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若い男性の痛風 9割に遺伝子変異 リスク22倍、防衛医大など解明
http://www.asyura2.com/09/gm15/msg/214.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 6 月 24 日 03:26:23: Mo7ApAlflbQ6s
 


若い男性の痛風 9割に遺伝子変異 リスク22倍、防衛医大など解明

 防衛医科大学校の松尾洋孝講師らの研究グループは、若い男性痛風患者の9割に特定の遺伝子変異があることを突き止めた。変異があると痛風の発症リスクが約22倍高くなるという。血液検査で痛風リスクを把握し、予防につなげていくことが大事とみている。

 東京薬科大、東京大との共同研究成果。18日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に掲載された。

 研究グループは大阪と東京の病院で男性痛風患者705人を対象に遺伝子変異を調べた。10代、20代で痛風を発症した患者の9割に変異があった。この遺伝子変異はどの年代でも痛風の発症リスクを高める。若いほど発症リスクが高くなる傾向があるという。

[日経新聞6月19日夕刊P.14]

 

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01. 2013年7月12日 16:56:10 : niiL5nr8dQ
JBpress>海外>The Economist [The Economist]
幹細胞治療:鎖を解かれたプロメテウス
2013年07月12日(Fri) The Economist
(英エコノミスト誌 2013年7月6日号)

研究者たちは、臓器の再生という古くからの夢をまだ実現していないが、徐々に実現に近づいている。

 ゼウスによって岩に縛り付けられた巨神プロメテウスは、毎日ハゲタカに肝臓をついばまれるという責め苦に耐えながら、結局、毎晩臓器が再生された。この光景に比べると、7月初めにネイチャー誌のウェブサイトに掲載された動画は、全く面白味のないものに見える。動画はピンク色の点の一群が濃い色の中央の塊に凝縮されていく様子を映し出している。

 だが実際には、とてつもなく大きなことが起きている。ピンク色の点は幹細胞で、この動画は、いずれ肝臓のように見え、肝臓のような機能を果たし得る肝芽の成長過程を示している。動画を制作した横浜市立大学の武部貴則氏と谷口英樹氏は、機能的なヒト肝臓組織を作り出したのだ。

 研究者たちは長年、幹細胞を使い、損傷した組織を修復したり、置き換えたりすることができるのではないかと夢見てきた。再生医療と呼ばれる野心的な目標だ。特に、胚性幹細胞(ES細胞)は「多能性」を備えている。つまり、どんな種類の細胞にもなれるということだ。

 そして今は、胚由来ではない細胞に多能性を持たせることが可能になっており、このため細胞の取得に付きまとっていた倫理的な地雷原を回避することができる。

 京都大学の山中伸弥教授は昨年、誘導多能性の発明でノーベル賞を受賞した。山中教授は、4種類のたんぱく質を使って成熟した細胞を多能性を持つ状態に初期化できる方法を示した。山中教授の人工多能性幹(iPS)細胞は、胎芽細胞の倫理的問題をクリアするほか、少なくとも理論的には、治療法を患者自身の体から作ることを可能にする。

 iPS細胞は、患者自身の遺伝子構造を持ち、それゆえ患者の免疫システムの注意を引くこともない。このような治療法を実現することは、とてつもなく難しかった。だが、ネイチャーに掲載された武部博士の論文は、プロメテウスの夢がゆっくりと現実になりつつあることを示すいくつかの兆候の1つだ。

日本勢がリードするiPS技術

 多能性細胞の臨床試験は、もとをたどれば胚由来の細胞だけが利用可能だった時代にさかのぼるとはいえ、既に行われている。

 アドバンスド・セル・テクノロジー(ACT)という米国企業は、多能性細胞を使って失明の原因となる黄斑変性を治療している。ACTは昨年、2人の患者で有望な結果を報告しており、同社のギャリー・レイビン会長は、試験は続いていると話している。

 しかし、この特定のアプローチがうまくいったとしても、iPS技術に追い越される可能性が高い。驚くまでもなく、この分野では日本人が先頭に立っている。日本の厚生労働省は近く、同じく黄斑変性のためにiPS細胞の最初の臨床試験を承認すると見られている。

 だが、ACTも引けを取らない。ACTは、iPS細胞から作られた血小板(凝血に関与する血球断片)の試験を開始したいと考えている。そして他の企業も、パーキンソン病から緑内障、多発性硬化症に至るまで、あらゆる病気を治療したいと思っている。

