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東日本大震災後に心不全が有意に増加、ACS、脳卒中も
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/454.html
投稿者 MR 日時 2012 年 3 月 21 日 14:39:06: cT5Wxjlo3Xe3.
 

学会ダイジェスト:第76回日本循環器学会
2012年3月16日〜18日 福岡

2012. 3. 20
東日本大震災後に心不全が有意に増加、ACS、脳卒中も
 

東北大学循環器内科学の下川宏明氏

 東日本大震災では発災以降、心不全をはじめ、ACS、脳卒中などの循環器疾患が有意に増加していた。特に心不全の増加は、過去の大震災疫学調査では報告例がなく、東日本大震災の特徴の1つであることも浮かび上がった。東北大学循環器内科学の下川宏明氏が、3月18日まで福岡で開催されていた第76回日本循環器学会(JCS2012)のLate Breaking Clinical Trialsセッションで発表した。

 下川氏らは、宮城県で救急車で搬送されたすべての患者記録を調査し、東日本大震災の発災前後における循環器疾患の変動を明らかにした。加えて東北大学循環器内科におけるデバイス植え込み患者および冠攣縮性狭心症患者も対象に、震災の影響を検討した。

 救急車搬送の調査は、2008年から2011年6月30日までを対象とした。対象地域は宮城県全域だった。県医師会の全面的な協力が得られたこともあり、宮城県内12消防本部すべてが協力に応じてくれたという。

 調査期間中の救急車の出動件数は、合計で12万4152件だった(救急搬送例の初診時診断率は56.2%)。この全例を対象に、心不全、ACS(急性心筋梗塞と狭心症)、脳卒中(脳出血、脳梗塞)、心肺停止、肺炎の症例を調べた。その上で、発災前後および同時期の過去3年間について、各疾患の発生件数を比較検討した。

 下川氏らはまた、今回の震災では津波による甚大な被害を受けた沿岸部と津波の被害を免れた内陸部では事情が大きく違うと考え、沿岸部と内陸部に分けた解析も行った。

 解析ではまず、各年ごとに2月11日〜3月10日と3月11日〜4月7日の2期間で各疾患の発生数を比較した。その結果、2011年だけが、3月11日〜4月7日の期間の方が2月11日〜3月10日の期間より、心不全、ACS、脳卒中、心配停止、肺炎のすべてが有意に多かった。例えば心不全は、2011年の2月11日〜3月10日では123件だったが、同年3月11日〜4月7日には220件と有意に増加していた(P<0.001)。また、2008〜2010年の各年の3月11日〜4月7日の発生数は、それぞれ101件、100件、126件であり、2011年の方が有意に高かった(P<0.001)。

 次に、2011年の2月11日以降、4週間ごとの週間平均発生数を追ったところ、心不全は30.8件、55.0件、35.0件、31.0件、29.3件と推移していた。同様にACSは8.25件、19.0件、9.25件、5.0件、10.0件、脳卒中は70.8件、96.5件、82.0件、73.5件、62.5件、心配停止は49.0件、61.8件、46.0件、42.3件、40.3件、肺炎は46.5件、89.3件、60.5件、45.5件、47.5件とそれそれ推移していた。

 過去3年間の週間平均発生数と比較すると、2011年3月11日〜4月7日の発生数は、調査した疾患すべてにおいて有意に多くなっていた。

 なお、ACSにおいては、2011年5月6日〜6月2日の発生件数が過去3年間の平均週間発生数より有意に少ないことも判明。この点について山下氏は、「ACSの予備軍が前倒しで発生した可能性がある」と指摘した。

 着目点の1つである沿岸部と内陸部の比較では、沿岸部の内陸部に対するオッズ比を調べたところ、肺炎で1.54(95%信頼区間:1.06-2.26)となり、沿岸部での肺炎の患者が有意に多いことも分かった(P=0.023)。

 このほか、デバイス植え込み患者および冠攣縮性狭心症患者を対象とした検討では、不整脈(特に心室性)の増加が見られ、心臓再同期療法(CRT)治療の効果の減弱や冠攣縮の増悪の可能性なども明らかになった。

