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(書評)中谷 剛著『アウシュヴィッツ博物館案内』    西岡昌紀
http://www.asyura2.com/09/holocaust6/msg/186.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2011 年 5 月 01 日 20:55:44: of0poCGGoydL.
 

(書評)

アウシュヴィッツ博物館案内
中谷 剛著
エディション: 単行本
価格: ¥ 2,100

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 私は、ポーランドを愛する人間である。だから、自分と同じ様に、ポーランドを愛する人には親近感を覚えずに居られない。この本に書かれた中谷さんの文章を読んで、私は、私と同じ様に、中谷さんが、ポーランドを深く愛する人である事を感じた。そして、私と同様、戦後生まれでありながら、あの大戦で犠牲と成った人々に思ひを馳せる中谷さんの人柄を、この本の色々な箇所で感じる事が有った。中谷さんのポーランドに対する愛情と歴史に対する真摯な感情には、心から共感する。
 しかし、残念ながら、この本で中谷さんが書いて居る事に、私は大いに異論が有る。ナチスドイツが、多くのユダヤ人を差別、迫害した事は、明白な史実である。そして、その過程で、中谷さんがガイドを務めるアウシュヴィッツ(ビルケナウを含む)収容所に、多くのユダヤ人やポーランド人が、(目的はともかく)収容され、(原因はともかく)命を落とした事も事実である。しかし、いかにドイツのユダヤ人政策が差別的であったとしても、戦後語られて来たアウシュヴィッツ像は、全てが真実だったのだろうか?私は、この場を借りて、中谷さんに、そして、私が尊敬するポーランド人に問ひたいと思ふ。

 繰り返して言ふが、ドイツがユダヤ人を差別、迫害した事は明白な史実である。そして、その過程で、アウシュヴィッツ(ビルケナウを含む)にドイツがユダヤ人他の人々を収容した事も、もちろん、事実である。しかし、戦後、ニュールンベルク裁判が「事実認定」し、その「事実認定」に基いて、「歴史家」たちが語って来た「アウシュヴィッツ」像は、全てが本当の事だったのだろうか?
 例えば、アウシュヴィッツ収容所の司令官であったルドルフ・ヘス(Rudolf Hoess)は、戦後、ドイツ北部でイギリス軍によって発見、逮捕された。ところが、そのヘスを逮捕したイギリスの軍人バーナード・クラークは、1983年、ヘスを逮捕した際の状況をインタビューに答えて語り、ヘスを逮捕した際、ヘスに激しい暴力を加えた事を誇らしげに語って居る。ニュールンベルク裁判において、ヘスは、アウシュヴィッツで、ガス室による処刑を始めた人物とされたが、その根拠は、イギリス軍が、ヘスを逮捕した直後に作成したヘスの「自白調書」であった。ところが、その「自白調書」を作成される直前、ヘスは、イギリス軍人によって拷問を受けて居たのである。そんな拷問の産物であったイギリス発表の「自白調書」に、ヘスの役割を証明する証拠能力は有ったのだろうか?(実際、このイギリス発表のヘス「自白調書」には、存在しない収容所名が有り、信憑性は乏しい)ヘスは、ニュールンベルク裁判の後、ポーランドに移送された。そして、処刑されたが、その処刑後、10年も経って、ポーランドの共産主義政権が発表したもう一つの文書「ヘス回想録」は、何故か鉛筆書きである。こうした事を中谷さんは、どう考えるのだろうか?

 もう一度言ふが、ドイツがユダヤ人を差別、迫害した事自体は明白である。しかし、戦後語られて来た(1)ドイツはユダヤ人をただユダヤ人だと言ふだけの理由で絶滅しようとした。「絶滅」である、とする主張と、(2)その方法として、ドイツは、ガス室でユダヤ人を処刑した、とする二つの話は、本当に間違いの無い事実なのだろうか?

 そうだと言ふなら、以下の諸事実をどう説明すれば良いのだろうか?

