マスコミに欠落した普天間問題の視点＝事なかれ主義を超越した先にある未来（太陽光発電日記ｂｙ愛知・・・）
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昨日の鳩山さんの福嶋大臣更迭、普天間移転先辺野古周辺への回帰というニュースをうけて、各新聞では各政治部記者の”ほくそえみながら非難する”記事があふれています。

”非難をぶつけながらも、本当はうれしくてしょうがない”様子が行間からにじみでていて、不器用ながらも理想を追求して失敗した鳩山さんを、たたきまくり、笑いものにする意地汚い多くのマスコミ人の”こころが捻じ曲がっている”ことをつくづく感じました。

まさに現在のマスコミの主流派をしめる、”機密費ごちそうさま世代のアラ還世代”と”ネトウヨ本隊のバブル入社世代”の最凶コラボ炸裂といったところですね。

今回の普天間問題では、戦前教育を受けた母とその子供の私が感じたものの間には相通じるものがありましたが、”ほくそえみながら非難する”マスコミの主流派連中とは、遺伝子レベルともいえる根本的な感性の違いを感じました。

（ただし同じ鳩山批判の内容でも、中日新聞の特報欄の記事については、沖縄の現実に密着した地に足が着いた内容で、こころが伝わり共感できました）

※

鳩山さんの会見をテレビで見ていた老母が、

”しょうがないよ日本は戦争に負けたんだもん”

”しょうがないね、やっぱりアメリカには逆らえないね”

とポツリとさびしそうにつぶやいた言葉が胸に突き刺さり離れません。

昨日の会見を見て、日本人としてまず最初に沸き起こる感情は、いいようもない悔しさと寂しさだったと思うのですが、あの”ほくそえみながら怒る”マスコミ主流派の政治部の連中の感性はどうしたものなんでしょうね。

もっともらしく普天間移転問題をめぐる鳩山総理の迷走ぶりを批判する新聞各社のコラムとかコメンテーターの何千何万の言葉よりも、ぽつりとつぶやいた老母の言葉がほんとうの真実を表していると心底思えます。

※

アメリカの無差別爆撃の爆弾で、母親と姉とおばといとこを殺された母です。

本土決戦でゲリラ戦でアメリカ軍を迎え撃つ教育を受けていた母です。

アメリカとの戦争に敗れたことを告げる終戦の玉音放送に涙がとまらなかったという母です。

その母が、”無理だと思いつつ”も、普天間基地アメリカ軍の国外退去をひそかに期待していたんだと思い、思わずじ〜んときました。

ごく普通の戦前戦後を生きてきた日本人として、謙虚にひそやかに戦後の日本を生きてきた人間が、今回の普天間問題を見て、昨日の鳩山さんの決断を見たら・・・

何を思い何を語るか・・・・おそらくうちの母と同じではないでしょうか。

あの日終戦をつげる玉音放送に涙した日本人の心

負ける戦いと知りながら”新生日本のさきがけとして散ろう”と、未来の日本人に日本をたくし死んでいったあまたの日本の兵士たちの心

引用

沖縄県民の壮絶な自己犠牲的な戦いに後世の格段な配慮をもとめ自決していった海軍陸戦隊大田実司令官の最後の電文”沖縄県民斯く戦えり”クリックすると拡大します
全文画像
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それらを思うとどうしようもなく申し訳なく、同時にむなしい気持ちになります。

ですから、”アメリカ軍は本当に必要なのか””なんとかならないのか”という思いをいっそう強く持ったとしても・・・・、

マスコミの政治評論のように、”最初から自民党政権の当初案どおりで決めて、なにもしなければ混乱しなかった””甘いんだよ”と非難する気にはとうていなりません。

結局、戦中を生きた日本人の多くは、今回の鳩山会見を見て

”しょうがないね、やっぱりアメリカには逆らえないのかね””でも鳩山さんはやるだけやったんだよ”

という母のような言葉になるのではないでしょうか。

戦中世代の母たちのこの”しょうがない”という言葉の裏には、アメリカ撤退という違う結果を期待した気持ちがあったことは確かです。

その意味で、今回の鳩山総理の無謀といわれるチャレンジは、沖縄県民にとどまらず、多くの国民の間に、アメリカ基地の国外移転をねがう気持ちを生んだという意味があったということをせめて思いたいです。

※

確かに鳩山総理は普天間移転で軽々しく理想主義に走り、結果的に混乱を巻き起こしただけかもしれません。しかし、”事なかれ”ですませていたら、伝わらなかった多くのことを国民に伝え、国民の気持ちを呼び起こしたことは評価できるのではないでしょうか。

