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福島県で地熱発電計画と向き合う親子を取材しました
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投稿者 taked4700 日時 2012 年 10 月 24 日 18:16:49: 9XFNe/BiX575U
 

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00234051.html

福島県で地熱発電計画と向き合う親子を取材しました。

原発事故のあと、有力な再生可能エネルギーとして政府が推進している地熱発電。
メリットが強調される一方で、その問題点について不安が広がっています。
今、福島で地熱発電計画と向き合う親子を取材しました。

福島に持ち上がった、大規模な地熱発電計画。
そこに生きる、人々の戸惑い、そして不安とは。
磐梯朝日国立公園内に位置する福島市の高湯温泉。
青みがかった白いお湯を目当てに、全国から客が訪れている。
遠藤聖士(さとし)さん(25)は、原発事故の影響で予約のキャンセルが相次ぎ、実家の旅館が存続の危機に立つ中、覚悟を決めて北海道から戻った。
高湯温泉「吾妻屋」の遠藤聖史さんは「逆に、帰ってくるなと言われたんですよ。どうなるかわからない。ここから先、1年先、もしかしたらもう、3カ月もないかもしれないって、本気でもう、(親に)言われてしまって」と話した。
聖士さんの父・遠藤淳一さん(57)。
高湯温泉の顔役を務める一方、毎朝、源泉の手入れを欠かさない。
代々続く「湯守」としての役割を誇りにしてきた。
高湯温泉観光協会会長の遠藤淳一さんは「ここからは5軒の旅館が温泉を引いてます。どんどん、どんどん上から落ちてくるって感じで、それで毎分670リットルですか」と話した。
旅館存続の危機を救ったのは、やはり温泉の存在だった。
ようやく原発事故前の8割ほどまでに客足が戻ってきたが、今度は思わぬ事態が起きた。
低いCO2(二酸化炭素、2は下つき文字)排出量、風力や太陽光より格段に高い設備利用率、世界有数といわれる地熱資源の存在。
国は、調査費用だけで140億円の予算を組み(平成24年度予算)、地熱発電は、再生可能エネルギー戦略の柱となっている。
その建設候補地の1つが、磐梯朝日国立公園。
福島県内に3万kWの地熱発電を9基、トータル27万kW、国内最大規模となる計画案を、国の担当者が遠藤さんに説明したという。
一方、全国の温泉旅館から、気がかりな情報が遠藤淳一さんに寄せられていた。
淳一さんは「今まで出ていた温泉が、地熱開発によってストップしちゃうっていう部分。例えば、間欠泉なんかも止まったとかありますけれども、温泉も止まった事例もあります。大規模な地熱(発電)であれば、大気の汚染とか、土壌の汚染とか、地下水の汚染とか、そういう部分が非常に心配がありますし」と語った。
遠藤さんが例に挙げたのは、九州・えびの高原。
かつて、活発に温泉地特有の湯煙が上がっていたが、およそ6kmの場所に地熱発電所ができたあと、湯煙は消え、市営の露天風呂も枯渇して閉鎖された。
この現象について、国と事業者は「火山活動の衰退が原因」として、地熱発電との因果関係を否定している。
高湯温泉にほど近い、新野地温泉。
120度を超える蒸気が噴き上げるこの一帯も、地熱発電の有力な候補地といわれる。
新野地温泉「相模屋旅館」の相模龍明さんは「館内の暖房も全て温泉熱交換してますから。だから、この蒸気がなくなったら、うちは廃業かしら。原発のうえに、また地熱発電。勘弁してよって、本当に思います」と話した。
日本地熱学会の中心的存在である江原幸雄所長に、地熱発電と温泉の関係について尋ねた。
日本地熱学会前会長で、地熱情報研究所の江原幸雄所長は「『地熱貯留層』っていうんですが、それは大体1,000メートルから3,000メートルぐらいの範囲ですね。温泉は、ここで100メートル、非常に浅いところなんですね。基本的には、そういう地熱貯留層と、温泉のもとというのは、このキャップロック(不透水層)によって分離されているので、深部から熱水を取っても、直接に温泉への影響はないっていうことなんですね。もし、その地熱貯留層と温泉のもとになっている帯水層が、一定程度つながりがあるような場合、過剰な地熱発電をやると、やはり影響は出てくることはありますね」と語った。
ただし、温泉への影響を避けて地熱発電を行う技術はすでに確立されていると、江原所長はいう。
10月12日、福島県の地熱発電計画をめぐる会議で、国は、地熱発電所周辺で地震の発生や源泉の圧力上昇などの現象が起きていることを認めた。
ただし、因果関係は、調査中を理由に明言を避けている。
大学の音楽科でギターを専攻した聖士さん。
今、福島の観光を再生するには、温泉の存在が必要不可欠だと考えている。
聖史さんは「エゴだと言われるかもしれないですけど、自分たちのあるものは大切にしていきたい。ただ、この思いだと思うんですよ、父も。残していきたいと思ってるので、本当に」と話した。
また、淳一さんは「なんだかんだ言っても、地熱があるから、再生エネルギーとしてどんどん開発していいのかとなると、わたしはそうじゃないと思うんですね。50年後、100年後、次の世代に、やはりこの豊かな自然を残すってことも、大きな役目ではないかなと」と語った。
長年にわたって論争となっている地熱発電による温泉への影響。
現在も、この議論は続いている。  

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