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「尿発電トイレ」を英大学が開発、難民キャンプに希望の光
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/1549.html
投稿者 rei 日時 2015 年 4 月 22 日 11:57:40: tW6yLih8JvEfw
 


「尿発電トイレ」を英大学が開発、難民キャンプに希望の光(字幕・20日)
(02:13) Report
人の尿から発電するトイレを、英大学の研究者らが開発した。現在はキャンパス内の学生向けバーで実証実験中だが、これが終われば世界各地の難民キャンプに送られるという。
http://jp.reuters.com/video/2015/04/21/%E3%80%8C%E5%B0%BF%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%80%8D%E3%82%92%E8%8B%B1%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%8C%E9%96%8B%E7%99%BA-%E9%9B%A3%E6%B0%91%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AB%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%AE%E5%85%89%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB20%E6%97%A5?videoId=363929535&videoChannel=201

 
尿発電が難民キャンプに新しい明かりを灯す
サイエンス&テクノロジー
英大学が尿から発電する方法を開発

「難民を助けようと思うなら、小便しよう」
車のバンパーに貼るステッカーの標語としては気が利いていないし、頭がいかれているようにも聞こえるが、これは真面目な話だ。これは、自然災害や飢饉、戦争を逃れた世界中の難民の生活を改善するかもしれない意義あるメッセージなのだ。

西イングランド大学は国際協力団体オックスファムと共同で、尿を利用する新技術を開発した。ブリストルの同大学に設置されたプロトタイプのトイレでは、尿を微生物燃料電池(MFC)に供給して発電をおこなう。

この研究の目標は、この技術を大規模化して、危険なエリアにある難民キャンプのトイレを明るく照らすことだ。そのために、同大学の学生やスタッフは、このデバイスの有効性を一日も早く立証しようとしている。

このトイレの研究リーダーであるイオアニス・イエロポラス教授は、「我々はすでにこの発電方法の原理確認に成功した」と語った。イエロポラス教授はブリストル・バイオエネルギー研究センターを率い、2013年にはもっと単純な積層MFCを用いて携帯電話を充電できることを示した。「オックスファムとの共同プロジェクトは、難民キャンプにとって大きな意義がある」と彼は言う。

発電の仕組みはこうだ。このトイレに設置された積層MFCには生きた微生物が入っている。微生物は尿で生育しているが、その生命活動の過程で電気が発生する。教授は「この仕組みを、(微生物と電気と)尿の三位一体、尿発電と呼んでいる」という。電力は、トイレの個室を明るくするために使われる。

「化石燃料を使わない上に、ふんだんに供給される排泄物を効率的に利用するので、このテクノロジーは利用すればするほど環境に優しい」と教授は述べている。人間は1年間に6.4兆リットルの尿を排出していると推算される。この発電方法は,確かにサステイナブルである。

西イングランド大学のプロトタイプのトイレは、学生組合のバーの近くに設置されている。実験を現実的なものにするために、トイレは難民センターでよく使われる設備そっくりに設計されている。そして、積層MFCを納めた装置はスクリーンを通して見ることができるので、ユーザーはこのデバイスの動作の仕組みが良く分かるようになっている。

オックスファムの水道衛生担当であるアンディ・バスタブルは、この新しい尿発電の技術を歓迎している。「オックスファムは、災害地域における衛生管理の専門家です。電気が届かないところで照明をおこなうのは,常に困難なことでした。この技術は大きな前進です」と彼は述べた。「難民キャンプの生活はただでさえ大変なのに、夜に暗闇で襲われる恐れすらあるのです。この技術の可能性はとても大きいのです」

さらにこの技術は安上がりだ。イエロポラス教授は言う。「微生物燃料電池は1個1ポンド(約180円)で製造できる。この実験のために作った小型ユニット程度のものなら、たった600ポンド(約10万8千円)くらいで設置できる。この技術は原理的に耐久性があることに加え、低コストは大きな利点だ」

f:id:onedog:20150316200652j:plain

f:id:onedog:20150316201214j:plain

 発電効率はどのくらいなのでしょうか?どのくらいの人が利用すれば、充分な明かりを灯すだけの発電ができるのでしょう?太陽電池など他の発電と比べて実用的なのでしょうか?少なくとも、電気が来ていないところでも、日照条件や気象条件によらないエネルギーとなるので、太陽発電や風力発電に対しても利点はありそうです。

 効率もさることながら、微生物が増えすぎても、減っても、まずいことになりそうです。システムとして上手く維持できるかどうかということも、実証実験では重要そうですね。

http://onedog.hatenablog.com/entry/2015/03/16/202942


 


尿から発電、スマホ充電に成功!英の大学研究チームなどが開発
 英ウェスト・イングランド大学の研究チームなどが人間の尿から発電する技術を開発し、携帯電話に充電することに成功した。有機物から発電する微生物燃料電池を用いた技術。炭素繊維の電極上で育てられたバクテリアが尿を分解し、その過程で発電する。研究チームはUSB端子が装備された「スマートトイレ」を、3年以内に実用化させたいとしている。

 数年後、トイレは用を足すためだけでなく、携帯電話の充電のために駆け込む場所になるかもしれない。

 研究チームは、尿から作り出した電気でスマートフォンを充電。「メール送信、ウェブページの閲覧、短い通話をすることに成功した」という。

 研究チームは、土壌や人間の体内にいる微生物が有機物を分解する際、副産物として微量の電荷を発生させることに注目。炭素繊維の電極上で微生物を培養し、その電極を尿が流れるシリンダー内に取り付けた。微生物は流れてくる尿を“食物”として分解。チームは生み出された電荷を蓄電器にためた。それぞれの電荷は微妙だが、このほど「スマートフォンを使用できるほどの電気が蓄積できた」という。