大人ぶって丸く治めることは処世術として必要です。ただそれは、あくまでも必要悪でしかないということを再確認しなければなりません。

意見の違うものどうしが、言うべきことも言わずにぶつかることを回避するだけでは、意見の違いは埋まりませんし、永遠に信頼関係を築くことはできないでしょう。

けんかもしなかった妻から、定年後に突然離婚を求められる・・・仲がいいと思っていたのがお互いの溝を隠していただけの35年間だったことを思い知らされたという話をききましたが、それと同じじゃないでしょうか。

社会にでて、大人の世界に染まってくると、知らず知らずのうちに”事なかれ”主義に埋没しがちですが、”事なかれ”が、結果としては、”隠蔽””停滞”しか生まないことを改めて再認識することが必要です。

膨大な無駄に安住する組織になりさがったような官僚組織も、膨大な”事なかれ”の総和の結果生まれたものです。

ありふれた言葉ですが、”失敗こそが成長の源””失敗を恐れていたら何も生まれない”という言葉をあらためて思い起こしてもらいたいと思います。

※

国民が求めた政治とは、決して”事なかれ”で現状維持に汲々とする政治ではなかったはずです。

日本中に蔓延する”事なかれ”を飛び越えた先に見える、”閉塞状況を打ち破る””未来の可能性”を追求する政治・・・多くの国民が個々の”事なかれ”の”壁”を乗り越えて選択したのが、昨年の戦後初の政権交代だったんではないでしょうか。

もしも鳩山さんが、最初から普天間で”事なかれ”を選択していたとしたら、その時点で未来への希望を放棄したことになっていたでしょう。

その意味で、結果はどうであれ、理想を目指し続けるベクトルを維持できたというだけでも”好しとしたい”というのが率直な感想です。同様に福嶋さんについても現実的な判断で妥協しないで、原理原則を貫いて先につながる決断だった評価したいと思います。

鳩山さんも福嶋さんも、最終的な理想として掲げる米軍の国外移転という方向性は同じでしょう。その意味で今回の意見の食い違いは、具体的にどうゆうステップを踏むかという戦術レベルの違いでしかないはずです。今回のことでそれで連立を解消したとしても発展的解消として前向きに捉えればいいんじゃないでしょうか。

※

自分の国は自分たちで守る・・・・国民がその気持ちをひとつにまとまれば、世界最強の軍隊を投入しても完全支配が不可能だということを、ベトナム国民もイラク国民もアフガン国民も示しています。

アメリカに不必要に反発する必要はありません、とりあえず自分の国は自分たちで守るという気概をスタートにして、いろんなことを見直し、未来の希望をひとつひとつ積み重ねていけばいいんじゃないでしょうか。

戦後政治の未知の領域に足を踏み入れる覚悟をもった国民には、時代が停止し、思考が停止したマスコミ政治部に代表される、理念なき”事なかれ”至上主義の評論は、ただの雑音にしか聞こえないはずです。
　