(1)戦後、これだけ「ドイツはユダヤ人を絶滅しようとした」と言はれて来ながら、連合軍が押収した膨大な戦時中のドイツ政府公文書の中に、ヒトラーもしくは他のドイツ政府指導者が、「ユダヤ人絶滅」を命じた命令書は一枚も発見されて居ない。
(2)それどころか、押収された戦時中のドイツ政府文書の中には、アウシュヴィッツ等に収容したユダヤ人を、ソ連を打倒した後、ソ連領内に移住させる計画が有った事を明記した文書が複数見られる。これは、アウシュヴィッツなどでユダヤ人を「絶滅」する計画だったとする連合国側歴史家の主張と両立しない。
(3)ナチスドイツ政府は、「ユダヤ人絶滅」と言った計画の為の予算を計上して居なかった事が判明して居る。
(4)ソ連軍がアウシュヴィッツで押収した膨大なドイツ側文書の中に、処刑用ガス室の設計図は一枚も無い。死体焼却炉の設計図は多数有るのに、その隣りに有ったとされる「ガス室」の設計図は一枚も無い。
(5)今日、アウシュヴィッツで「処刑用ガス室」であった部屋として公開されて居る部屋は、ソ連軍が押収したドイツ側の図面を見ると、病死者などを安置する為の死体安置室(Leichenkeller)として設計されて居た事が、明瞭に見て取れる。即ち、戦後、ポーランドの共産主義政権は、ドイツが病死者などを安置する目的で建設した死体安置室(霊安室)を「ガス室」と偽って公開して来たと考えられる。
(6)(5)を裏ずける様に、アウシュヴィッツで「処刑用ガス室」として公開されてきた複数の部屋もしくは建物の残骸からは、青酸化合物が殆ど検出されない。(対照(コントロール)として採取された衣服消毒用ガス室の断片からは、戦後40年以上が経っても高濃度の青酸化合物が検出されて居る)
(7)アウシュヴィッツを含めた戦争中のナチス収容所では多くの病死者の死体が発見された。しかし、「ガス室」で、即ち何らかの毒ガスで殺された事が医学的に確認された死体の報告は、実は、一件も無い。
(8)実際に青酸ガスによる処刑を死刑の一手段として行なって来たアメリカの経験では、青酸ガスを使ったガス室は、最も費用のかかる処刑法である。その様な方法を「民族絶滅」の手段に選んだと言ふ話は根本的に不合理である。
(9)アウシュヴィッツ他の収容所で、ドイツは、病気に成ったユダヤ人に病院で医療を行なって居る。(アンネ・フランクの父親もその一人)これは、アウシュヴィッツ収容の存在目的が「ユダヤ人絶滅」であったとする説明と矛盾する。
(10)(9)と同様に、アウシュヴィッツ(ビルケナウを含む)には被収容者の為のプールや売春宿まで存在した。これは、「絶滅」が目的の収容所とは到底考えられない事ではないか?
(11)アウシュヴィッツ他の収容所に収容されたユダヤ人やレジスタンスの中には、「ガス室」の存在に否定的な証言をする人々が実は多数居た。
(12)ビルケナウ収容所のクレマ2地下室には処刑用ガス室が有ったとされて居る。そして、「証言」に依れば、その地下室と成った「ガス室」には、地上部分に四つツィクロンBの投入孔が有り、そこから、青酸ガスを遊離するツィクロンBが投げ込まれたとされて居る。ところが(!)現地(第二アウシュヴィッツ)でその「ガス室」とされる地下室の天井(地上部分)を見ると、穴は一つしか無い(!)しかも、新しい穴で、戦後開けられた物と考えられる。穴が無い「ガス室」にどうやってツィクロンBは投げ込まれたのか?
(13)「ガス室」に関するアウシュヴィッツ博物館の説明は変はって居る。特に、第一アウシュヴィッツで「ガス室」として公開されて居るクレマ1について、アウシュヴィッツ博物館は、戦後永い間、「オリジナルな建物だ」と主張して居た。しかし、1990年代前半ころから、「復元された建物でした」と説明を変えて居る。実際、ソ連軍が1945年に撮影したこの建物(クレマ1)の写真を見ると、今日、そこにある煙突が映って居ない。即ち、その煙突は、戦後捏造された物であるが、それをアウシュヴィッツ博物館は、長い間「オリジナルな物」だと説明して居た。(テープ、ビデオに博物館職員の説明は記録されて居る)


これらは、私が「アウシュヴィッツのガス室」の信憑性を疑ふ理由のほんの一部である。まだまだ疑問は沢山有る。これらの事から、私は、今日、アウシュヴィッツで公開されて居る「ガス室」は、戦後、ソ連支配下に在ったポーランドで捏造された物であるとしか思へないのである。

ポーランドを愛する日本人として、私は、ポーランドが、この共産主義時代の捏造である「ガス室」神話から解放される事を願って居る。

(西岡昌紀・内科医)


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