 学界も、どんどん先に進んでいる。研究者たちは山中博士の研究に触発され、多能性への近道を見つけようとしている。例えば、スタンフォード大学のマリウス・ワーニッグ氏は、3種類のたんぱく質を使い、結合組織細胞を神経細胞に変える方法を見いだした。一方、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のディーパク・スリヴァスタヴァ氏は、結合組織を心臓細胞に変える方法を解明した。

 単純な細胞培養を超える研究もある。神戸の理化学研究所の笹井芳樹氏は2011年、マウスのES細胞を少数の適切な増殖因子と混ぜ合わせた時に、短期間で神経前駆細胞から成る立体的な細胞塊を形成することを示した。その後この細胞塊は、目の後部に似た組織に変化するという。笹井博士は昨年、ヒト細胞でこの実験を繰り返した。

何もないところから複雑な臓器を作る

 研究者の夢は、何もないところから複雑な臓器を作ることだ。この点を念頭に置いて、ノースカロライナ州のウェイクフォレスト大学の研究者たちは、3D(3次元)プリンターを使って、未熟な腎臓細胞を使った人工腎臓を作り出した。だが、こうした臓器が人体の一部として機能するためには、酸素と栄養素を運ぶ血管が必要になる。

 そうする方法は、逆説的だが、科学者があまり手を加えないことかもしれない。研究室で臓器全体を作り出す代わりに、笹井博士が網膜前駆組織で行ったように、科学者が未発達の形の細胞を作り出し、残りの作業を体に任せることかもしれない。

 これは、武部博士が肝芽でやったことだ。武部氏は、いくつかのiPS細胞を肝内胚葉細胞になるよう誘導した(内胚葉は最も若い胎芽を構成する3つの細胞層の1つで、この層から肝臓が成長する)。

 それから博士は、また別の2種類の細胞と一緒に肝内胚葉細胞を培養した。血管内壁を組成する臍帯由来の内皮細胞と、多能性細胞ほど多くはないが、数種類の細胞に分化できる骨髄由来の間葉系幹細胞だ。

 間葉系幹細胞なしの培養では、細胞塊を形成することができなかった。一方、内皮細胞なしの培養では、血管組織網を作り出すことができなかった。だが、一緒に培養すると、追加的な刺激がほとんどなくても、3種類の細胞が2日以内に肝芽(肝臓の「原基」)を形成した。

 この原基は6日間で、肝臓の初期マーカーであることが知られている遺伝子を発現した。そして、武部博士がこれらの原基を、拒絶反応を避けるために免疫システムを不全にしたマウスの脳に移植すると(博士が脳を選んだのは、何が起きているのか見られるよう、小さな透明プレートに頭蓋を置くのが容易だからだ)、2日程度でこの原基がマウスの血液系とつながるのを確認した。

再生医療が約束を果たす日

 2カ月後には、原基は肝臓のように見えただけでなく、肝臓のような機能を果たし、肝臓特有のたんぱく質を作り出した。さらに、武部博士が、まずマウスの本当の肝臓を働かないようにしてから、これを宿主のマウスの腹腔に移植すると、移植を受けていない動物であれば死んでいた頃になっても、往々にしてマウスを生かし続けた。

 この研究を生かし、古い肝臓が機能しなくなった人たちのために新しい肝臓を育てる方法に発展させるには時間がかかるだろう。だが、これは大きな前進だ。長年の期待の末に、再生医療はその約束を果たすところに近づいているのかもしれない。


02. 2013年7月18日 15:53:14 : niiL5nr8dQ
ダウン症iPS、修正成功=余分な染色体の働き止める―将来は治療応用も・米大学
時事通信 7月18日(木)2時5分配信
 ダウン症候群の患者の細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、特殊な遺伝子を使って通常より1本多い染色体の働きをほぼ止めることに、米マサチューセッツ大医学部のジャンヌ・ローレンス教授らが成功した。17日付の英科学誌ネイチャー電子版に論文を発表した。
 この遺伝子は女性に2本あるX性染色体のうち、片方の働きを止めている「XIST」遺伝子。
 ダウン症は21番染色体が通常の2本でなく、3本あることが原因で起きる。知的発達の遅れや心臓疾患などの症状や程度はさまざまで、21番染色体にあるどの遺伝子の働きが多いことが原因なのか、詳しい仕組みの解明が進んでいない。
 しかし、この技術を応用すれば、同じ患者の細胞で21番染色体の働きを制御して影響を調べられるため、症状と原因遺伝子の関係の解明が進むと期待される。
 これまで一つの遺伝子の異常が原因で起きる病気には、遺伝子治療が試みられてきた。ローレンス教授は「長期的にはダウン症患者の『染色体治療』ができる可能性がある」と説明している。同教授らは今後、ダウン症のモデルマウスを使って、染色体治療ができるか取り組む方針。 