コメント
01. 2010年5月29日 17:22:24: KLeJ8iuk5E この問題は政治の未熟さを指摘してもっともらしく高みの評論をする問題ではないと思う。 結果的に挫折したかに見えた普天間だが、 １．日本政府が普天間返還という意思を貫くことと ２．日米合意の辺野古沖移転が地元住民が合意を得られないこと が同時にすすめば、普天間返還が新たな基地建設につながらないいい結果を生むこともできるはず・・・ アメリカ政府も議会対策があるので直接的な妥協はしないが解決のヒントを出している 粘り越しを応援する
02. 2010年5月29日 18:19:48: Sx4BKLXNCo 辺野古に決めたのは、旧与党の連中。 何故か、非難一つされていない。 そして自民党連中が、辺野古に決まったことを何故か非難している。 いつ、基地を沖縄から、県外、国外に方針転換したのか？ そうでなければ、自民党のやっていることは筋が通らない。 今回、少なくても、選挙で選ばれたわけでもない、官僚やメディアが、アメリカの言う通りにしろと、脅しをかけている姿が、炙り出された。
03. 2010年5月29日 19:12:42: KLeJ8iuk5E 自衛隊艦船が撃沈されてもいいのかという脅しをかけられたかのような総理の急変振りとはうらはらに、最終決着が辺野古沖以外で決まる可能性はある そのためには早急に普天間閉鎖しなければならないような神風が起こる必要があるが・・・
04. 2010年5月29日 20:43:41: sIGGuSRleM 　ご意見感じ入りました。戦争を体験した七十歳以上の方ならば、お母様の気持ちはよく理解できます。 　だからこそ、孫、子のために関心をもって見守って来ました。六十三年経ても敗戦の意識のままではやりきれません。マスコミの売らんがなの姿勢ではなんの展望もなくまた政局へと囃したてるでしょう。 　社民党の正論を支援したくなりました。コップの嵐の政局などどうでもよいのです。私たち一人ひとりの足元からの反基地運動が大切と実感しました。
05. 2010年5月29日 22:00:47: EAo5YST5jk 私は昭和２３年生まれの団塊の世代ですが、生まれたときは米国の占領下にあり 現在に至るも日米安全保障条約なる元で米軍が駐留したいます。 今年の４月末に初孫が生まれました。 私が生きている間にせめて孫が結婚し、ひ孫が出来る頃には外国軍隊の駐留のない国になって欲しい。
06. 2010年5月30日 00:15:47: w7zCuAbSyM 北朝鮮の言い分に耳を貸さず、いきなり犯人断定。もう少し冷静な対応が必要。 引用 「はい、今日ご案内の通り、韓国の政府が調査の結果を報告しました。その結果によれば、北朝鮮の魚雷による沈没であるということでありました。大変これは、遺憾なことで、強く北朝鮮に対して非難をいたします。当然のことだと思います。そして、韓国の政府に対してあるいは韓国の国民に対して、哀悼の意を改めて申し上げるとともに、私どもとすれば、韓国の立場を支持をする、すなわち、もし韓国が安保理に、決議を求めるということであれば、ある意味で日本として、先頭切って走るべきだと、そのように考えておりまして、強くその方向で努力をしたいと思います」 ttp://www.asahi.com/politics/update/0520/TKY201005200457.html 済州島で何をしているのかと言えば、 引用 韓国のメディアは・・・日本政府が韓国軍と自衛隊の間で、軍事用燃料と物品食糧などを相互に融通する「物品サービス相互提供協定（ＡＣＳＡ）」を締結することを韓国政府に提案する計画だと伝えている。 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0528&f=politics_0528_002.shtml 極めつけは 引用 2010年（平成22年）1月12日、鳩山内閣の北沢俊美防衛相が東京都内で行われた軍需企業の大多数が参加する日本防衛装備工業会主催の会合で「そろそろ基本的な考え方を見直すこともあってしかるべきだと思う。 