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都合のいい「皇国史観」を脱却し、「事実」に戻れ (柳原滋雄 FAN)-c
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投稿者 優也 日時 2010 年 11 月 21 日 17:01:22: .bPEetLQn0GpU
 

都合のいい「皇国史観」を脱却し、「事実」に戻れ « 柳原滋雄 FAN
http://yanagiharashigeofan.wordpress.com/2009/06/29/tsugou-yoi/

都合のいい「皇国史観」を脱却し、「事実」に戻れ
2009年6月29日

 明治期から戦中までの「皇国史観」により、わが国の歴史は美化され、“捏造”されてきた。その典型が天皇家と韓・朝鮮半島の古代からの古い結びつきであり、同地域を植民地化してきた近代日本において、それらの事実を明らかにすることはタブーにほかならなかった。戦後、そうしたタブーを自ら明確に打ち破ったのが昭和天皇の下記の発言である。それでも、マスコミなどで大きく取り上げられることはなかったようだ。こうした天皇家の認識をさらに踏み込んで発表したのが、現在の今上天皇であり、2002年の日韓ワールドカップ共催という意義深き年を翌年に控え、語った言葉が以下のものである。
 ここでは桓武天皇の母親が渡来人の子孫であった事実を明らかにし、そのことに「ゆかりを感じる」と述べた(いわゆる「ゆかり」発言)。それまで両国の学者にとっては常識的な事柄にすぎなかったが、一般の国民にこうした事実が広く知られていたわけではなく、波紋を呼んだ。だが、これは事実である。
 日本の天皇陵の調査を宮内庁が止めてきたのも、皇室と朝鮮半島との密接な結びつきが明らかになるのを避けるためとも見られてきた。要するに、東アジアの国々は古代から相互に関係しあった共通の歴史を歩んできた間柄であり、互いに離れることができない関係にある。
 結論として、日本の古代社会は渡来人なしには成り立たず、渡来人は日本人の祖先にほかならなかった。
 そうした渡来人がどの程度の規模で来日したかについては、関晃氏が昭和31年の時点ですでに明らかにしており、当時の支配層の「約3割」と結論している。8世紀末の人口がおよそ600万人と推定する説に従うと、そのうちの200万人が渡来人であったという考え方でよいと説明する学者もいる。
 現在、我が国では1〜2%の外国籍住民が存在するが、当時の比率はそれとは比べ物にならない。いまの感覚でいえば、国会議員・霞が関の役人の3割が、韓・朝鮮半島から来た渡来人だったということになろうか。
 両天皇の言葉に示されているように、韓・朝鮮半島と密接な関係史をもちながら、近代には「不幸な過去」があった。こうした過去を払拭し、両国間に健全な関係を構築することこそが、両国のあるべき姿であろう。
 それどころか逆に、戦前の「皇国史観」思想にマインド・コントロールされたままの者たちがわが国にも最近しばしば見られるのは、≪過去の正しい歴史≫を教えてこなかった日本の歪んだ文部行政(=教育行政)から生まれた必然的な現象にほかならない。

■昭和天皇の発言(1984年9月6日、韓国・全斗煥大統領訪日時の宮中晩餐会)

 顧みれば、貴国と我が国とは、一衣帯水の隣国であり、その間には、古くより様々の分野において密接な交流が行われて参りました。我が国は、貴国との交流によって多くのことを学びました。例えば、紀元6、7世紀の我が国の国家形成の時代には、多数の貴国人が渡来し、我が国人に対し、学問、文化、技術等を教えたという重要な事実があります。永い歴史にわたり、両国は、深い隣人関係にあったのであります。このような関係にもかかわらず、今世紀の一時期において、両国の間に不幸な過去が存したことは誠に遺憾であり、再び繰り返されてはならないと思います。(9月7日付、毎日新聞)

■現在の天皇の発言(2001年12月23日の68歳の誕生日に先立って行われた記者会見)

 日本と韓国との人々の間には、古くから深い交流があったことは、日本書紀などに詳しく記されています。韓国から移住した人々や招へいされた人々によって様々な文化や技術が伝えられました。宮内庁楽部の楽師の中には、当時の移住者の子孫で、代々楽師を務め、いまも折々に雅楽を演奏している人があります。
 こうした文化や技術が日本の人々の熱意と韓国の人々の友好的態度によって日本にもたらされたことは幸いなことだったと思います。日本のその後の発展に大きく寄与したことと思っています。
 私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が深く、このとき日本に五経博士が代々日本に招へいされるようになりました。また、武寧王の子、聖明王は、日本に仏教を伝えたことで知られております。
 しかし、残念なことに、韓国との交流は、このような交流ばかりではありませんでした。このことを、私どもは忘れてはならないと思います。(12月23日付、朝日新聞)
 

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