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ソニーのReaderは、縦書き専用じゃないフォントが使われています。縦に並んだ各文字のセンターが合ってなくてガタガタです
http://www.asyura2.com/09/it11/msg/568.html
投稿者 TORA 日時 2010 年 12 月 11 日 17:06:33: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu229.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ソニーのReaderは、縦書き専用じゃないフォントが使われています。
縦に並んだ各文字のセンターが合ってなくてガタガタなのです。

2010年12月11日 土曜日

文字サイズはワンタッチで6段階に切り替えられる。


◆SONY Reader届いた、が! 12月9日 「で、みちアキはどうするの?」
http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20101209/1291733051

とりあえずいまのところ不満がいろいろ! 今回は「ソニーReader購入レポート」になるはずでしたが、予定を変更して「ソニーReaderのどこがどんだけダメか」をお送りしたいと思います。

あ、ちなみに「無線機能がない」はダメとは思ってないです。Amazon Kindleを使って実際に3G/Wi-Fiで本を買った人であれば、小さな画面かつ書き換えも遅い電子ペーパー&ちまちまキーボードで本を探すのがどれだけ苦痛か解ってるはず。欲しい本があって決め打ちで買う以外なら、PCで探すほうがずっと楽ですから。どうせ充電するのにPCにつなぐわけだし。

で、Readerで一番大きな問題と考えているのはフォントです。本文の明朝体が細くて読みにくいのです。最小サイズにするとかすれているようにすら見える。その上のサイズにすると今度は表示できる文字数が減ってしまう。Readerにはユーザーズマニュアルも1冊の電子書籍として内蔵されているんですが、そっちはゴシック体が使われてて、小さい字もすごく読みやすいんですよね。明朝体をもっと太く、そしてゴシック体の選択もできるようにして欲しい。

フォントにはまだ問題があります。おそらくこれ、縦書き専用じゃないフォントが使われています。縦に並んだ各文字のセンターが合ってなくてガタガタなのです。こんなことでは……本好きを取り込むのは、難しいでしょうね。だって表示が汚いんだもん。あともひとつ、外字。どうやら「紙からスキャンしたものがグラフィックとして貼りつけられている」ように見える。外字部分だけ潰れてる! いやほんと勘弁してください…。

ほかにダメな所として、ページの表示モードを記憶してくれないところが挙げられます。最小フォントそのままだと読みにくいのですが、「余白なし」の設定にすると、パネルいっぱいを使って表示してくれるのでやや拡大されて読みやすくなるのです。ところがこの設定、ホームに一度戻ってからまた再開すると、デフォルトの「余白あり」に戻ってしまう。いちいち設定さすなー、読み始めたら最期まで一気に読めってか?

あとあと、ページ送りボタンの位置も問題を感じた。下部に5つ並んだボタンのうち、一番左がページ送り、その右がページ戻しです。で、フォントを最小にしても紙の本よりはぜんぜん1ページの文字数が少ないので、左手親指はずっと送りボタンの上にあることになりますが、それは親指をかなり内側に曲げた状態であり、結構負担が掛かるのです。送り/戻しのボタンは入れ替えられるようにして欲しかったなー。実はフリックでもページ送りができるのですが、そちらはフリックの方向と送り/戻しの関係を入れ替えられるのです。ボタンもそれに連動して変わるようにしてほしかった。フリックだと画面に脂が付きそうなので、なるべくボタンでやりたいのです。

それから、電子書籍を販売するReader Storeのダメな所! まずね、もっとジャンル分けを細かくして!「文学」の下に7000冊あって「書籍名順」「作者順」「新着順」のソートがあるだけって、ちょっと厳しすぎるでしょう(キーワード検索はあるけど)。国内とか海外とか、ミステリとかSFとか、古典とかラノベとか、いろいろ切り口あるでしょうに、一緒くたに「文学」。せめてこのくらいないと、「だらだら眺めて面白そうなのを買う」って買い方はできないな。埋もれた本はきっとずっと埋もれたままになる。(後略)


