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野田総理の“朝起ち”の秘密 (AV監督 村西とおる）
2012.2.4
村西とおるブログ http://blog.muranishi-ch.com/new/news/blog.cgi
ファンのためなら何でもやれる、を標榜している稼業のタレントも
実際のところ「いかにファンのため」といっても
何でもやれるというワケではございません。
人気稼業の彼等にもプライドがあります。
人間としての「誇り」があるのでございます。
が一昨日「誇り」も「プライド」も捨てた見事なタレントを目撃しました。
いま日本で人気爆発中のチャン・グンソクさまでございます。
ご覧になった方も少なくないと存じますが
グンさまは「とんねるず」が司会をする番組に出演されて
「女性の対象は何歳ぐらいまでか」と訊かれ
「１７、１８歳ぐらいから６３、４歳ぐらいまで」
と真顔で答えられたのでございました。
テレビを見ていた日本全国のグンさまファンのオバさまは
お茶の間で感動の余り飛び上がられ
狂喜乱舞なされたのではないでしょうか。
そして「私の目に狂いはなかった」
と随喜の涙を流されたに違いありません。
グンさまは本物のプロでございました。
これがジャニーズのタレントであれば
オチャラケで３５歳ぐらいまでと言うのが精一杯でございましょう。
自分の生活と人気が何によって成り立っているのか、
の教育を全く受けていないから
ファンを傷つける言葉を平気で吐いてしまうのです。
一日でも早く売れッ子になって若くていい女をハメまくりたい、
そのことで頭が一杯なのでございます。
６３、４歳なんて死んでも嫌だ、のホンネが透けて見えています。
オバさまたちもバカではございません。
心はいつでも生娘のように
若くてハンサムな青年にときめいていたいと焦れていても、
見下しを受けたり馬鹿にされたりしてまでファンでいるほど
お人好しではございません。
韓流スターは違います。
東方神起のチャンミンはステージから
オバさまめがけてウインクをして見せてくれるのでございます。
腰を激しくグラインドさせながら投げキッス、
もプレゼントしてくれるのでございます。
オバさまは女も「夢精」をするのだということを
６０歳を過ぎて初めて知っております。
オバさまは夢の中でチャンミンにお姫さま抱っこをされて
ベットの上に運ばれ一晩中足腰が立たなくなるほどに愛されたのでございます。
し過ぎると「太陽が黄色く見える」ことも
夢の中でこれまた初めて経験しております。
目覚めればコップ一杯ほどの愛液が太股の付け根から流れ出て
シーツをビショビショに濡らしていたのを発見するのでございました。
韓流の戦略の見事さは
韓流タレントが日本に上陸する前に
ファンへの対応方法を徹底して教え込んでいるところにございます。
韓国には６０、７０過ぎのオバさまが黄色い声を上げて
孫のような若者にムシャぶりついてくる、という現象はございません。
ですからここのところの精神教育をしっかりやっておきませんと
ファンのオバさまを精神異常者と間違えて
ハリ倒したり足蹴にする、といったことになりかねません。
キチンとした教育のかいあって日本に上流してくる韓流タレントは
６０、７０のオバさまを優しく受け止めハグする時などは
固いモノをソットその「水オチ」
（足のツケネが丁度オバさまの水オチのあたりに当たりします）
に当てる「隠し技」を発揮してオバさまを腰砕けにしているのでございます。
グンさまのファンミーティングに行く時は必ず
「ブライダル・エステ」に行くことにしているオバさまがおります。
「ブライダル・エステ」とはご案内のように花嫁が結婚式前の二週間ほど
全身をキレイに磨くために通うエステのことでございます。
オバさまは何もグンさまと一夜を共にして、との野心にかられて
「ブライダル・エステ」に通われているのではございません。
オバさまの日本女性としての「たしなみ」からでございます。
