4月7日7時56分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100407-00000043-san-bus_all

　日本原子力産業協会（ＪＡＩＦ）は６日、ベトナム・ハノイに連絡事務所を開設したと発表した。同国の原子力発電所プロジェクトで日系企業の受注を支援するのがねらい。当面は１人を配置。ベトナム政府がどのような技術やサービスを求めているのか情報収集し、日本の技術に関する情報発信も行う。

　ベトナムでは、２期に分けて計４基の原発を建設する計画で、１期分は軍事協力などを背景にロシアが受注を確実にしたとされる。２期では日本とフランスが有力視されている。

　今後、受注競争が本格化すると見込まれる中、関係者の間では「ベトナム政府のニーズを把握することが重要」との指摘が強い。

　受注にはメーカー、電力会社など民間と日本政府が一体となったオールジャパンで臨む必要があるともいわれており、チーム編成のためにもベトナム政府のニーズの把握は鍵となる。 　

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