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2012.8.11

三菱、電気自動車"プジョー イオン"/"シトロエン Cゼロ"の出荷を停止
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51733279.html

(転載開始)

三菱自動車はPSAプジョー・シトロエングループとの提携により、2008年以降"Mitsubishi i-MiEV"をプジョーモデル"Peugeot iOn"とシトロエンモデル"Citroen C-Zero"としてOEM供給してきたが、その供給が停止されたことが明らかとなった。

その理由は極めて単純なもので、今年度の上半期EU圏内で、イオンが僅か935台、Cゼロが852台と、両車合わせて1,787台しか販売されなかったことに起因して、在庫がダブついているということのようだ。なお、このイオンとCゼロの当初の販売見込みは全販売期間中で100,000台ということであったが、マイクロカーのカテゴリーにありながら、約30,000ユーロ（約290万円）というプレミアムコンパクトカー並み価格であったことがネックとなり、思うような販売に繋がらなかった模様だ。

出荷が再開される可能性もあるようだが、構造的な問題が解決しなければ、同じ事の繰り返しとなることだろう。

(転載終了)

●フランス政府はルノーだけではなく、ライバルのプジョー・シトロエンからも公平に電気自動車を購入する意向を示していたが、価格の高さがネックとなって計画を中断しているようだ。日本でも三菱自工、日産自動車の電気自動車は価格の高さから販売不振になっているが、政府補助金を得ても新車購入に約300万円も必要なので、先立つものがないと購入したくても無理であろう。

ただ日本の場合、電気自動車の新車購入の補助金の受給条件として、軽自動車(三菱アイ・ミーブ)の場合だと4年間、登録車(日産リーフ)だと6年間、所有する義務がある。アイ・ミーブの4年間の所有義務が今年、ようやく期限切れになる。つまり、中古車として出てくる時期を迎えている。既に148万円で売りに出ていた。家庭の電気設備の改修費用を含めても、160万円くらいで何とかなりそうな時代が来ている。これにより、中古の電気自動車購入のチャンスが到来している。