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日本こそ、世界一の地熱発電先進国に!
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/829.html
投稿者 taked4700 日時 2012 年 12 月 08 日 08:14:02: 9XFNe/BiX575U
 

(回答先: オーストラリアの地熱、26,000年分の電力供給が可能 投稿者 taked4700 日時 2012 年 12 月 08 日 08:03:50)

表示されている写真はリンク元の記事にあったもの。実をいうと、これは山川発電所ではなく、山川にある砂風呂の写真。鹿児島の指宿は砂蒸し温泉の名所であり、市内各地に砂蒸し温泉がある。


**************
http://tabimag.com/blog/archives/1423

日本こそ、世界一の地熱発電先進国に!

2011 年 4 月 11 日 Miki


 原発事故の収束がまったく見えてこない。人間が何でもコントロールできると思っていた人たちの、浅はかな知識が、まるで根拠のない架空のものであったと認識させられた今回の事故。自然の力を舐めていたのだとしか、言いようがない…。

 流れは『脱原発』→『自然エネルギー』へと注目されつつある。ただ、何度も色々なところで言っているが、一見すべてが素晴らしいように思える自然エネルギーも今はまだ完全ではなく、様々な角度から見ると問題が山積している。導入には、熟考が必要だ。

 特に風力発電については、風車が回る音などが周囲の生態系に及ぼす影響が大きく、たとえ海洋に作ったとしても周囲に生息していたイルカなどの大型海洋生物がいなくなったり、魚の種類が激減するなど、漁業へのダメージも指摘されている。また、日本では落雷による破損が多く、いまだに赤字だという。

 太陽光発電は音も出ず、周囲への影響はほとんどないのだが、発電効率の悪さと耐久性に不安が残る。各家庭ごとの導入は大いに推奨したいところだが、大型発電所となるとどうか、、という感じだ。

 そこで、火山国であり、数多くの温泉が噴出している日本だからこその地熱発電にもっと力を入れてみてはどうか?と思う。日本では、現在でも自家発電を含め、18ヶ所で地熱を利用した発電をしているそうだ。

鹿児島・山川の地熱発電所
 発電効率からいえば、それほどのものではない…という人もいるかもしれないが、日本のあちらこちらで温泉が出るのだから、地域ごとであれば利用可能なのではないだろうか?現に、オーストラリアのような火山もなく、温泉もほとんど出ていないような国でも地熱発電を利用している地区があるのだから。

 地熱発電は、元々自然にあるもの、湧出している余剰の熱エネルギーを利用するのであるから、燃料は不要でCO2はほとんど出ないし、規模にもよるが、基本的に安定した発電量を得られるなど、環境にも優しく、ほぼいいことづくめなのだ。

 しかも、日本は地熱発電技術では世界トップを誇る。発電設備の世界シェア第1位は、富士電機システムズだそうだ。これだけ役者(? いや条件)が揃っているのに、力を入れないというのはいかがなものかと思ってしまう…。

 今だからこそ、地熱利用に再注目を!おそらく今考えられる、最もクリーンで効率的な発電方法だと思う。

 

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コメント
 
01. 2012年12月22日 07:06:54 : E4bT3Bpr2w

世界諸地域における開発予測地熱容量と既開発設備容量は、下表の通り。
 
 
 
      開発予測地熱容量 既開発設備容量 開発率
地域    A(MW)      B(MW):2009年  B/A(%)
---------- ---------------- -------------- ------
米国    23000      3168      13.8
フィリピン   6000      1970      32.8
インドネシア  27791       992      3.57
メキシコ    6000       958      16.0
イタリア    3267       842.5     25.8
ニュージーランド 3650       632      17.3
アイスランド   5800       575      9.9
日本    20540       535.26     2.61
---------- ---------------- -------------- ------
合計    96048      9672.76    10.1

[出典: 矢野雄策, 村岡洋文, 地熱発電の開発可能性, 地熱発電に関する研究会資料5, 2008.12.1, International Energy Agency, Geothermal Energy, 13th Annual Report 〜2009, 2011.4]
 
 
 
日本が世界第3位の地熱大国であり、開発の余地も十分に残されている事がわかる。

また、2011年4月に環境省が発表した「平成22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査」によると、地熱発電の賦存量は33.14GW、導入ポテンシャルは14.19GWであるが、今後、高温岩体発電(HDR: Hot dry rock geothermal power)の開発が進めば、発電量は飛躍的に伸びる可能性がある。

※賦存量: 種々の制約要因(土地の傾斜、法規制、土地利用、居住地からの距離等)を考慮せず、現在の技術水準で利用可能な熱水資源密度から推計したエネルギー資源量。

※導入ポテンシャル: エネルギーの採取・利用に関する種々の制約要因による設置の可否を考慮したエネルギー資源量。

※高温岩体発電: 天然の蒸気や熱水が存在しない場合に、地下の高温岩体を水圧で破砕して人工的に岩盤に割れ目を作り、冷水を注入して熱水とし、蒸気や熱水を得る仕組み。最近は、EGS(Enhanced geothermal systems)と呼ぶ。


02. 2012年12月27日 06:20:58 : FtAqUhrlFU
日本は世界第三位の地熱資源国で、地熱発電で余裕だ。
原発よりもはるかに安い。
しかしながら地熱発電を慎重に避けて通る理由は温泉利権者の反対が理由ではない。
お金が外国に一円も出ていかなくなるからだ。
日本が外国に支払っている発電用燃料の代金がすべて国内で回るようになると、
世界経済は破綻だろう。
世界一の地熱発電プラント製造国でもある我が国は大儲けだろうが、世界は
燃料を売るしか能のない国が大半だからね。

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