Ｒｅ．なるほど。で、「反検察」をキーワードに考えてみる。仁王像

Ｒｅ．なるほど。で、「反検察」をキーワードに考えてみる。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/241.html
投稿者仁王像日時 2010 年 1 月 05 日 20:10:51: jdZgmZ21Prm8E

(回答先: 阿修羅を訪れる読者の圧倒的多数が民主党ファンではないかと推定される。投稿者仁王像日時 2010 年 1 月 05 日 12:21:00)

なるほど、訪れる読者の９割以上が「小沢民主ファン＋反自民＋反マスコミ＋反検察＋反CIA」の混合体と捉えるのが正確な表現ということか。でもね、小沢よいしょの記事が目立ち拍手もダントツ。やはり小沢信者の比率は高いと見る。

　それにしても一般国民との性向の違いは歴然としている。そこで次に用意していたのが、「反検察（地検を含む）」というキーワード。この点の評価において一般国民と画然としているのではないか。この検察批判は激しい正義感から来ていると思われるのだが、語弊を恐れず言えば「匹夫の正義感」にまで純化？してしまっているのではないのかと思う。検察は悪玉である、ゆえにその標的にされる鳩山、小沢は善玉のかたまりである、との善悪二分法である。

　一般国民はこの点のとらえ方が異なる。このような善悪二分法では捉えない。ここにむしろ筆者は健全性と良識性を見る。検察はこれまの昭和史のなかでも与党政治家たちのいくつかの疑獄事件を挙げてきた。国家機能としての必然性があって、このような組織が誕生したのだと思う※。それを悪玉検察を潰せ、人事の総入れ替えをせよ（つまり政権与党の都合のよいように作り変える）というような論調はきわめて乱暴に思える。

　こうなると、例えは悪いが監査役のいない（あるいいは機能しない）会社みたいになる。国家としてはファッショ体制の国家になる。

　いずれにしても阿修羅読者というのは異常にドライブのかかった人種と言えるのではないだろうか。表題を見て自分が快感を得られる・溜飲を下げられそうな記事をアクセスしているのは明瞭に読み取れるのではないだろうか。

　自公政権はもう終わったのにいまだにそれを叩く記事にアクセスが集まるのは、そこでひと時の快感を味わい溜飲を下げたい（湯気抜きする）という欲求があるのだろう。いつまでそこにとどまっていたいのだろうか。もっと前方を見て先に進みたいと思うのだが、そこのところが不思議でならない。
　小沢民主党の体質批判には、その前にいちいち一くさり自公政権の悪口を並べないと、受け付けないらしい。あるいは民主の批判者は、そのまま自公政権の支持者だと即断するらしい。

※；検察へのアメリカのコントロールを断ち切れという議論はあるだろう。しかし、これは基地問題を始めとした日本の真の独立の問題とも関わってくる。高級官僚自体にアメリカの息がかかっている。そもそも歴代の自民党政権がそうであった。政権がそうであったからそれにつながる官僚機構もそうなった。政権を取ったばかりの民主党政権が一朝一夕にできることではなかろう。ここでは議論の混乱を避けるため検察機能一般を前提に議論している。

・戦後の疑惑、疑獄政治史
http://www.gameou.com/~rendaico/toshi/nihonkiyosanto_nokenkiyu_toshi_seizisotui_sengogigoku.htm

・昭和電工疑獄事件
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage135.htm

・造船疑獄事件
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage143.htm

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コメント
01. 2010年1月06日 00:48:35 > 検察は悪玉である、ゆえにその標的にされる鳩山、小沢は善玉のかたまりである、との善悪二分法である。「ゆえに」以下を導くような論理を用いる人は仁王像さんの脳内にしかいないのでは？
02. 2010年1月06日 15:14:35 投稿者は、代表的疑獄事件を掲載したようですが、これらの人脈を戦時に遡り、敗戦後までを時系列的・歴史的に追ってみましたか？それが、解明できれば無罪の真相も見えてきません。もう少し深く研究されれば、日本が独立していない事実にもぶつかるでしょう。私は、民主党支持者でもなければ、小沢信者でもありませんが、自民党誕生の事実・戦後マスコミの再構築・検察特捜部とCIA等の関わりが戦後の日本人の政治感を如何に鈍化させ、参画意識を奪ったか。歴史に基づいて説明する一人です。昭電疑獄も造船疑獄も変な決着ですよね。他の例も沢山ありますが、戦後の検察の歴史は、GHQ占領支配を紐解かなくては解明はできません。その上で、現在の検察特捜部が、健全に機能しているのかを、語って欲しいと思います。また、歴史に触れることで、メディアが果たした役割や、現在の立ち位置もみえると思います。太平洋戦争・ポツダム宣言受諾・サンフランシスコ平和条約締結などと政治の関わりは重要です。条約は、原文・翻訳文を比較して見て下さい。そこからも、外務省が何をしたか分かります。至近では、核の密約・VOA費用日本側負担密約などが判明しています。爺さん
03. 2010年1月06日 15:18:40 訂正（二行目）解明できなければ↑
04. 2010年1月06日 17:09:07 仁王像の言ってる一般国民ってのはいまだ洗脳状態にある盲目の連中のこと言ってんだろっての、一たび目が覚めりゃここの９割方の人間みたいになるってこったわさ。つまりいずれ全国民の９割方がここでコメ書いてる人らみたいになるってことだわさ。お粗末な頭じゃわかんねえかな、うっひっひ。
05. 2010年1月07日 02:42:36 >>04 それじゃファシズム完成じゃないか。
06. 2010年1月07日 12:35:42 私も民衆党員でもなければ、小沢シンパでもありません。　只、戦後自民党下での日本の政治のあり方には大きな疑問を感じてきました。今回の政権交代を大いに歓迎し、期待も大です。　但し、リアリストとしてはそれ程簡単ではない事もわかっています。　多くのLDPが残した負の遺産をかかえ、政権をゆるがし利権を手放したくない勢力の力（国内、国外共に）は今も、今後もあらゆる手法で罠をかけて来る事はあきらか。　ただ、久しぶりに国民として熱くなりました。「自分たちの国をよくしてゆくぞぉー」と心高鳴るものを感じています。ですから、それを意図的に操作したり、ゆがめられたメディア報道については苛立ちを感じています。あやつられる国民が８０％としたら、そうでない目をもった国民を２０％と考えたい。その２０％が声をあげ、積極的に政治にかかわってゆく事が静かな国民のパワーになると思っています。　小さな力ですが、あなどれないはず。めげずに頑張ろう！
07. 2010年1月07日 15:26:41 >>04民主一党を盲信するってのとは違うんですよ、真偽を見抜く力を持つってことです。盲目にゃわからんだろうけどさ。
08. 2010年1月11日 13:06:47 >>04 いずれは動物農場ですね、わかります

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