医学論文を見れば誰でも分かるが、薬でもなんでも治療法の良し悪しを判定しているのは、試してみてどうかである。

一部原発と類似する感覚だが、これは通常感覚の科学的とは異なっている。

では何故医学は、第一義に科学的だと思われる必要があるのだろうか？

キチンとやれば、あと１０年たてば、で済ませるのはカルトの代表的言説である。

これは医学医療の世界で屡々現れる。

キリスト教の最大の特徴は、人間、生物、自然を"理解"できることにした点にある。

決して分からないとは言わない。

それは神的だが同時に"科学的"な態度である。(どっちでもいけるのがスゴい)

ところがいちばん身近で神を裏切るのが体である。

死んでしまったら対応可能だが、聖職者だって権力者だって痛いし病気になれば聖書に頼らず世俗の知恵で治療する。

この現実が現実化するのはよろしくない。

つまり人間理解が"分かり易"くないと色々と差し障りが生ずる。

これが医学を"科学的"にしている最大の理由である。

儲かるしネ。

現代の日本人は理解病に罹っている。

カルトとは現実よりアタマを優先する方々のことである。

別にオウムだけのことではない。 　

コメント
01. 2013年10月17日 22:58:17 : nJF6kGWndY >医学は何故"科学的"なのか？ 医学は、応用科学だから、科学的であることは当然の条件だ 一方、医療（治療）行為と医学は同じではないが 医療行為は、医学に基づく治療行為のことだから、当然、前提として科学的に正しいこと、 つまり効果が経験的に実証されることと、それが生物学や物理化学と矛盾しないことが当然、要請される
02. 2013年10月17日 23:00:05 : nJF6kGWndY ただし、現実の医療が、必ずしも医学（科学）的に見て、完全に合理的かと言えば、そうではない（東洋医学、漢方などが、好例） なぜなら科学は、まだ発展中であり、特に生命科学や脳科学に関しては、未解明の問題が多いからだ
03. 2013年10月19日 16:39:32 : Cqc8CzZfNk 　科学は強烈な一般化への志向を内蔵する。 ガチガチに定義を固めてその中で法則を見出す。 即ち同じ条件に働きかけると同じ結果が出る。 数学がその極致だ。 その数学においても発想を変えて定義自体を換えて見て 新たな発展を見てきた。 医学はあまりに人体と言う与件があまりに多様性に富んでいて 同じインプットに対して同じアウトプットなんて保証されない。
04. 2013年10月21日 16:29:23 : GI3wi9QQlk 精神は科学ではかれますかな？ 計れないとしたら、精神は医学の対象からはずれるのですかね。 科学的に分からないものはほっておくと。
05. 2013年10月24日 18:21:47 : nJF6kGWndY 精神も現象としては、脳の電気化学活動の表れだから、当然、科学的な計測の対象になるし 当然、自然法則に従って変化している
06. 2013年10月24日 21:26:45 : AUCWMIZ6y2 医療もカルトに過ぎない、ということですよね。 それにしては、信じる者が、救われていない現状があるような。 とすると、カルト以下。
07. 2013年10月25日 20:58:46 : nJF6kGWndY カルトでは、病気は治らず、破滅するだけだから 科学に基づく医療の方が、遥かにマシだな
08. 2013年10月25日 21:05:45 : nJF6kGWndY 昔は死ぬしかなかった多くの感染症や致死的な事故、心筋梗塞や脳梗塞であっても、今は、高度な医療技術の進歩で高い確率で助かるようになっている
09. 2013年10月27日 08:36:41 : BxgKgNJpDM 対症療法しかやらない医療 対症療法しかできない医療 ダメダメ療法なのだ 医学は全く進歩していない 科学の”か”の字も無い
10. 2013年11月07日 15:01:14 : nJF6kGWndY 確かにバカにつける薬は無いらしいｗ

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