【関連記事】
〔用語解説〕「iPS細胞」
iPS臨床計画を承認=月内にも正式決定−目の難病で・厚労省
ヒトで「心筋」直接作製=心臓の別種細胞に遺伝子導入−梗塞など治療応用期待・慶大
〔写真特集〕iPS細胞 山中伸弥京大教授
〔写真特集〕「iPS移植」問題 森口尚史氏
最終更新:7月18日(木)12時58分時事通信


03. 2013年8月30日 11:17:48 : niiL5nr8dQ
2013年 8月 30日 10:33 JST
マウスの寿命、単一の遺伝子操作で20%延長

By RON WINSLOW
 米国立衛生研究所(NIH)の研究チームは、単一の遺伝子を操作することで、マウスの平均寿命を約20%延長させることに成功したと発表した。これをヒトに置き換えると、寿命が約15年延びる計算だ。

 これに加え、遺伝子が操作されたマウスでは、年齢を重ねても、記憶、認知、その他の重要な機能が、通常の遺伝子を持つマウスのコントロールグループ(対照群)より良い状態で保たれていることが分かった。

 科学誌セル・リポーツに29日掲載されたこの実験結果は、mTOR(エムトール)と呼ばれるこの遺伝子が老化プロセスを調節する主要な役割を担っているという主張を強固にするものだ。研究チームは、マウスでの研究結果を常にヒトに当てはめられるとは限らないものの、このmTOR(エムトール)遺伝子を標的にした薬品を製造して投与すれば、将来、ヒトの寿命を伸ばす戦略の少なくとも一助となるかもしれないと指摘した。

 カリフォルニア州ノバートにあるバック加齢研究所のブライアン・ケネディ所長は、「人々は何千年にもわたって老化防止を考え続けてきた」、「少なくともマウスでは、今やそれが可能になった」と述べた。同所長は今回の研究に関与していない。

 研究者によると、mTOR遺伝子の細胞の代謝やエネルギーバランスに関する役割はすでに明らかになっている。また、カロリー摂取量の寿命への影響にも関わっている可能性がある。

 今回の実験結果をヒトに応用する上で大きな課題がある。その一つは、ヒトのmTORの働きを抑止した場合、望ましくない問題を引き起こすことなしに、マウスと同じ寿命延長効果が得られるかどうかだ。

 研究チームによると、実験で遺伝子を操作されたマウスは、通常のマウスより骨が柔らかく、感染症発症の確率が高かった。恐らく免疫機能の低下から来ているという。このほか、白内障のリスクが上昇していた可能性もあるという。

 しかし科学者は、寿命を延ばすことが究極的には恐らく病気予防法にもなり得ると予想している。NIH心肺血液研究所分子生物学実験室の責任者で今回の論文のまとめ役を務めたトレン・フィンケル博士は、「加齢メカニズムの進行速度を落とせれば、アルツハイマー病、心血管疾患、それにがんを発症する速度も落とせるかもしれない」と話した。

 フィンケル博士らの研究チームは、mTORの水準が通常のマウスの25%しかないマウスを作製した。mTOR欠乏マウスの平均寿命は雄が28カ月、雌が31.5カ月で、通常のマウスの寿命(雄22.9カ月、雌26.5カ月)より約20%長かった。


04. 2013年9月07日 16:29:31 : niiL5nr8dQ
性別決定に新たな遺伝子…京大、理化学研が確認
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 哺乳類の性別は「X」と「Y」という二つの性染色体の組み合わせによって決まるが、これら以外の染色体にも、性別の決定に欠かせない遺伝子があることを確認したと、京都大や理化学研究所などの研究チームが発表した。

 6日の米科学誌サイエンスに論文が掲載された。

 動物の性別が決まる仕組みは多種多様で、魚類では成長に伴って性転換する種類もある。これに対し、哺乳類の性別は厳密であり、受精の段階で細胞核にXとYの染色体が1本ずつあれば雄に、X染色体2本だと雌になる。

 ところが立花誠・京大准教授らは、発生過程のマウスの実験で、XでもYでもない第6染色体にある遺伝子「Jmjd1a」を働かないようにすると、Y染色体を持っていても約6割が雌になり、子どもも産むことを確認した。この遺伝子は人でもX、Y以外の第2染色体にある。

 性別を決める遺伝子としては、Y染色体にある「SRY」が知られており、雄の生殖器官を形成するよう指令を出す。

 今回の研究では、Jmjd1aが、SRYに活動を始めるように促しており、雄になるのに欠かせない遺伝子であることがわかったとしている。

(2013年9月6日18時36分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20130906-OYT9I00724.htm


