ロートルボーダー

そもそもが、単に、國母に公であんな格好をさせた、団体の管理者の手落ちで、
制服を渡す際に、「世間の目があるから、バカらしいと思うけど、キチンと着てくれ」と一言添えればよかっただけの話。

その後、団体管理者の手落ち（國母のあんな着こなしを許してしまった事）を國母が変わって謝罪させられる事になった会見（反省してまーす会見）での、
國母の態度が、「所謂、國母問題」を大きくしてしまった。
國母本人にすれば、なんで反省しなければいけないのか分からないまま、コーチに言われて「反省してまーす」って言わされただけだから、態度も不遜なものになる。
コーチ自身も「なんてバカみたいな会見なんだ、という態度がミエミエ」。この「態度」が、後の「國母問題」になる。
問題は「着こなし」ではなく、会見における「國母とコーチの態度」。

その「反省してまーす」にクレームが殺到して、所謂國母問題となる、が、ここからがおかしくなる。
橋本聖子から雷を落とされた國母は、まさに謝罪会見を行ない、マスコミはその
橋本聖子同席の「謝罪会見」を流しまくる。
そもそも、問題が大きくなったのは、國母の「着こなし」ではなく、「反省してまーす」会見なのだが、その模様は流れず、延々と國母の「着こなし」の写真ばかり流される。
会見での「態度」を問題にせず、「着こなし」を問題としてしまったため、
「ボーダー文化対既存の秩序」という「文化摩擦」というおかしな方向性に話が進んでしまい、
「きっこの日記」に代表される、業界の裏話的なものなど、話が基本線からどんどん離れたものになってしまった。

一番の問題は、当初の「反省してまーす」会見時における、國母やコーチの態度であり、それは、スノボー文化とは別の問題であり、社会人としての問題。
橋本聖子も、國母とコーチの両名に謝罪させるべきであった。

小泉時代ならヒーローになったかも知れませんね。