(回答先: インテリよ、サバイバーたれ６７　ロープと滑車と動滑車 投稿者 日 日時 2010 年 4 月 06 日 00:38:50)

なんきん結びは滑車と動滑車をロープワークで生み出したものです。
なので荷物を締め付けるだけでなく、物を吊る事も出来ます。
滑車と比べれば摩擦抵抗が高いので力半分とはなりませんが、Ｗで２個なんきん結びをすれば抵抗が減ります（ロープの使用長さが増えますが）。
止めの輪も２重に２回、最初の輪を締めた後、その内側に巻きます。こうすれば滑り易いトラロープでも滑って解ける事は無くなります。
極端な話、これを１０本別々に結んで、一本ずつ引き上げと固定を繰り返すと、一人で１ｔの重量物も浮かす事が出来ます。
その吊る元になる上部の基点（フックでも梁でも）が高くて届かない時はカウボーイの投げ縄が役に立ちます。
フックなら投げ縄の輪を引っ掛け（長い棒の先に輪を引っ掛けて掛ける方が楽です）、締める。
梁ならロープ先端に石を固定してロープを投げて、梁を跨ぎ、降りてきたロープを投げ縄結びして締める。
　

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