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紙媒体と電子媒体、どう使い分ける?
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投稿者 矢津陌生 日時 2012 年 12 月 19 日 23:07:28: fqfGCq6zf5Uas
 

技術の進歩は多くの事物を変革してしまう。新しい技術をうまく使うことができれば、多くの利便性を享受できる。ここ30年の最大の技術革新はIT化であろう。産業全般に影響を及ぼし、人々の生活スタイルまで大きく変えつつある。印刷・出版・言論の世界では大きなうねりになろうとしている。ほんの30年前まで大活躍をしていた印刷機群はそれほどの数を必要としくなりつつある。大量の複製を得意とした印刷は、パソコンによる個別のプリントアウトに蚕食されている。

端的な例を挙げると、年賀状の印刷である。20年ほど前まで年賀状の印刷は印刷会社の大きな収入源の一角を占めていた。郵便局で売っている年賀状自体は以前と同様に大型の印刷機で大量に印刷するが、個人単位での年賀状の印刷はほとんどパソコンを使って印刷されるようになり、プロの印刷機を必要としなくなった。コピー機までもがパソコンのプリンターとしての機能を果たす、ファックスまでも取り込む複合機となってきている。

10年ほど前、情報はパソコンのディスプレイで見るから、紙は要らなくなると盛んに喧伝されたが、実際には紙の使用量は決して減っていない。紙と電子は対立ではなくうまく併用されるようになった。紙に印刷して読むか、ディスプレイの情報だけで用が足りるのかは、使う人が決めればいい。情報の供給側は紙と電子の両方に簡単に対応できる。対立ではなく、対比して便利な方を使えばよい。使う人は、IT化をビジネスにしようとする人たちの煽りに乗らなければいい。

紙媒体と電子媒体の優劣は個人の見方で変わる。慣れにもよるであろうし、技術の進歩も優劣を判断する大きな要因となる。記憶定着、読みやすさ、扱いやすさ、脳の活性化、思索の誘発、費用、手触り感などの要素は、個人の好みによるところが大きい。自分自身の頭で考えればどちらが便利かを決めることはさほど難しくない。

紙が電子に比べ優位と思われるのは、紙に対する親しみ、ディスプレイやビューアが不要ということ。電子が紙より優れている部分は、検索の速さ、伝達の速さ、省スペース(物理的容積にほとんど影響をうけないで保存できる情報量の多さ)、新鮮度、情報の再利用(文章・資料作成で簡単に編集できること)、文字の拡大・縮小、時空の隔たりの影響をほとんど受けない。便利な道具には違いないので、使えるところからどんどん使えばよい。

出版・発行・発信の視点からの電子媒体を使う最大の優位点は、情報を発信する時のハードルの低さである。物理的な在庫場所や返品の手続きもほとんど必要ない。配送はネットで即時ダウンロードも可能。プリントアウト(印刷)すれば紙でも読める。ただし、従来の物品の販売でないため、売買の方法を新しく確立しなければならない。データは簡単に流通できるので、社会の仕組みの中でルール決めなければならない面倒さはある。

しかし個人単位で考えれば、これほど便利にいろいろなことが調べられるのは驚異的である。英語などの外国語が使えるならば、ほとんど国境なしに多くのことを調べることができる。語学にそれほど自信がなくても翻訳ソフトがあり、要領さえ分かればかなりのことまで調べることができる。

矢津陌生ブログ http://yazumichio.blog.fc2.com/blog-entry-266.html より転載  

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コメント
 
01. 2012年12月20日 00:00:56 : 9lF6UQuOSk
電子書籍が本来目指しているのは、ハイパーメディアで、印刷に不向きなもの。紙の書籍と比べるものではない。今はまだ発達過渡期である。
電子書籍の行先を論じるのが真っ当な批評である。

02. 2012年12月24日 02:08:02 : Elvq9KxxkE
ネットの経済系記事やブログ記事は、PCから電子書籍に飛ばして読めば眼精疲労の低減にはなるわな
ロイター、日系BP系、ダイアモンド・オンラインとかね(キンドルでwifiの話)

小説は基本紙媒体、青空文庫を何冊か入れているが敢えて電子書籍で読もうと思わないな
つまり、小説系は読む際の使い勝手も疲れなさも紙が上だと感じる
ノマド的な海外放浪者には電子書籍の方が便利だろうけど…

以前は、その方向の創作者にとっては便利なアイテムだと想像していたが、実際手にしてみるとキツイな
行間への記入、ページ間の行き来の問題とか

ま、発信側には電子書籍は有為なんじゃない?
必要な試練を経ていないクソ小説をamazonにアップしても誰も読まないという冷酷な事実はあるにしても

なんにしても、電子書籍をネット上に落ちているエロ漫画(PDF化)の本棚にしてはならないということだな


03. 矢津陌生 2012年12月25日 12:34:51 : fqfGCq6zf5Uas : GlxJVggAm6
「電子書籍が本来目指しているのは、ハイパーメディア」という言い草はすでに作る側の意図に飲み込まれています。
自分がそう思うのであればそれに従えばよいだけです。

紙に印刷してじっくり読むか、ディスプレイの情報だけ見るのかは、使う人が決める。対比して便利な方を使えばよい。ただそれだけのこと。要は喧伝に踊らされず、自分の考えやスタイルに合ったものだけを利用すればよいだけなのです。

もう一つの側面は自分が情報を発信したいとき、以前に比べるとはるかに多くの人に見てもらうことができるのです。(この掲示板のように)それをどう利用するかは考える必要があるが、方法は格段に増えたわけです。


04. 2012年12月25日 23:32:37 : L4wGJx6ru6
電子書籍は読むだけだなく、クリエイティブに自ら出版するものです。電子出版まで考えないと片手落ちです。アップルの重大発表の一つがiBooksAuthorというソフトだったのですが、日本では軽く見られたようです。ハイパーメディア、ハイパーテキストは、電子出版、電子図書館システムの為に開発された50年近い、もっといえば65年の歴史を持っているのです。

05. 矢津陌生 2012年12月26日 10:48:47 : fqfGCq6zf5Uas : GlxJVggAm6
電子書籍は情報技術(IT)の産物です。繰り返しになりますが、情報技術(IT)の大きな進歩によって、情報にとっての時空の隔たりが大幅に縮められたということです。簡単に言えば、情報を取り込み、情報を再構築し、さらには個々人から情報を発信する手段が飛躍的に進化したということです。電子書籍は自ら情報を発信するひとつの手段です。多くの人に支持されるならば、さらに進化しますが、支持されないならば廃れます。(かつての電子手帳のように別のものに統合されてしまう。)


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