http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120165.html

制御室１千倍の放射線　正門付近は２０倍　福島第一原発
2011年3月12日8時5分
　　
　経済産業省の原子力安全・保安院は１２日朝に記者会見し、東京電力福島第一発電所の１号機（福島県大熊町）で、原子炉建屋内にある中央制御室の放射線量が、通常の約１千倍に達していることを明らかにした。正門付近では、通常の約２０倍となっているという。

　保安院によると、中央制御室の通常の放射線量は１時間あたり０．１６マイクロシーベルトだが、１２日早朝の時点で１５０マイクロシーベルトに達していた。

　通常、原発では建屋内にある原子炉格納容器から建屋に放射能が漏れ出ないように、建屋内より格納容器側の気圧を下げている。保安院は、この機能が失われているか、放射性物質が漏れ出ている可能性もあるとみている。

　東電によると、１号機の原子炉内の水位は保たれており、炉内で想定外の核反応が起きている可能性は低いとしているが、政府は原発から半径３キロ以内としていた避難指示を半径１０キロに拡大した。

　一方、東電によると、福島第二原発（同県楢葉町、富岡町）の１、２、４号機の圧力抑制室の温度が１００度を超えていることがわかった。同室では冷却用の水で炉内の蒸気を冷やす機能があるが、これがうまく働いていないとみられる。原子力災害特別措置法に基づく緊急事態が発生したと判断した。

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以前から東京電力には次のような前科があるから、東電発表をそのまま鵜呑みにするわけにはいかないのだ。

東電、原発の装置故障を隠ぺい、77年からデータ改ざん続ける［NIKKEIBP]
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/104.html

原発「不適切な事例」、９７件　東電含め電力７社
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/143.html

東電、原発故障隠し　放射能の測定値も改ざん［asahi］
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/101.html

柏崎刈羽原発運転再開：経緯と課題 ／ 柏崎刈羽７号機の再開に抗議する
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/128.html

コメント
01. 2011年3月12日 11:58:53: dAw6hwPBAW 犠牲者が出てからでは本当に遅いのだが、もう脱原子力、低電力生活を進めるしかないと国民も理解するだろう。
02. 2011年3月12日 12:25:34: FiWiIaB1Zk 原子力資料情報室（ＣＮＩＣ）の資料も参考にしてください。 重大な危機です！！ http://www.cnic.jp/
03. 2011年3月18日 16:30:43: FOApqpuv7U 3/18原発はとにかく散水を急ぐこと。長さ5~600mの一部に数mの範囲で側面散水孔のあいた長いホースを用意して、長いホースの中ほどに側面散水孔の開いた数mの部位を設けて赤い印をつけ、ホースの端を把持し原発の上からヘリコプターで運び、糸を上から垂らす様にホースを爆発した原発の上に垂らす。 　注水は両端から行うか一方を閉じて片方から行う。目的部位からずれた場合でもホースを前後方向に赤い印を手がかりに牽引することで散水部位の上に修正することが可能。 　このホースはできればある程度の耐熱性で何本も必要である。ホースを連結してさらに長くすることで原発からの距離がとれ、へりの乗員、地上作業員の被爆量を減じることができる。 　ホースのコネクターは軸に対して円錐状のできるだけ段差のないものが望ましい、消防用ホースを連結することで可能ではないだろうか。また持続的に散水することが可能。

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