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(回答先: 国民が見捨てた政党を再生してもダメ 投稿者 gikou89 日時 2010 年 1 月 11 日 17:02:35)
http://www.pjnews.net/news/620/20100108_3
【PJニュース 2010年1月8日】衝撃的だが、今の日本の現状を考えるとあながち外れてもいない、と思えるチラシがPJの自宅のポストに入っていた。チラシには大きな字で「日本脱出計画!」「沈み行く日本 解決は海外で。」と書いてある。
電話番号やFAX番号は書かれているものの、ホームページのURLやメールアドレスは書いていない。その文章は、「歴史上、人口が減って繁栄した国はありません」などと最初に書いてある。もっともである、と感じる。チラシはカナダへの移住を勧める内容だが、日本で資産を持っている層にアピールしたい、ということは文章をよく読むとわかってくる。
現在、多少の上がり下がりはあるものの、日本の株価はアジアで最低なうえ、貧困家庭も増え、これまで日本の経済の基幹を担ってきた製造業の凋落は目に余る程だ。加えて巨大新興国の中国は日本のみならず、周辺の各国に大きな影響を与えるまでになった。そろそろGDPは中国が日本を抜くだろう、と言われている。
チラシはよく見ればいま一ついかがわしいイラストなども入って怪しい気分が漂っているが、書いてあることは納得できないことではない。いわく「ビジネスをする国、財産管理・資産運用をする国、生活する国、旅行する国を使い分ける」。国をまたいで物価が安いところで暮らし、成長している国で資産を運用し、お金がとれるところでビジネスをする、というのはこれから当たり前になっていくのかも知れない。
ところで、この文章を見るまでもなく、日本の「お金持ち」のほとんどが「土地持ち、という資産持ち」なので、この資産を海外に移す、というのはかかるお金も膨大になるだけではなく、それを運用していく過程でもかなりのお金が必要になる。運用だから「失敗」のリスクもある。株持ちという「資産持ち」の場合は、たいてい大量の株の売り買いには報告義務もあり、売って現金にするには税金も払わなければならない。その費用がまかなえるか、ということも大きな問題となる。
さて、沈みゆく日本、というのはどうやら本当のことだとしたら、あなたはどうしますか? 海外に行きますか? それとも日本にとどまりますか? いずれにしても、このチラシではこの業者に相談するのはやめとこう、となってしまいそうだが。【了】
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