(回答先: 田中宇氏とそのファンへのおせっかい　(ドル崩壊論とFRB破綻論の面白さと危うさ) 投稿者 ミスター第二分類 日時 2009 年 9 月 26 日 10:53:10)

だからこそ、中東産油国、ロシア、インド、中国などでドル脱出（の方法）が真剣に検討されているのではないでしょうか？

昨年のＧ２０において、ＩＭＦのＳＤＲ活用案が長時間にわたり議論されたというのもそうでしょう（欧米のプロパガンダメディアやマスゴミは、殆ど取り上げませんでしたが…）。

ご指摘の通り、米ドルの破綻（ある日突然起こるのでしょう）を望んでいる国家は、（北朝鮮やイランも含めて）地球上に存在しないと思います。

ただ、多くの国家が、基軸通貨を盾にヤリたい放題のアメリカに対して危機感を持っていることは間違いありませんし、ドルが危険水域に入ってしまったことを誰もが知っています（ドイツのメルケル首相やチェコ大統領の強硬な発言が、その一端でしょう）。

「崩壊」のタイミングが少しでも遅いことを祈りながら、そのダメージを少しでも回避すべく模索を続けているというのが、現状かと思います。

間違っても「米ドル基軸通貨体制の堅持」を前提とした戦略は練っていないと思います。 　

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