2010年末に取りまとめられる防衛計画の大綱（新防衛大綱）において武器輸出三原則の改定を検討する」と発言し、 見直しの内容としては「日本でライセンス生産した米国製装備品の部品の米国への輸出」や「途上国向けに武器を売却」をあげた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%99%A8%E8%BC%B8%E5%87%BA%E4%B8%89%E5%8E%9F%E5%89%87 自民党政権との違いが分かりません。自公政権が継続していたら、当然行うことばかりです。
07. 2010年5月30日 04:06:10: 1MX5YE6Ico 　　強い方が、勝った国が支配するのは、当たり前です。 良いとか悪いとかの相対では、ありません。 　日本はアメリカに負けたのですから、支配されるのです。 　　　　　何をいまさら、言うのですか。 　同じように、朝鮮併合、台湾、アジア諸国、南太平島の島々の島民、 　満州支配。 どこが、アメリカが日本を支配しているのと違うのか。 開いた口が、ふさがらない。 　日本が、もし、太平洋戦争でアメリカに勝っていたら、 いまごろ、アメリカは、日本の支配地域ですよ。 支配者が、相手が変わっただけです。 　ここは、潔く？　アメリカ支配に甘んじて、生きていくしかない。 嫌なら、武器を手に、戦うしかない。 　アフガン支配は、いまだに完成していないけどね。 死ぬのが嫌なら、奴隷のまま、生きるしかない。 　日本人の悪い癖、見て見ぬフリ。そして、６０数年が過ぎた。 日本人の得意ワザ、弱い者いじめ。　弱い者には、強い。 　 　　　　そりゃあ、あかんで、 　　　　アメリカに勝てるわけが、 　　　　　　ない！！！
08. 2010年5月30日 05:50:22: qfNKW03MTY >>07 異国人の君には日本人の美意識はわからないだろう たしかに日本は戦争に負けた 負けたから支配された 勝ち目のないアメリカとの戦争に踏み切り ぼろぼろになるまで戦ったから得られたものもあるんだよ 人間にとって何が大切かということ 原爆を落とされ無差別殺戮に肉親を奪われた多くの日本人が憎しみの連鎖を断ち切ったのは君の言うように腰抜けだからじゃない 憎しみを人類愛に昇華させたからだよ 個人の私欲をはなれ社会のために励んだひとりひとりの日本人の人類愛が、 戦後日本の奇跡の復活の原動力だったとおもう そうした日本人のこころをもってない君たちのような人間が増えるにつれて、 日本が衰退し今日に至ったわけで、何が大切かということは変わっていないと思う 日本の不幸なところは、アメリカの占領支配のツールとして利用された別の遺伝子を持つ連中に、政治、マスコミ、司法と侵食されつくしたということ 唯一日本人の遺伝子を維持した日本企業も竹中改革の影響で経営権を奪われ本来の日本型経営が失われつつあるというのが現状 父親となるべき年齢の日本男子のほとんどが戦死するか、捕虜としてシベリア抑留されているか、障害者になっているかしているかわりに、大量に大陸から流れ込んできて復員者を装って日本人になった入国者男性の遺伝子のほうが、戦争の生き残りの日本男子の遺伝子継承者より多くなっている事実は重い ネトウヨといわれる美意識のかけらもないウヨウヨ徒党を組む連中には遺伝子レベルの感性の違いを感じる ただたとえ少数派になったとしても、最後まで戦いつづけるのが日本の遺伝子を引き継ぐものの勤めだと思う。
09. 2010年5月30日 08:32:35: hf30gMt3v6 この国に対する責任感がまったく見えないマスコミが一番悪い。
10. 2010年5月30日 12:54:10: ujQnaDV6iQ 沖縄県民は「米軍基地はいらない！」と言っている。 鳩山首相は「沖縄の民意」を受けて努力した。 だが、マスコミは自国の首相を「公約違反だ」と攻撃するだけで、「沖縄の民意」の実現しようとしている首相を応援しない。最初から沖縄を見捨てている。 日本のマスコミは「米国の代理人」「毒饅頭摂取者」と言われても仕方ない。