05. 2013年9月18日 02:16:17 : niiL5nr8dQ
【第165回】 2013年9月18日 井手ゆきえ [医学ライター],-週刊ダイヤモンド編集部-
良い幸福、悪い幸福!?
幸せの質でゲノムに変異
 幸福を感じているときは心身共に健康──だが、幸せの「質」の違いが遺伝子レベルで免疫系に影響するらしい。米科学アカデミーの機関誌に掲載された調査研究から。

 同研究は、長年ヒトの感情とゲノムとの関連を調べてきた米ノースカロライナ大学の研究者らによるもの。80人(35〜64歳)の男女に協力してもらい、専門の質問表で「hedonic(自己の欲に基づく快楽的幸福)」と「eudaimonic(より深い認知や人生の意味と関わる幸福)」を感じている度合いを査定。回答後、被験者の身体検査と生活習慣、既往歴などを調べ、血液を採取した。

 ちなみに質問表は「最近、幸せや満足感を感じていますか」「人生に目的や意味を見いだしていますか」「社会へ何らかの貢献を行っていますか」などが並び、回答者は「全くない」「時々は」など頻度を答える形式になっている。

 次に被験者の血液サンプルから、ゲノムの発現状況を確認し「幸福プロファイル」との関連を調べた。その結果、「意味のある幸福」を感じている人は、免疫系において細菌や異物を殺傷する炎症反応関連の遺伝子量が減少。その一方で抗ウイルス反応に関連する遺伝子量が増加していることが判明した。

 一方、「快楽的幸福」が優位な場合は逆の遺伝子発現を示した。細菌感染の脅威が桁違いだった時代なら、「炎症反応優位」の遺伝子発現は有益だったろう。しかし今や、慢性的な炎症は動脈硬化やアルツハイマー病を引き起こすことが知られている。欲求の赴くまま快楽を追求すると、ゲノムレベルで病を引き寄せてしまうのだ。

 同グループのこれまでの研究からは、ストレスや脅威などネガティブな心理状況に長期間曝されても「炎症反応優位」な遺伝子発現が生じることがわかっている。おそらく、恐怖や快楽など原始的な生存欲求に基づく感情は、個体をダイレクトに守るゲノム変異につながりやすいのだろう。

 ならば「意味のある幸福」は現代人の何を守るためにゲノムに変異を起こすのだろうか。個人の健康? 共同社会? 秋の夜長に考えるには最適なテーマである。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)


06. 2013年9月18日 02:25:21 : niiL5nr8dQ
【第28回】 2013年9月18日 渡部 幹 [モナッシュ大学マレーシア校 スクールオブビジネス ニューロビジネス分野 准教授]
ルパン三世はなぜ峰不二子に騙され続けるのか?
美人との商談で理性を失うビジネスマンの大脳生理学
――処方箋㉘ ニューロビジネスを知れば経営の本質がわかる!
新しい研究分野・ニューロビジネス
筆者が注目するミクログリア細胞とは

 筆者は、8月よりマレーシアのモナッシュ大学のビジネススクールに赴任している。筆者がこの大学に移った一番の理由は、そこで始められた新しい分野――ニューロビジネス――に魅力を感じたからだ。

 ニューロビジネスとは、大脳生理学的な研究手法を使ってビジネスに関するトピックを研究する学問分野だが、まだ始まったばかりで体系的に学べる分野として確立されてはいない。

 しかし、だからこそ多くの可能性を持つ分野であり、これからどんどん新しいことがわかってくるだろう。

 筆者がここに採用されたのは、最近の筆者の研究がニューロビジネス分野に近いものだからだ。

 筆者はここ数年、脳のミクログリア細胞が経済行動に及ぼす影響について、九州大学の精神医学者・加藤隆弘と共に研究を進めている。現在のところ、脳科学の研究のほとんどは、ニューロン(神経細胞)とシナプス(神経細胞間に形成される、神経活動に関わる接合部位とその構造)を研究対象としている。

 しかし、脳の中の細胞には他にもグリア細胞と呼ばれるものがあり、筆者が注目しているミクログリア細胞はその中の1つだ。

 脳内唯一の免疫細胞であるミクログリアの特徴は、脳の中を自由に移動できることだ。そして遺伝子解析により、我々がまだ単細胞だった頃に外から神経系に入り込んだ「部外者」であることがわかっている。