大和撫子は好きな人に会いに行く時は
心も体もフレッシュでなければ気がすまないのでございます。
「ブライダル・エステ」は最低でも３０万円の費用が相場でございます。
がグンさまに会いに行くために礼儀正しく
「美しく」あることが出来るのなら３０万円なんてハシタ金でございます。
オバさまはグンさまのためなら
全財産を注ぎ込んでもかまわないぐらいに入れ込んでおります。
オバさまのお友達にもファンミーティングに行くために
事前に「ブライダル・エステ」に通うことにしている
という韓流ファンのお友達は少なくありません。
お洋服も新しく買い揃え、美容室にも行って
ついでにデパートで新しく買ったお洋服に合うネックレスも買う、
韓流ファンのオバさまたちの消費行動は桁ハズレに大きく
単にポスターやマグカップ、ウチワやタオルに止まることがありません。
６０歳７０歳のオバさまは金離れの良さはハンパじゃないのでございます。
ジャニーズはあれだけの数のタレントを揃えておきながら
対象を２０代前半までと絞っているのは明らかな戦略ミスでございます。
由に３０代以降６０、７０代の一番金遣いが「荒い」層を
全部韓流に持って行かれております。
ジャニーズのタレントたちの
ジャニーさんにカマを掘られてポッカリ開いた穴の向こうの未来は
そう明るいものとはならないのであります。
女性はすべからくある意味で「灰になるまで少女」でございます。
憧れの王子さまのことを夢みて、お気に入りのポスターやグッズに囲まれて
幾つになっても生きていきたいのでございます。
いま韓流ファンの若い娘たちは
１０年後２０年後も大好きだったスターを追い求め続けるでありましょう。
韓流ファンの主流であるオバさまの後に続く者たちが群れをなしています。
一大産業である「アイドルビジネス」が
これから先ジャニーズ事務所に変わって
韓流に席捲されていくことは間違いないのであります。
エンターティメントの社会的意義は
感動や興奮を人々に与えることでございますが
同時に、韓流に見られるように人々の消費意欲に
火を点け経済活動を活性化させる、という面も期待されております。
ＡＫＢ４８の経済効果は１０００億円を遥かに越える、といわれております。
右も左も閉塞状態となっている日本社会の現状の中で
アッパレなことでございます。
ＡＫＢ４８が特筆されるべきことは
「オタク」に「消費」の意欲の炎を燃えさせたことにございます。
「オタク」とは豊かな社会から産み落とされた「異端児」です。
今日喰べるものも飲む水もないアフリカなどの極貧の社会では
「オタク」は生まれません。
三食好きな物をテーブルの上にテンコ盛りされる日が
毎日続くと次第に食欲が無くなり拒食症に陥ってしまう、
それが「オタク」でございます。
オタクは何でも無条件に買い与えられる豊かさに馴れて
欲望が弛緩してしまい無気力となった「心の病い」でございます。
「オタク」を治すためにはその真ッ白となった心に
欲望の炎を赤く燈させることが一番重要でございます。
欲望にかられてアレが欲しい、アレをしたい、
と室から外に出て欲しいモノを手に入れようとして行動すること、
このことから「回復」の第一歩がはじまるのでございます。
ＡＫＢ４８の存在はそうした「オタク」の無気力な心に
欲望の火を点ける格好な存在となったのでございます。
ＡＫＢ４８は「会いたかった、会いたかったキミに〜」
と自分たちから「オタク」にエールを送ってくれました。
「プライドが高く傷つきやすい」心の「オタク」にとって
これほど力づけられることはありません。
「本当に俺でもいいのか知らん」と伏せていた顔を上げて
彼女たちのメッセージに耳を澄ましはじめたのでございます。
ＡＫＢ４８には４８人のそれぞれの色の女の娘がいます。
４８人もいれば自分にとってのストライクゾーンの女の娘は
一人や二人は必ずいるのでございます。
それも町内会のどこにでもいるような美しさのレベルであれば
なおのこと親近感が持てて引きつけられます。
並ハズレたスタイルや容姿の少女時代やＫＡＲＡは