11. 2010年5月30日 15:50:17: 1L2R1YYxP6 わたしも一年前まで、いはゆるB層でした。TVのニュースや新聞は、絶対だとおもっていました。海兵隊のこの問題が、阿修羅の、ネットの中の良識であるとするなら、わたしもその事に疑いの余地はありません。ソースがしっかりしていること。何かをうりつける魂胆がない。つまり提供がないこと。たまに邪魔をしにくる人もチラホラいますが、阿修羅のみなさんは挑発には乗りません。 この問題にかんして、あらゆるTV局の報道をみましたが、私の見る限り、根本的に米軍の基地は不要といわせてたまるかという、どこかの誰かの力が働いているように感じて仕方ありませんでした。世論誘導を目の当たりにしています。
12. 2010年5月31日 07:43:41: S1lR6rOSZk 沖縄の米軍は、グアムへ引き上げる話があったと思う 日本もその費用をかなり負担するはずでは ? 琉球新報 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-136636-storytopic-3.html >鳩山首相は「沖縄の民意」を受けて努力した。 >だが、マスコミは自国の首相を「公約違反だ」と攻撃するだけで、「沖縄の民 >意」の実現しようとしている首相を応援しない。最初から沖縄を見捨てている。 私もそう思います、鳩山首相は、努力したと思う 移設先で反対されたのだから、これはしようがない ことと、思いませんか。 次の選挙で、自民党が、与党に戻るけど。 さあ、沖縄の基地問題は、どうするんですかとお聞きしたい。 たぶん、ノーコメントだろう。
13. 2010年5月31日 13:01:57: McAE0Sgafw >>07 正直アタマに来ました、いい奴隷ですね。 私の叔父は、先の戦争で特攻隊として戦地に向かう途中で戦死しました。 叔父はそのとき結婚して子供に恵まれたばかりでした。 死にたくなかったでしょう。 でも、戦死した。 今の日本は、そんな多くの戦死者に顔向けできるでしょうか？ 彼らが（いやいやにせよ、純粋な愛国心からにせよ）命をかけた国の国民が、かつての敵国の奴隷として「あたりまえだよ」などと言っているのを知ったら、一体どういう気持ちになるでしょうね。 「我々は、こんな情けない国のために命を捨てたのか・・・」と悔し涙を流すんじゃないですかね。 この国は、多くの兵士の命が重なった上に存在しているのに、その人に顔向けできないようなことを平気で言う・・・いつからこんな情けない国になったのか？ 叔父の気持ちを考えると、悔しくて涙がでます。
14. 2010年5月31日 13:39:01: AN8wGuYnkY >>13 私は人をあきらめません。 ネットでもウヨウヨ君達が、「愚民！」とか「Ｂ（バカ）層！」とか哀れなまでに侮辱と罵声を浴びせかけながら一般の人達を差別している時に、精一杯ネットを介してみんなに訴えかけたら、本当に山が動いた経験を間近にした事があるからです。 人を信じて、人をあきらめない。まず相手を認めこちらの気持ちが相手につたわれば、かならず相手からも本気の答えがかえってきます。 ウヨウヨ君達に逆に聞きたいですね。あなたの小さな小さなお仲間達以外で、周りの人達の共感や協力を得られた事がありますか。 いやがられて、離れていかれるのではなしに?
15. 2010年5月31日 13:56:35: 52JBmPuHzc >>13 せめて日本を守るのは日本人であるべきという当たり前の気持ちをひろげていきましょう ”カミカゼの真実”という本で読んだんですが（内容はうろおぼえですが） 明日出撃が決まった学徒兵が残るものにむけて残した言葉をかみしめたいとおもいます。 ”この戦争は負ける” ”本土決戦に持ち込んでも圧倒的な力を持つアメリカには勝てないだろう” ”それでも日本人の老若男女がことごとくアメリカに立ち向かい、一億総玉砕のたたかいでことごとくが殺戮されていくだろう” ”しかし山奥に逃れ、生き残ったものが必ず日本の文化を伝え行き続けていくと確信する” ”未来の世代に日本の文化がひきつがれていく・・・そのことをもって日本の勝利としたい” 当時の若干２０才そこそこの人間がそこまで死生観を極め地に足が着いた民族への切々たる思いをもっていたことには頭が下がります。 たとえ強大な力の前に、物理的に制圧されつくしたとしても、戦死していった人たちの未来へのささやかな希望をも踏み握り、日本人としてまもるべきこころまで壊滅させてはならないと思います。 かってブッシュ大統領にむかって、”アメリカ占領軍は日本解放軍でした”と絶賛したといわれる小泉総理だが、その小泉を圧倒的支持しつづけた当時の世論と根っこの部分はかわっていないかもしれません。 しかしたとえ１割に満たない少数派になろうとも、ほそぼそとであろうと守り抜かなければいけない魂を呼び戻しつたえていきたいと思います。 それが死んでいった日本人へせめてものはなむけになると思います
16. 2010年5月31日 18:28:25: ImKicPLINw この投稿は、本当に素晴らしい。 「自分の国は自分たちで守る・・・・国民がその気持ちをひとつにまとまれば、世界最強の軍隊を投入しても完全支配が不可能だということを、ベトナム国民もイラク国民もアフガン国民も示しています。」この文章を日本人は、胸に叩き込むべきです。 もう一度、明治維新を思い出してもらいたい。その心は、「植民地には、絶対にならない。」と言うところから始まった事を！
17. 2010年5月31日 23:46:16: LUO0qGBzZw 酔っ払いの海兵隊員をターゲットにした武装闘争がはじまり 連日囲まれてぼこられる事件が発生したら 海兵隊の側から移転希望の話がでてくる気がする なぜなら沖縄はかれらにとって休息の地だから 立場が逆ならアメリカがやりそうなことやってみれば そのための機密費だろと思う今日この頃
18. 2010年6月01日 05:40:38: skM2sdPJnM 沖縄を日本人の手で取り戻す。この覚悟が必要だ。日本の真の独立への動き は沖縄から始まる。 アメリカにはかなわない。沖縄には基地が必要。日米安保が無ければ日本の安全 は守れない。という命題群は本当か。何でも一度は疑ってみるべきだ。 「自分の国は自分たちで守る・・・・国民がその気持ちをひとつにまとまれば、世界最強の軍隊を投入しても完全支配が不可能だということを、ベトナム国民もイラク国民もアフガン国民も示しています。」まさにその通り。 沖縄戦のような戦争をもう二度としたくないと思っているのは誰よりも アメリカ軍首脳自身だろう。沖縄戦といえば集団自決とかひめゆり部隊とか 日本側の悲劇に焦点が当てられがちだが、戦争なんてどんなふうに切ってみても 悲劇なわけで、アメリカ軍にとっても悲劇だったはず。沖縄戦ではアメリカ軍が 万歳突撃を強いられていた場面もあったのだから。

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