 ミクログリア細胞の機能については、まだ全てがわかっているわけではない。だが、これまでわかっている中で最も有名な機能は、「神経細胞のお医者さん」という役割である。

 損傷したニューロンを修復したり、あるいは破壊してしまうという役割が知られている。また見張り役として、ニューロンの不具合をチェックしていることもわかっている。

 ミクログリアの機能が少しずつ明らかになってくるにつれて、その重要さもまた認識されてきた。『サイエンス』や『ネイチャー』といった科学雑誌が、ここ1、2年で特集を組むようになってきた。

不安を誘発する神経伝達物質を分泌?
ミクログリア細胞が持つ「別の側面」

 そして最近の研究では、ミクログリアにはさらに「別の機能」があることがわかってきた。筆者の研究は、この別の機能についてである。

 ミクログリア細胞は、外界からの刺激に応じて活性化することがわかっている。詳しいことは省くが、ある種の活性化が起こると、不安やパニックを誘発する神経伝達物質を分泌することがわかってきた。

 人が度々過度の不安に襲われたりパニックを起こすと、当然ながら正常な日常生活は送れなくなる。ある精神医学者は、統合失調症の末に自殺してしまった患者の自殺直後の脳を調べてみたところ、ミクログリアが異常に活性化していたことを発見した。

 さらに、特に活性していた部位は、人間の社会的意思決定に関する場所だったことがわかった。社会的意思決定とは、対人関係での判断や経済的な決定である。

 それらを行う際には、前頭葉のある特定部位のいくつかが活性化することがfMRI(MRIを利用して、ヒトおよび動物の脳や脊髄の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法)などを用いた研究でわかっている。それらと同じ部位が活性化していたことが、この研究でわかった。

 人間のみならず、動物実験でも、ミクログリア活性がパニックや極度の不安を引き起こすことがわかっている。

 簡単にいえば、ミクログリアの活性は人間をネガティブな方向に感情的にしてしまう、ということになる。

 もちろん、この活性化は必ずしも悪いことではない。適度なミクログリアの活性は、よい意味での緊張感をもたらしたり、細心の注意を払って警戒するなど、生きるために必要でもある。

 しかし、この活性システムが過敏になると、社会的に不適応な症状が現れ、精神疾患につながる可能性も出てくるのだ。

 まだ確固たる研究結果があるわけではないが、筆者はビジネスで普段の実力が人前で発揮できなくなる症状や、ちょっとした失敗でうつ症状が出てしまう人、また失敗が怖くてチャレンジできない人などの、少なくとも一部はこのミクログリアの過敏活性が原因ではないかと考えている。

ミクログリアの活性を抑えれば
より理性的な意思決定ができる

 そこで考えられるのは、ミクログリアの活性を抑えることができれば、より理性的な意思決定ができるはずということだ。

 実は、1989年にある生理学者がその薬をすでに発見していた。それはミノサイクリンという抗生物質だ。。

 ミノサイクリンは、日本を含む世界数十ヵ国で、30年以上採用されている抗生物質で、炎症を抑える働きを持っている。歯医者での治療後の炎症止め、風邪、にきびの治療などに使われ、医者にとってはかなりありふれた部類の薬である。

 この研究で、ミノサイクリンがミクログリアの活性を抑制することがわかったが、人間に実際に投与するとどうなるかはわかっていなかった。しかしその後、臨床医師が統合失調症やうつ病患者にミノサイクリンを投与すると、症状が改善されたという報告が出てきた。

 これらの研究は、分子薬理学や動物実験、精神疾患患者を対象としたもので、いわゆる一般の日常生活を送っている人々のデータではない。そこで筆者たちは、一般の人々にミノサイクリンを投与して、社会的意思決定を行う実験を行った。

 ここで使った「社会的意思決定」は、信頼ゲームと呼ばれる経済的投資の意思決定である。見知らぬ他者に対して、お金をいくら投資するか決定する実験だ。投資されたお金は、何倍かになって(つまり多くの利益を生んで)相手に渡る。

 相手はその後、その利益を独り占めにするか、投資してくれた相手と山分けにするかを選択する。相手が山分けにすると「信頼」できれば、できるだけ多く投資するほうが得になるゲームである。

 この実験では、投資する側にのみ注目して、ミノサイクリンを投与した人々と、何の効果もない偽薬を投与した人々の投資行動を比較してみた。

 そうすると、投資額自体はあまり変わらなかったものの、ミノサイクリン群の人々は、「相手が信頼できるかどうか」を重視して行動を決定していたのに対し、偽薬群の人々はもっと別の様々な理由で投資していたことがわかった。

信頼できるか相手かどうかよりも
女性としての魅力が商談を決める?

