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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100122ATGM2201I22012010.html
グーグル、中国政府と交渉入り ＣＥＯ表明、検閲撤廃強く要求
【シリコンバレー＝田中暁人】中国のインターネット検閲の撤廃を求めるネット検索最大手、米グーグルと中国政府との交渉が始まった。同社のエリック・シュミット最高経営責任者（ＣＥＯ）が21日の決算発表記者会見で「中国政府と対話している」と言明した。中国事業の継続を望む姿勢を見せながらも、あくまで検閲撤廃を求める強い姿勢で話し合いに臨む立場を強調。同国の法規制に基づくサイトの閲覧制限などをゆるめ、サービスを広げる構えもにじませた。
グーグルが検閲撤廃を求める姿勢を示した後、経営トップが関連発言をしたのは初めて。別の同社幹部は同日、交渉の見通しについて「数週間かけて（中国問題の）答えを探る」との方針を示した。
シュミット氏は中国での事業展開への考え方について「中国に残りたいという考えははっきりしている」「中国の人々や従業員、同国での事業機会についても好ましく思っている」などと説明。その上で、事業を「現在とは違う条件で続けたい」と語り、あくまで検閲撤廃を求める立場を示した。(14:01)
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