どう考えたって雲の上の人に見えて自分は相手にされそうもない、
と最初からサジを投げて尻込みをしてしまうのでございます。
ＡＫＢ４８のオカメ顔の〇〇ちゃんやダンゴ鼻の××ちゃんなら
何とか互角に渡り合えるかも知れない、
との微かな望みを持つことができるのでございます。
ＡＫＢ４８は「あなたの力で私をスターにして欲しい」
と才能や可愛いらしさ以上にファン一人、一人の応援する力で
人気者になることをコンセプトにしているグループです。
自分が頑張って応援すれば
平均点以下の容姿や能力の持主でもスターの座に就かせることができる、
と俄然やる気が出て力が入るのでございます。
「オタク」に「やる気」が見えてきたら
全快するまでそう時間はかからない、といいます。
がそれでも一般的「オタク」のケースでは三年は最低でも時間がかかる、
というのが治療にたずさわる医師達の見解でございます。
「オタク」はその病いの軽い響きとは反対に事実は厄介な病気でございます。
深刻な段階の「オタク」では
全快するまで１０年を要するのも珍しくない、といいます。
「オタク」がそれ以前の健康な心を取り戻すためには
「欲」を持つことから第一歩が始まる、と先に申し上げましたが、
それを経済的に支える家族の苦労は並大抵のものではございません。
何せ病いにかかった「オタク」本人が「欲しい」というモノを
全部買って上げる経済的負担を負わなければならないのでございます。
カウンセリングを担当する医師が最初に両親に訊くのは
家庭の「お金」の事情でございます。
どれほど家に蓄えと資産があるかを訊いて
治療のスケジュールを立てるのでございます。
医師の概ねのアドバイスは
「オタクは欲しいモノが手に入らなくなると、
また引きこもってしまいます。
オタクが欲しい、というモノは
無制限に決して駄目出しをすることなく買い与えること、です。
かといっても車や家を買って欲しい、
などというオタクはいませんから安心して下さい。
オタクが欲しがるのは
身近なゲームとか、マンガとか、好きなタレントのグッズとか、
そうした金銭的に余り高額でない類いのものです。
しかしチリも積もれば山となる、の例えのように
欲しいというものをいつまでも黙って買い与えていたら
莫大なお金が必要となります。
十年二十年の長い長期戦で与えるのではなく、
三年からせいぜい五年を目途にオタクから脱出させる、
ということを目標にオタクと取り組むことが望まれます。
その最も理想的なものの一つはＡＫＢ４８のファンになることです。
ファンになると握手会やコンサートといった催しが
頻繁に開かれていて彼女たちに会う機会があります。
大好きな彼女たちに直接会えれば元気が出てききます。
彼女たちは誰にでも平等に見下したりしないで笑顔で接してくれます。
ＡＫＢ４８のメンバーたちとハイタッチをしているうちに、
達成感に満たされ俺もヒョットしたらヤレるかも知れない、
という自信が生まれてくるのです。
またＡＫＢ４８の握手会やコンサートに行くと、
自分と同じようなオタクがいることを知り
「一人じゃないんだ」と勇気が湧いてきます。
オタク同士が交流することによって失われていた人間関係が生まれます。
オタクの友達がコンビニでアルバイトをしている、ことを知って
自分もコンビニでアルバイトをしてみようか、という気になったりします。
そうして自分が働いて得たお金で大好きなモノを手に入れ
これまでに無い充足感を味わうことで労働意欲が促進され
社会との関わりをより深めていくことになるのです」
といったものです。
ＡＫＢ４８は５０万人ともいわれる日本の
「ひきこもりオタク男子」の救世主でございます。
先ごろ異性との交際が発覚して
二人のメンバーが脱退することを表明しました。
年頃の女の娘を恋愛したぐらいで脱退に追い込むなんて
女工哀史か、との批判がございましたが
手前どもから言わせれば当然のことでございます。
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