 このことを詳しく見るために、その後男性被験者のみを使い、相手を女性として、その女性の顔写真を見て投資行動を決定させる実験をやってみた。

 この意思決定の課題は、「相手が信頼できるかどうか」ということだけが重要となる課題である。したがって、相手が投資に値する信頼できる人かどうかが重要になるはずだ。

 しかしこの実験では、偽薬群の人々は相手が美人であるほど投資額が多くなっていった。明らかに、女性としての魅力が意思決定を左右している。それに対し、ミノサイクリン群は女性の魅力に惑わされることはなく、人間として信頼できるかどうかだけで判断できるようになっていた。

 つまり、ミノサイクリン群のほうが、感情に惑わされず「理性的」な判断をするようになっていたのだ。このことは、ミクログリアの活性を抑えることで、余計な感情に惑わされる適切な意思決定ができることを意味しているだろう。

 そして、この実験から、いわゆる「ハニートラップ」に引っかかるのは、ミノサイクリンの活性による理性の喪失が、少なくとも原因の一部ではないかと考えることができる。

 ちなみに別の研究によると、相手の魅力に惑わされるのは、男性が女性に投資する場合だけに限られるという。同性同士や、女性が男性に投資する場合には、相手の身体的魅力は関係ない。

 したがって、商談相手が男性ならば、商談に美人社員を連れて行くだけで、有利に事が運べる可能性があるということだ。あるいは、セクハラが後を絶たないのは、男性はビジネス面でも常に「下心」があるということでもある。

かっこいいルパン三世が
峰不二子に翻弄され続ける理由

 アニメーションの『ルパン三世』で、ルパンは峰不二子の魅力にメロメロになったあげく、儲けを持っていかれる場面がよく出てくる。それがコミカルに思えるのは、私たちは無意識に男性のそのような「公私混同」を理解しているからであり、それがあってもヒーローとしての強さとかっこよさを見せるルパンに、男性としての本音と理想を投影しているからだと、筆者は考えている。

 ミノサイクリン自体は、ありふれた薬ながらまだ処方箋が必要だ。したがって商談の前にミノサイクリンを飲んでいく、などということはできない。しかし、異性の魅力に限らず、何かしら感情的にさせる刺激のあるような場面で、安易に商談を進めたり契約したりしないほうがいいことは明らかだ。

 また、ミクログリア活性の敏感さには個人差があるので、複数で商談に望むのもいいだろう。誰かが「その場の雰囲気に流される」のを防ぐ効果があるはずだ。ルパンを諭す次元や五右衛門のような役割が必要なのだ。

 筆者らが行った研究では、健常者は自分のミクログリアが活性化していても、それが抑えられていても、あまり自覚はなく、性格や価値観などが変わることもない。つまり、主観的には、いつも通り普通なのだ。だからこそ、本当は異性の魅力に惑わされているにもかかわらず、そのことを自覚的できないことが多い。

 したがって、現時点では、男性ビジネスマンは、自分たちには無意識にこのような傾向があることを「自覚」し、「自重」する必要がある。

 ミクログリアが人間の行動に及ぼす影響についての研究はまだ始まったばかりで、謎のほうが多い。ビジネスに直接役立つ研究が出てくるには、もう少し時間がかかるだろう。

 しかし、こういった基礎研究の積み重ねは、将来的には経営学の背骨として、様々な応用につながっていくと考えている。

*本日の記事のもととなった論文は以下のとおり

http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0040461

http://www.nature.com/srep/2013/130418/srep01685/full/srep01685.html


07. 2013年10月02日 01:20:47 : niiL5nr8dQ
1万円の遺伝子解析で分かる衝撃の事実

ガンや糖尿病のリスクから、ネアンデルタール人の割合まで…

2013年10月1日(火)  山崎 良兵

日経ビジネス9月30日号の特集「日米最新事例 ビッグデータ 本当の破壊力」では、最新のデータの活用事例を紹介したうえで、「プライバシーに関わる情報の保護」と「社会全般の利便性向上」のバランスをどう取るのかという課題に焦点を当てた。このコラムではそれに連動し、誌面には収めきれなかった視点や事例を紹介していく。
 「ヒトゲノム」という言葉をご存じだろうか。ヒトは人間で、ゲノムは全遺伝情報の意味。人間の詳細な“設計図”がヒトゲノムである。

 ヒトゲノムの解読を完了した──。2000年6月、米国のビル・クリントン大統領(当時)と、英国のトニー・ブレア首相(当時)は、衛星回線を使って異例の会見を開いた。国際研究グループと米ベンチャーのセレーラ・ジェノミクスが10年越しの研究で達成した成果に対し、「20世紀の科学進歩の中で最高の発見だ」とクリントン大統領は最大級の賛辞を送った。