 ロイター電によると、研究に使った尿は、研究者たちが“提供”した。施設の男性トイレの入り口に「あなたのおしっこを電気に変えます!」の貼り紙を掲示。トイレ内に容器を置いて尿を集めた。研究者は「この成果にとても興奮している。“究極の廃棄物”が電気に変わるなんて、これ以上のエコはない」と話している。

 現在、尿は研究室に運ばれ、生み出された電気は自動車のバッテリーほどの大きさの「微生物燃料電池」に充電されている。研究チームは微生物燃料電池を持ち運べるほどの小型サイズにすることも目標にしている。

 研究チームは現在、米国と南アフリカのグループと共同で、発電の設備と、スマートフォンを充電するUSBケーブルが付いた「スマートトイレ」の開発を計画中。3年以内に実用化させたいとしている。

≪ユニークな発電≫
 ▼歩行 駅の改札口の床に特殊な装置を置き、乗客が上を歩く運動エネルギーで発電。JR東日本が試験中
 ▼振動 首都高速道路の桜橋で車が通過するときの振動を集めて電気に変換し、付近の照明などに使用
 ▼温度差 湯を沸かした鍋の上に電熱変換素子を仕込んだアルミ板を乗せ、その上に水の入った鍋を置くとアルミ板が電気を発生。ニュージーランドの高校生が実用化
[ 2013年8月14日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/08/14/kiji/K20130814006412840.html


 尿」で発電する電池を開発、英研究
2013年07月17日 09:30 発信地:ロンドン/英国
7月17日 AFP】人の「尿」の力を利用して携帯電話を充電し、メールを送信したりインターネットを閲覧したりするのに十分な電力を得ることができたという研究論文が16日、英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)発行の学術誌「フィジカルケミストリー・ケミカルフィジックス(Physical Chemistry Chemical Physics)」で発表された。

 英ブリストル大学(University of Bristol)とブリストル・ロボット工学研究所(Bristol Robotics Laboratory)の研究者らが発表した論文によると、バクテリアで尿を分解して発電する燃料電池の開発に成功したという。

 技術者のイオアニス・イエロプロス(Ioannis Ieropoulos)氏は「この燃料電池の優れた点は、風や太陽の不安定な性質に依存せず、まさに廃棄物を再利用してエネルギーを生成することだ」と述べ、「無限の供給が確実に見込める産物の1つが、われわれ自身の尿だ」と付け加えた。

 研究チームは、炭素繊維の電極上でバクテリアを培養し、電極をセラミックのシリンダー内に取り付けた。バクテリアは、シリンダーに通した尿に含まれる化学物質を分解して、微量の電荷を生成する。この電荷は、コンデンサーに蓄えられる。

 現在は自動車のバッテリーほどの大きさのこの電池が、さまざまな用途向けに開発されることをイエロプロス氏は期待している。「簡単に持ち歩けるくらいにすることが目標だ」と同氏は説明する。

「これまでのところ、われわれが開発した微生物燃料電池(MFC)では、携帯電話のテキストメッセージ(SMS)やウェブの閲覧、短時間の通話などを実行可能な量の電力が生成される」

「この設計概念は試験を行い、正しく機能している。今後は、バッテリーを完全に充電するためのMFCを開発できるように、プロセスの開発・改良を進めていく」とイエロプロス氏は述べている。研究チームはこの技術を利用して、最終的に家庭の電気機器に電力を供給できるようにすることを望んでいる。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/2956253?pid=11045973


理工学部 教授・道関隆国 研究室 尿発電(おしっこ発電)によるおむつ用尿漏れセンサーシステムを開発

 理工学部 電子情報デザイン学科教授・道関隆国研究室において、尿発電(おしっこ発電)によるおむつ用尿漏れセンサーシステム(おむつ用尿発電電池とワイヤレス尿漏れセンサー)を開発しました。

 センサーネットワークの応用分野の1つに介護があります。特に、病院等で行われている高齢者介護では、介護者が定期的に被介護者のおむつの状態を確認し、状態に応じておむつの取り替えを行っています。
 道関研究室では、介護者の不要な確認作業の負担を軽減でき、また被介護者の尿漏れによる不快感を軽減できるセンサーネットワークの研究を進め、2009年11月に尿発電によるワイヤレス尿漏れセンサーシステムを開発しました
参考:http://www.ritsumei.jp/press/detail25_j.html

 今回、道関研究室が開発した尿発電(おしっこ発電)のおむつ用尿漏れセンサーシステムでは、前回開発したセンサーシステムと比較し、尿発電電池がおむつに装着しやすい形状・大きさ(長さ約30cm、幅9mm)にすることに成功し、また尿発電電池と送信機の配線が不要なセンサーシステムを実現したことで、実用化に向けて大きく前進しています。
 あわせて、人工尿80 cc(赤ちゃんの1回の平均排尿量)をおむつに投入した場合に、5 m離れた受信機におむつのID付き尿漏れ情報を間欠的に送信し続けることについても成功しました。

 つきましては、本研究成果をお知らせいたします。

【本件に関わるお問い合わせ先】
  立命館大学総合理工学院理工学部教授 道関隆国 研究室
  研究室 HP:http://www.ritsumei.ac.jp/~douse/
  立命館大学リサーチオフィス(BKC) 
  TEL:077−561−2802
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/?news_id=9847&year=2011&publish=  

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コメント
 
01. 2015年4月22日 18:23:27 : UrVgLWIjBo
このもとアイディアはケニアの13歳少女が実物を作ったものです。

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