◆縦書きだけは残してもいいのでは?  2008年12月16日 小飼弾
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51152780.html

縦書き、というより縦書きの際には右から左に行が流れるという特性のおかげで、縦書き本ではスクロールと同じ向きにページが繰られる。これに対し、横書きではページごとにスクロールが寸断される。試しに目線移動を計測してみれば、縦書きの方が少ないことがわかるはずだ。

実はこれは横書きでも不可能ではない。左右にページを配置するのではなく、上下にページを配置し、背表紙を右ではなく上に配置すればいい。時々プレゼンの資料では「縦書き」ならぬ「縦綴じ」をしてあるのだが、「横綴じ」にくらべてずっと読みやすい。

ただし、横書きの場合工夫もそこまで。上下にページをめくるというのは、左右にページをめくるのと比べて物理的にずっと難儀である。テーブルの上においてあるのであればとにかく、書面を地面と鉛直方向においてみればそれがよくわかる。そうするとページは「めくれず」に「押上げ」ねばならない。

加えて縦書きの場合、版形が十分小さければ、左手だけで読めるという利点もある。利き手をフリーに出来るのだ。私の特技である2丁拳銃読みは、縦書きあってのことなのだ。

理由その0、日本語は縦書きも横書きもできる、数少ない言語だから。せっかくどちらも行けるのであれば、読みやすい方をデフォルトにしておいた方がいい。本当はハングルだって中国語だってどちらも行けるのだけど、日帝へのルサンチマンから縦書きまで捨ててしまったのは実にもったいない。特に中国語の場合はそうで、元々漢字というのが縦書きしか前提にしていなかったのだからなおさらだ。

繰り返しになるが、私が「縦書きの方がいい」と言っているのは、本に限っての話である。ページ不要でいくらでもスクロールできるパソコンやケータイの画面は、横書きの方がありがたい。「笑犬楼大通り」の読みにくさにはちょっと辟易する。

NED-WLT : 『弾言』 (小飼弾著)
でもやっぱり、日本語の書籍で横書きの文章は嫌だなー(笑)。
酒井さんに限らず、「弾言」に対する苦情で最も多かったのが、横書きだったことを考えても、本に限って言えば縦書きは残すべきだと弾言しておくことにします。


手書きメモやテキストメモを作成できる。マーカーを付けたり、
細かい文字はタッチペンを使った方が便利だ


(私のコメント)
今年は電子書籍元年と言いますが、12月の10日にソニーとシャープから電子書籍端末が発売されました。さっそく大手家電量販店で現物を見て見ましたが、ソニーのReaderは5インチ6インチの小型で薄い電子書籍であり、重さも200グラム前後の軽いものでした。アップルのアイパッドは重さが700グラムもあって携帯用としては使えない。

液晶を使った多機能端末であっても5インチから7インチ程度の大きさにして軽くしないと携帯用としては使えないだろう。シャープのGALAPAGOSも携帯用として6,5インチのの電子書籍であり重さも200グラム台であり携帯性はあるが電池は7時間程度しか持たない。価格的にもソニーのReader二万円前後なのに対してシャープのGALAPAGOSは四万円前後する。

電子書籍としては安くて電池が長持ちする方が実用性があるだろう。ソニーのReaderはアマゾンのキンドルと同じ電子ペーパーを使ったものであり、モノクロ画面で14日間も電池が持つ。しかし通信機能はなくてパソコンを使ってコンテンツをダウンロードしなければならない。

店頭でソニーの係員にいろいろ聞いてみたのですが、パンフレットに書かれている以上の事は分からず、通信機能は将来付くのこかとか、カラー電子ペーパーはいつ頃採用されるのかといった事は「わからない」の一点張りで詳しい説明は聞けなかった。機能としてはアマゾンのキンドルと一長一短であり、ソニーのReaderはメモ書きが出来たりタッチパネル機能がある。