 世界中に伝えるべき偉業として称えられたのは、大きく2つの理由があった。まずヒトゲノムの解読は、膨大なデータ=ビッグデータの処理が必要で、極めて困難とされてきたからだ。人間1人当たりの遺伝子に含まれる23対の染色体を構成する31億もの塩基対の配列を解析しなければならない。

 もう1つはヒトゲノム解読により、将来的に期待できるメリットの大きさだ。ガンや心臓病、糖尿病など様々な病気と、遺伝子との関係を分析することが可能になる。難病の治療などに役立つことが期待されて、世界は興奮に包まれた。

 それから13年。世界を驚かせた遺伝子解析の費用は、コンピューター技術の進歩で加速度的に下がっている。

 1人の人間の全遺伝情報を解読するためのコストは、米国立ヒトゲノム研究所によると2001年9月に9530万ドル(約95億3000万円)だった。これが2012年10月には6618ドル(約66万1800円)へと、実に1万4400分の1にまで下がった。今や遺伝子解析サービスは、一部のお金持ちだけでなく、一般の人にも手が届くような価格で提供される時代が米国では到来している。

 「たった99ドル(約9900円)で、あなたの遺伝子を解析します」

 8月から全米でこんなテレビコマーシャル(CM)が始まった。提供するのは遺伝子解析を手がける米シリコンバレーのベンチャー23andMe(23アンド・ミー)。同社のCEO(最高経営責任者)で、創業者でもあるアン・ウォジツキ氏は、米グーグルの創業者、セルゲイ・ブリン氏の妻としても知られている。


99ドルで遺伝子解析ができることをアピールする23アンド・ミーのテレビCMの画面
 なぜこれほどまでの価格破壊を実現できるのか。23アンド・ミーは、すべての遺伝情報ではなく、病気や薬の反応などとの関係が深い一部の遺伝情報だけを解析する仕組みを採用。さらに利用者を増やすことで規模のメリットを追求し、一層のコストダウンを進めている。低価格を武器に、現在30万人強のユーザー数を、2013年中に100万人にまで拡大する計画だ。

 23アンド・ミーの遺伝子検査は病院に行く必要はなく、自宅から手軽に利用できる。同社のホームページで申し込みをすると、箱に入った遺伝子検査キットが送られてくる。唾液を採取して容器に入れて送り返すと、到着から4〜6週間で解析が完了し、自分専用のホームページで、結果を閲覧できる。

ガンや糖尿病のリスクなど200項目以上の調査結果

 安価でも遺伝子解析から得られる情報は驚くほど多岐にわたる。肺ガン、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病、統合失調症など「病気のリスク」や、C型肝炎治療薬、てんかん薬、経口避妊薬といった「薬などへの反応」ほか、得られる情報は200項目以上ある。

 例えば、前立腺ガンのリスクが29.3%と平均よりも大幅に高い。脳梗塞などにつながりかねない心臓病である心房細動のリスクが33.9%ある。ヘモクロマトーシス(鉄蓄積症)という、鉄が体内に蓄積されて肝臓や心臓、関節、皮膚などに障害をもたらす病気のリスクを遺伝的に受け継いでいる、といった情報が得られる。

 利用者は様々な健康リスクを知ることで、生活習慣を改善したり、病院で治療を受ける際の参考にしたりすることができる。今年5月、米女優のアンジェリーナ・ジョリー氏が、遺伝子検査で乳ガンにかかるリスクが極めて高いことが判明したため、乳房の予防的な切除を決断したことが大きく報じられた。

 23アンド・ミーの検査でも、乳ガンなどのリスクを調査する項目がある。遺伝子解析で特定の病気にかかるリスクが分かれば、予防などの対策を講じることも可能だ。

 薬などへの反応(体質)では、コーヒーを飲むと心臓発作のリスクが高まる「スローカフェイン代謝」がある。コーヒー好きなのに、このリスクが高ければ、生活習慣を改めた方がいいかもしれない。

 「アルコール消費量、喫煙、食道ガンのリスク」では、アルコールの分解産物でタバコの煙に含まれる毒性の高い物質の代謝に重要な酵素の欠乏を引き起こし、食道ガンにつながる遺伝子変化の有無を調査できる。

