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数多くの人が本稿を参考に、戸高一成の履歴に興味を持ちはじめたようである。
「履歴3」執筆後しばらく放置していたが、その間に若干の動きがあった模様なので、追補しておかねばなるまい。
wikipedia「今日の話題社」の項に、戸高が経営に携わった経緯が追加された。
戸高の履歴を追加(元号ではなく西暦)しておくと、
1948年 4月 誕生
1973年 3月 多摩美術大学美術学部卒
1970年代中期 史料調査会に参加
1980年 7月 オカルト雑誌「迷宮」に寄稿
1983年 3月 八幡書店から復刻された『世界的研究に基づける日本太古史(上・下)』の解説を担当
1980年代中期 今日の話題社に経営参加
1985年 5月 八幡書店から復刻された「一天四海五大洲の大日蓮」を編纂 ※1
1990年12月 ブレーンとして「紺碧の艦隊」に参加
1992年 4月 (財)史料調査会(※1)理事就任
1992年 6月 今日の話題社、最後の戦記を刊行
1992年 6月 「紺碧の艦隊」の別巻「旭日の艦隊」開始
1994年 1月 「日向仁」として活動開始
1994年 戸高、戦没者追悼平和祈念館(後に昭和館)設立準備室に移籍
1990年代中期 今日の話題社、八幡書店が吸収合併
1999年 戸高、「昭和館」図書情報部長就任
1999年 3月 「昭和館」閉館
2000年 6月 「新・旭日の艦隊」終了
2000年11月 「日向仁」としての活動終了
2001年 9月 八幡書店から復刻された「星座とその神話」を解説
2004年 4月 呉市企画部参事補就任
2005年 4月 呉市海事歴史科学館長就任 ※2
となる。
調べれば調べるほど、「怪しい人物」であることは間違いない。
さて、こちらの「上がり」を曝しておこう。
戸高は、八切止夫、鹿島昇という異端史家、さらに元革命家にして陰謀史観論者の太田龍と、どこかで接点を持つはずである。
もはやこの段階で、戸高は歴史家ではなく、「ただの危ない人」に堕してしまう。
公的博物館館長として不適な人物であることはおろか、彼が編纂した海軍史の書籍はすべて信憑性ゼロになるだろう。
戸高は人を欺いてきたのだから、自己責任で地獄に堕ちるのは当然のことだ。
だが戸高を信用している人々は、そこまでの覚悟はあるのか?
「事実」を直視しろ。
※1 1985年8月に刊行された「フォトグラフ日本海軍」の版元も、オカルト出版物が多い国書刊行会。
※2 2007年8月には、悪名高い船井総研のメルマガに登場。なお船井総研が一時期経営に参画していた経済界からは、現在も架空戦記が刊行されている。
創業者の船井幸雄にしたところで、太田龍を絶賛してるしなぁ。
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