電子書籍の一番の長所は、一つの端末に大量の本が収納できる事であり、ソニーのReaderは1400冊の本を収納できる。メモリーカードを交換すれば無限大に本が収納できてどこでも持って歩く事が出来る。1400冊もの本を瞬時に検索する事もできるし、読みたい本が直ぐに取り出して読むことが出来る。しかし肝心のコンテンツがまだ電子化されていない。

ネット上の有料サイトはまだ限られたものであり、成功することが少ないのは、ネットがパソコンがベースとなっているからであり、携帯電話における有料ビジネスはゲームなどのサイトでもテレビCMの大量広告を見てもかなり成功している。この携帯電話機能を使えばネットの有料化も可能になるのであり、アマゾンのキンドルは電子書籍が成功することを示している。

アップルのアイパッドは日本の出版業界にとっては黒船であり、だから今年は電子書籍元年となりましたが、ソニーの「Reader」もシャープの「GALAPAGOS」もパソコンを使ってのクレジットカード払いだ。だから日本での電子書籍の携帯電話回線を使っての決済はアップルやアマゾンやグーグルに先を越されてしまうのだろう。システム開発力がアメリカに劣っているからであり、ソニーやシャープはシステムソフト開発力が劣る。

電子書籍の長所としては縦書きがスタンダードとして採用されている事であり、本は縦書きの方が読みやすい。これは人間工学的に見ても本が左右に捲る様になっているのは手が左右についている為であり、上下に捲るような本はほとんど無い。昔は巻物を見れば分かるように左右に撒きながら巻物を読んでいた。だから中国や日本の巻物は縦書きになっている。

欧米の文字は横書きだから上下に巻いて読むわけには行かないからページを綴じこんで製本しましたが、ページを捲るたびにスクロールが途切れてしまう。だから読みにくい。日本の書籍でも英単語が多い本など横書きのがありますが一部しかない。横書きの雑誌などもありましたがいつの間にか縦書きに戻ってしまった。小飼弾氏が書いているように日本語は横書きより縦書きの方が読みやすい。

パソコン画面のように上下にいくらでもスクロールできるようなものは、日本語でも横書きでもかまわないのでしょうが、本のように左右に捲っていくものは縦書きの方が文字列を自然に追って行くことができる。電子書籍はページをクリアして行くから縦書きでも横書きでもどちらでもいいのでしょうが、縦書きになれていれば電子書籍も縦書きの方が読みやすい。

本のように大量の文字を読む場合には些細なことでも大きな違いになりますが、電子書籍も手で持って読む場合には本のように右からスクロールするように捲っていくから縦書きの方が読みやすいだろう。欧米の本は横書きで左から右へスクロールするように捲りますが、そのたびにスクロールが中断する。ならば上下にスクロールすれば中断する事はない。

株式日記も上下にスクロールして読むようになっていますが、横書きだからそのほうが読みやすい。しかし本の場合もページを区切らなければ読み返す時に不自由する。ソニーの「Reader」は書き込みも出来るし、メモ書きもできるようになっているから電子メモ帳にもなる。「で、みちアキはどうするの?」で指摘されているような不都合な箇所もありますが、売れれば逐次改良されていくでしょう。

電子書籍市場でソニーの「Reader」やシャープの「GALAPAGOS」が成功するかどうかは、コンテンツをどれだけ揃えられるかどうかですが、出版業界も囲い込みが激しくて日本の書籍の電子化はなかなか進まない。グーグルなどは既刊本の電子化を進めているようですが、著作権などの権利関係の調整がなかなか進まない。結局は音楽におけるアップルのようにシステムを整えた所が市場を支配してしまう。

音楽の場合は言葉の壁を超えやすいからソニーがウォークマンでもたもたしている内に、アップルのアイポッドで市場を取られてしまった。電子書籍の場合は言葉の壁があり、縦書きなどの様式の違いがある。電子フォーマットも汎用になるのか専用になるのかも分かりませんが、PDFが読めれば自家製の電子書籍を作って読むことが出来る。当面はコンテンツもそろわないから自家製電子書籍でPDFで使っていくしかないのだろう。


 

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