 もちろん遺伝子解析の結果はあくまで参考情報であり、医療機関での治療を前提にしたものではない。それでも健康管理の様々な場面で役立つ可能性があるため、「遺伝子解析を健康管理に不可欠な存在にすべきだ。(低価格化で)誰もが生活の一部として利用できるようにしたい」(23アンド・ミーのウォジツキCEO)。そこで同社は、テレビCMの放映を開始するなどして、顧客獲得に力を注いでいる。

 23アンド・ミーの遺伝子解析サービスで、とりわけ興味深いのが、祖先に関連する項目だ。自分の遺伝子にネアンデルタール人の遺伝子がどれくらい含まれているかという項目がある。

 ネアンデルタール人とは約20万年前に出現し、2万年以上前に絶滅したとされるヒト属の一種。石器を作る技術を持ち、火も使用しており、かつては人類の祖先とされ「旧人」と呼ばれたが、現在は人類の直接の祖先ではないとされる。だが、ネアンデルタール人の遺伝子は1〜4%程度、現人類の遺伝子に混入しているとされている。

 ネアンデルタール人に限らず、先祖の人種などに関連する項目もある。英国やアイルランド、ドイツの出身者と共通する遺伝子が多いといった情報だ。20%が東アジア系、25%は欧州系、40%近くがアフリカ系といった比率も分かる。米国では歴史的に海外からの移民も多いため、先祖の人種に関心を持つ人は多い。

 さらに米国ではキリスト教思想などの影響もあり、人工中絶に反対する声が強く、意図せざる妊娠で生まれた子供を里子に出す養子縁組が多い。このため実の親を知らない人も少なからずいる。23アンド・ミーのユーザーになって情報を公開することで、生き別れになっていた実の兄弟や姉妹が見つかるケースもあるという。

 23アンド・ミーは、様々な個人に遺伝情報を提供してもらって、難病の治療に役立てるプロジェクトにも取り組んでいる。それが「23andWe(23アンド・ウィー)」。手足の震えやこわばりが生じ、転びやすくなるなどの症状で知られる「パーキンソン病」や、「骨髄増殖性腫瘍」などの研究コミュニティーに参加することができる。

 23アンド・ミーは「法律や配送の問題があるため、現時点では日本向けにサービスを提供していない」(広報担当のケンドラ・ブログデン氏)。輸入代行をうたう業者もあるが、非公認であり、23アンド・ミーは推奨していない。日本でのサービス開始にはまだ時間がかかりそうだが、関心は高まっている。

米国では遺伝子分析の“自動販売機”も登場

 米国では遺伝子分析の“自動販売機”を提供するベンチャーまで登場した。米国のスタンフォード大学とカリフォルニア大学バークレー校出身の研究者らが始めたビーナ・テクノロジーズ。遺伝情報を短時間で分析できる装置を開発している。

 23アンド・ミーのような簡易分析の場合、唾液を装置にセットしてから、実に30分程度で結果が分かるという。完全な遺伝情報の分析も、4時間以内に可能だ。大学のキャンパスなどへの装置の設置も進めており、研究者はまさに自動販売機を利用するように、遺伝子分析サービスを必要な時に、安価に利用できる。 

 「膨大なデータを低コストで分析できるようになり、遺伝子分析サービスで巨大なビジネスチャンスが生まれている」

 ビーナの取締役で、ビッグデータ関連のベンチャーに多数投資する米ベンチャーキャピタル、シエラ・ベンチャーズのマネージング・ディレクター、ティム・グレリ氏はこう強調する。ベンチャー投資家の関心が高まっていることが象徴するように、遺伝子解析サービスは米国で新たな産業として育ちつつある。

 遺伝子解析サービスの大衆化は、個人の健康管理に役立つと期待されているのと同時に、議論を呼びそうな側面もある。子供などの遺伝子を分析すれば病気のリスクに対処しやすくなる半面、周囲に知られれば「差別につながらないか」と不安を覚える人もいるかもしれない。日経ビジネス9月30日号の特集チームで議論した際には、結婚前に遺伝子解析の結果を求められるようなケースが生じてくるのではないかとの意見も出た。

 米国で台頭する新たな遺伝子解析サービスは、個人の健康管理や医療の在り方、生活スタイルを大きく変えようとしている。

このコラムについて
ビッグデータ 本当の破壊力

猛烈な勢いで、世界がデータ化している。あらゆるものが記録、分析可能になり、人々の暮らしまで変えようとしている。ある人はその破壊力に可能性を見いだし、またある人は自分の嗜好や行動を丸裸にされることに恐れおののく。日々蓄積されていく膨大な文字と数値の海は、この社会に何を生み落とそうとしているのか。私たちには今、ビッグデータの真価を冷静に見極めることが求められている。


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