 この演題に対するコメンテーターとして登壇した秋田大学循環器内科の伊藤宏氏は、「東日本大震災では地震に加え、津波の被害が甚大であったことから、被災者のストレスは多大であったと推定される」と指摘。下川氏らの検討によって、「こうしたストレスは心不全の要因および増悪因子となりえることが示された。また肺炎が沿岸部で有意に多かった点については、津波後の粉塵あるいは冬季であったことの寒冷も関連していると考えられ、このことが心不全増加に関与した可能性が高い」などと考察した。その上で、「今回の研究データは、災害時の循環器医療だけでなく、災害を見据えた日常診療のあり方を考える上で重要な指標となりえる」と評価し、コメントを締めくくった。

(日経メディカル別冊編集)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jcs2012/201203/524102.html  

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コメント
 
01. 2012年3月23日 19:09:28 : Mt7KRdBLws
◎120323 FPAJ主催「携帯電話基地局による健康被害について」の記者会見〖録画・IWJ:CH6〗

http://www.ustream.tv/recorded/21298944


02. 2012年3月26日 23:02:28 : Cj28rYqeas
◎20120326 たね蒔きジャーナル「責任を明確に〜尼崎アスベスト訴訟」〖録音〗

http://www.youtube.com/watch?v=KkT4ED-nVLs
http://www.youtube.com/watch?v=LzJPpHvm0Cw


03. 2012年3月29日 08:30:20 : pqR4c7Avl6
3月11日以後に急激な症状悪化を体験した1患者の報告です。 居住地は湘南海岸の小さな町ですが、地震当日は海岸の松林にあるホテル付属のショート・コースで一人でゴルフを楽しみました。 4年ほど前に胆嚢摘出手術と心臓のカテーテルを受け、その後は歩行訓練を兼ねて月1回程度ゴルフをやっていました。 当日のゴルフ最終ホールで極端な足の痛みを覚え、帰宅後はベットで休息。 揺れの大きさには驚いたが、被害は皆無でした。 その後足の痛みは消えず自宅で療養中のところ6月始めに突然閉尿となり、クリニックにて受診中に血尿となり小田原の総合病院に救急入院。 腎不全と肺炎の併発、心臓の不整脈で急速に病状悪化、心室細動となった由。 2日ほどで腎機能は回復し、肺炎(?)の方もレントゲンから全ての症状が消えてしまい熱も平熱に戻った。 疑われた大立線癌も癌細胞は検出されず感染症も細菌を特定できず、2週間の入院治療で退院。 た院直前には心臓のカテーテル検査実行し異常なしの結果。 略1ヶ月の自宅療養の後、7月末に夜半急に高熱(9度以上)となり救急入院。 今回は平塚の総合病院に入院。 肺炎と指弾され呼吸器を装着され自分では医師との会話不能。 2晩経過後肺炎の症状が全て消えてしまった。(レントゲン) 肺炎と同時に乏尿状態となったが、これも3日で回復。発病時心臓の不整脈ひどく、心室細動の状態となったことは6月と同じ。(この間に小田原の病院と連絡し前回の症状を聴取) 点滴による抗生物質投与。 血糖値が高いと言う説明でインシュリンの注射をするというので拒否。(血糖値は食後で200以下)

担当医は治療拒否患者として小田原の病院に転院せよとのこと。 再度救急車にて転院。 再び主に腎臓と心臓不整脈の治療(点滴による薬品投与)を続け2週間の療養後退院。 退院時点での血糖値は、食前(早朝時)90、食後150程度。 

退院から現在までは自宅にて療養していますが、両病院とも発病の原因などの説明は不明というのみ。 血栓による肺動脈塞栓症(腎臓も同じ)ではと言う質問に対しては無回答。 現在は歩行が可なり困難ですが、杖をついてゆっくりとであれば100メートルぐらいは歩行継続が可能となりました。 

以上個人的なことを書いた理由は、病状から考えて血栓による塞栓症と判断したことと、塞栓症が大地震発生時に電磁波の影響を受けたのでは無いのかという疑問を持っているためです。(医師は塞栓症という判断はしていないようです) 10月に東京まで出かけて、腹部・両下肢の動脈・静脈のエコー検査を受けて見ましたが、左下肢の血圧が特に低いが、一応は血流は確保されているとのこと。 血栓症は回復時に跡形も無く消えてしまうので、発病時の推定は困難とのこと。 腎不全の後ではCT検査は危険(腎臓の負担大)という結果でした。 大地震による人体に対する影響があるかどうか、特に電磁波による血栓発生という疑問について、何かご参考になればと思いコメントいたしました。 N.T


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