には地熱ほど向いた再生可能エネルギーはなく、また、今後技術開発の余地は大きく、多分、地球的なエネルギー源として将来期待が出来るものです。資源の偏在という問題を解決できる可能性があります。

なお、4万キロワット級で210億円とはアクセス道路や送電線の建設費も含んだもののはずです。原発の建設費というときこういったものは含まれないのが普通で、建設費を示すときには、その大まかな内訳を示すべきだと思います。

新潟の柏崎刈羽原発はあそこから東京へ電力供給をしているわけで、数百キロという送電線を山をまたいで引いています。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H60_Q5A130C1EE8000/
秋田・湯沢の地熱発電に210億円の債務保証 JOGMEC
2015/1/30 19:34

 政府が出資する石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は30日、秋田県湯沢市での地熱発電事業に約210億円の債務保証を実施すると発表した。Jパワーや三菱マテリアルによる事業は発電所をつくる工事に約4年かかり、掘削などが難航する可能性もある。保証なしでは金融機関からの融資が得にくいと判断した。

 2019年5月の開始を見込む湯沢市での地熱発電所は容量が4万2000キロワットで、国内5番目の規模となる。地熱は再生可能エネルギーの中でも安定した発電量が見込めるが、掘削などの工事が難事業のため参入が進んでいない。
**********************************

http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150130001/20150130001.pdf
平成 27 年 1 月 30 日
資源エネルギー庁
20 年ぶりの大規模地熱発電事業に対する債務保証案件を採択しました
経済産業省が所管する独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、
「JOGMEC」)が、湯沢地熱株式会社による秋田県湯沢市(山葵沢地域及び秋ノ宮
地域)での事業を債務保証対象事業として採択しました。
本地熱発電事業は、発電規模(発電容量)として 42,000 キロワットを見込んでお
り、10,000 キロワット以上の大規模地熱発電所としては、平成 8 年 11 月に運転を
開始した滝上発電所(大分県)以来、おおよそ 20 年ぶりの事業となります。
1.JOGMEC 債務保証事業の概要
本事業は、地熱発電所の建設に必要な資金の融資を民間金融機関から受ける場
合、当該融資の 80%を上限に JOGMEC が地熱開発事業者の民間金融機関への
債務を保証※するものです。
※JOGMEC 債務保証
民間金融機関だけでは評価できない地熱資源開発のリスクを評価し、民間金融機関による地熱資源開発への
資金供給を円滑にするため、地熱資源開発を行う地熱開発事業者が地熱発電所の建設に必要な資金の融資
を民間金融機関から受ける場合、当該融資の 80%を上限に JOGMEC が地熱開発事業者の民間金融機関へ
の債務を保証するもの(債務保証手数料基準料率:0.4%/年)。
2.採択事業の概要
湯沢地熱株式会社は、秋田県湯沢市で発電規模 42,000 キロワットのダブルフラッ
シュ方式の地熱発電所の建設を決定しました。建設資金の一部(26,259 百万円)を
株式会社みずほ銀行(主幹事)、株式会社三菱東京 UFJ 銀行、三菱 UFJ 信託銀行
株式会社、株式会社秋田銀行及び株式会社北都銀行から長期借入で調達し、
JOGMEC はこの借入の 80%に対する債務を保証するものです。
採択事業の詳細は、別紙を御参照ください。
(本発表資料のお問い合わせ先)
資源エネルギー庁 資源・燃料部政策課 燃料政策企画室長 岡本
担当者:橋本
電 話:03-3501-1511(内線 4631〜4636)/03-3501-2773(直通)
事業イメージ図

政府出資
JOGMEC
民間金融機関
債務保証 融資
保証料
地熱採取
発電設備設置事業
地熱開発
事業者○秋田県湯沢市に於ける地熱発電事業(山葵沢地熱発電所建設事業)の概要

1.事業概要
本事業は、秋田県湯沢市に於いて、湯沢地熱株式会社(以下、「事業者」という。)が発電規模(設備容
量)42,000 キロワットの地熱発電事業を行うもの。

2.事業者概要
(1)事業者 湯沢地熱株式会社(取締役社長 中西 繁隆)
(2)株主 電源開発株式会社(出資比率:50%)、三菱マテリアル株式会社(同:30%)、
三菱瓦斯化学株式会社(同:20%)
(3)会社設立日 平成 22 年 4 月 12 日
(4)会社所在地 秋田県湯沢市秋ノ宮字山岸 99 番地 7
(5)建設予定地 秋田県湯沢市高松字高松沢・秋ノ宮字役内山国有林内
(山葵沢地域及び秋ノ宮地域)
3.発電事業概要
(1)発電規模・方式 設備容量 42,000 キロワット・ダブルフラッシュ方式
(発電端 39,350 キロワット、送電端 36,050 キロワット)
(2)建設期間 平成 27 年 4 月〜平成 31 年 5 月
(3)運転開始 平成 31 年 5 月
4.債務保証の対象
(1)資金調達 株式会社みずほ銀行(主幹事)、株式会社三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀
行株式会社、株式会社秋田銀行及び株式会社北都銀行から、長期借入 26,259
百万円を調達
(2)債務保証額 長期借入 26,259 百万円に対して JOGMEC は 80%の債務保証を実施
5.事業位置図 以下のとおり(秋田県湯沢市高松字高松沢・秋ノ宮字役内山国有林内)
(提供:湯沢地熱株式会社)
別 紙 6.完成予想図 以下のとおり
(提供:湯沢地熱株式会社)  

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