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ここから本文です 「延命治療はやめて」と高齢者願うも病院では「地獄の検査」 死ぬまではずせない。スパゲッティ状になって
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/364.html
投稿者 管理人さん 日時 2011 年 6 月 17 日 01:56:42: Master
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110616-00000015-pseven-soci

「延命治療はやめて」と高齢者願うも病院では「地獄の検査」

NEWS ポストセブン 6月16日(木)16時5分配信
【書評】『後悔しない最期の時の迎え方』(井尾和雄著/現代書林/1470円)
【評者】嵐山光三郎(作家)

 * * *
 超高齢化社会では「どうやって死ぬか」が深刻な課題となる。多くの高齢者が「延命治療はやめてほしい」と願っているが、救急車で病院に運ばれると、心肺蘇生処置が施され、酸素投与、昇圧剤投与、心電図、血圧がモニターされて「地獄の検査」がひかえている。

 CTスキャン、MRI検査、血液検査と実験動物みたいに扱われ、人工呼吸器を装着されたら、死ぬまではずせない。スパゲッティ状になって「拷問」されながら死んでいくことになる。

 終末期の患者に、こういった延命治療は不用である。

 ただし痛いのや苦しいのはいやですね。モルヒネやオピオイドという医療用合成麻酔薬を使って心地よく死んでいきたい。

 できれば「自分の家で死にたい」と思う人も多い。家族に見とられながら、昔の人のようにすーっと死ぬのが理想。病院では死にたくない。ところが大学の医学部には終末期医療の科目がない。さあ、どうしようと思い悩んでいる人のために現われた医者が井尾和雄氏なのである。

 ドクトル井尾は在宅医療の達人で、患者の家に出かけてケアし、看取る。病状を楽にする。麻酔科出身だから、疼痛緩和や呼吸管理が専門で、病人をスパゲッティ状になんかしない。つまり「家で死ぬ極意」を実施している。こういう医者を待っていた。

 井尾氏にはまだ会ったことはないが、この本を読んで、早いところ頼んでおこうと思った。ドクトル井尾の評判は毘友垣添忠生(元がんセンター総長)より聞いた。垣添忠生氏と東京大学で同級の麻酔医大村昭人(元帝京大学医学部長)氏より麻酔術を伝授されたというところも心強い。

 私はかねてよりドクトル大村にモルヒネをたっぷり使って看取ってくれ、と依頼していたが、ドクトル大村がやってくれるかどうかは不確定のため、ドクトル井尾にお願いしようと決意した。いまのところ元気なので、このような書評を書きおくことにした。

※週刊ポスト2011年6月24日号  

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コメント
 
01. 2011年6月17日 21:45:03: anYuiMWrRk
管理人さんって、ここの管理人さんなの?
それはともかく、苦しむのは薬いっぱい飲んだ人や最後まで続けて医療にかかっている人の事ですね。
身内で自然死を選んだ人にも苦しんだ人いますけど、多くはあんがい楽に逝けるんですね。
田んぼの青田刈りの様なもんですよ、現代医療の延命治療は。
まったく反自然だから苦しむ。自然は枯れるように逝ける。ただし、自分の意識がかなり主要原因になっています。
むしろ、最後の時期に自分の意識が苦痛の主原因となっているでしょうね。

異常はもちろん、非科学的意見です。
本当は現代医学も幻想医学、非科学的なんですけど。見かけでみるから分からない。


02. 2011年6月22日 19:04:51: xUKGE640rw
少数派かもしれませんが、こういう風に思っている医者もいます

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http://twilog.org/ERnanchan
とっくに「症状固定」している寝たきりの高齢者の患者さんに対して、「現状維持」を目標と告げたら、納得してもらえなった。「もう寿命だから何もしないことですか?」と言われた。「寿命といえば私たちもそうですよね。そこは、ご自身がご自身と向き合っていかねばならない部分です」と返した。
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03. 2011年9月27日 22:50:51: fCZ83cf8p2
回復の見込みがないとの判断は本人や家族にとり、迷いと苦渋に満ちたものであろう。ただ、そう判断したら今後は極力自然な過程に近づける工夫をすべきである。
 不自然な延命策から開放され本来の自然現象である死に生活をシフトさせるという点では何か落ち着いた、すがすがしい気分さえ取り戻せる分岐点ともなりうる。
この気分は個人個人がいかなる死生観を用意しているかによって違いもある。ただ
肉体の死自体は予定されていた自然なコースである。心をどうこうしようとココロ
を悩ますよりもカラダの負担を軽くすることに注意を向けるのが自然であろう。
むりに食べようとしないことだ。食欲の減退は少しでも自然な過程に近づけよう
とのカラダの知恵が働いている証拠だ。意識の薄らぎに伴い苦痛も減っていく。
自分で食べられない状態になると意識も恍惚状態となり苦痛も感じなくなる。
いよいよの時にはβエンドルフィンの大量分泌となって極楽往生出来るようになっているのである。死をいたずらに恐れず、むしろ不自然な延命治療の見切り時を
こそ考えておくべきだろう。その時になって本人が決めるのも困難だろうから。

04. 2012年2月05日 17:45:21 : s0QpWPXrqE
私と家族は 延命治療禁止の家族内の署名と尊厳死協会入会しております。

両親を見ていて、まったく、死ぬ機会が無い日本は不幸です。
本人も、家族も、国民も、泣いています。
幸い2011.12月から2012.1月に延命処置を控える学会と、議員立法の準備が進んでおります。
穏やかに死なしてください。


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