★阿修羅♪ > IT11 > 483.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「レスしなきゃ」「フォロワー伸びない」…… “ネット疲れ”処方箋は【ITmedia Newa】
http://www.asyura2.com/09/it11/msg/483.html
投稿者 地には平和を 日時 2010 年 3 月 14 日 16:56:09: inzCOfyMQ6IpM
 

「レスしなきゃ」「フォロワー伸びない」…… “ネット疲れ”処方箋は【ITmedia Newa】
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/11/news031.html

フォロワー数増減に一喜一憂し、書き込みの炎上を恐れ……TwitterやSNS利用が広がる中、ネットに振り回され疲れている人も少なくない。処方箋は――

2010年03月11日 12時40分 更新

ツイッター議員、読者増減に一喜一憂/教師、生徒のHP巡回でヘトヘト…

SNSの登場によって複雑化するコミュニケーション。あなたは疲れてませんか? 

インターネットの登場により、情報の発信者と受信者との壁が取り払われ、誰でも双方向のやり取りが可能になった。

ブログの利用者数は2695万人、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は7134万人(総務省調べ、昨年1月現在)にもなる。

その一方で個人や組織、企業は、初めて体験するメディアに振り回され、“疲れている”人も少なくない。

Web(ウエブ)時代をどう生きるか。その処方箋(せん)は−。(池田証志、猪谷千香)

秘書が24時間対応

 東京・永田町の議員会館。ある国会議員秘書の松村友夫さん(仮名、31歳)は、パソコンの画面をにらんでいた。

松村さんが仕える議員は、ミニブログ「ツイッター」を利用しているが、登録読者(フォロワー)数が伸び悩んでいた。

「5万人のフォロワーを獲得したい」。

次の選挙に向け、フォロワーを増やし、議員の支持を広げようとしている松村さんは焦燥感を隠せない。

最近、議員のツイッター利用が盛んだが、多忙な本人に代わり秘書がコメントを書き込むことがある。松村さんもそうだ。

「有権者に直接、政策を訴えられるし、議員との接触に感動される」とはいえ、かなり労力を奪われる。

「自分で調べればすぐ分かることを聞いてくる。返事をしないと、嫌みを書き込まれるので放置できない」

ユーザーによる批判的なコメントが増え、「炎上してるぞ。なんとかしろ」と夜中に議員からの電話でたたき起こされたこともある。

ネットは365日、休む間がない。

年末年始もパソコンから離れられなかった。

「フォロワーやアクセス数の増減に一喜一憂してしまう。いっそ、炎上した方がアクセス数が増えていいと思うことさえある」。松村さんはため息をついた。

「ネットの双方向性はもろ刃の剣なんです」と話すのは、外資系PR会社「ホフマンジャパン」(東京都)の野村真吾社長(42)。

「ユーザーと直接対話できるメリットがある一方で、ユーザーを『コントロールする』という考え方は禁物。

誠実に対応しなかった場合、悪評がひろまってしまうこともある。

地道に大手メディアや実際の活動で評価を高めることも重要で、これによってさらにアクセス数は増える」

代行パトロールも

48・8%−。「ネットでのコミュニケーションに疲れたことがありますか」との設問に「非常に/やや疲れたことがある」と回答した割合だ。

動画投稿サイト「ニコニコ動画」が今月、ユーザー6万6千人を対象に実施したアンケートの結果で、約半数が「疲れた」ことになる。

その理由で最も多い「知り合いの書き込みに返答しなければいけない感じがする」(43・2%)に次いで多かったのが、「いざこざが起きた」(30・2%)だ。

「ウザい」「氏(死)ね」。

心ない言葉が、生徒の携帯電話向けホームページ(HP)に並んでいた。

ある公立中学校で教員をしていた木下宏さん(仮名、48歳)は放課後と週末、生徒たちが開設したHPのチェックに数時間を費やしていた。

ある女子生徒が他の生徒とトラブルになり、HPが荒らされていたからだ。

生徒たちのHPにはそれぞれたくさんのリンクが張られていて、それらすべてを閲覧しなければならない。

「かなりの力を使ってしまい、最後は頭がぼーっとなる。正直、授業どころではない」。木下さんは当時の心境を語る。

女子生徒もHPが気になってしまい、休み時間のたびにトイレに駆け込み、学校への持ち込みが禁止されている携帯電話でHPを見ていた。

「携帯は単なる道具。子供たちには道具に振り回されず、主体的に使える大人になるよう話している」というのは、ネットのトラブルから子供を守るNPO法人「イーランチ」(静岡県)の松田直子理事長(49)。

同法人は教師の負担を軽くするために、HPのパトロール代行サービスも行う。

「つらくなったら専門家に任せてほしい」

企業は「炎上」警戒

企業も一層の慎重さが求められている。

対応をひとつ誤れば、揚げ足を取られ炎上しかねない。

24時間、衆人環視下にあるプレッシャーがある。

「仕事の5割がツイッター」と話すのは、検索サイトを運営する「ネイバージャパン」(東京都)の事業戦略室の金子智美さん(25)。

サイトの知名度を上げようとツイッターで積極的にユーザーと交流している。

「批判や答えづらい質問もあるが、逃げずに対応する。

無視すればユーザーにそういう会社なんだと思われてしまう」。

平日はもちろん、週末も携帯で必ずツイッターをチェックする。

「自分もユーザーの一人という感覚を持てれば仲良くできる」とコツを語る。

リアルタイム中毒

ブログやSNSのスピードは、加速の一途。

ツイッターなど「リアルタイム・コミュニケーション」と呼ばれる即時性の高いサービスに熱中する人が増えている。

自己演出プロデューサー、鶴野充茂さん(37)は昨年秋からツイッターにはまった。

食事中も携帯でチェックしてしまう。

「本当に時間がなくなった。ブログは止まり、メールはつまらなくて見なくなった。

仕事のアウトプットも落ちた。

リアルタイムの情報に病みつきです」と苦笑する。

「アルコールを飲まない“休肝日”のように、“休ネット日”を作りましょう」と勧めるのは、SNSを専門とするIT企業「ループス・コミュニケーションズ」(東京都)の斉藤徹社長(48)。

「現実世界の3人より、ネットでの100人との交流が重くなってしまう。

ウェブではきちんと目的がないと自分を見失う。

週末だけでもネットから離れれば、また効率よく付き合うことができます」

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > IT11掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > IT11掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