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「震災関連死」5県で37人に 避難長期化、増加の恐れ
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032301000848.html
東日本大震災で、避難した後に持病が悪化して亡くなったり、突然死したりした被災者が青森、岩手、宮城、福島、茨城の5県で少なくとも計37人に上ることが23日、共同通信のまとめで分かった。阪神大震災ではこうした人たちは「震災関連死」と認定された。避難所生活の長期化でさらに死者が増える恐れがあり、物資不足の解消など早急な対策が求められる。
避難所が設置されている各県市町村の災害対策本部に対し、地震や津波の犠牲者数とは別に聞き取りで調査した。被災地の通信環境が回復しておらず、いまだに混乱が続いているため「把握できていない」と回答する自治体が多かった。実際には、より大勢の被災者が亡くなっている可能性もある。
都道府県別の死者数では福島が28人で最多。次いで宮城6人、青森、岩手、茨城がいずれも1人。
福島県では福島第1原発(大熊町、双葉町)の事故で、半径20キロ圏内にある「双葉病院」(大熊町)が避難指示を受け、寝たきりの患者ら約150人がいわき市や伊達市、福島市の避難所計3カ所に搬送された。このうち計21人が17日までに死亡した。
同じく避難指示圏内の同県浪江町の特別養護老人ホームに入所していた男性(84)が、西郷村の避難所に移動した後、体調を崩し死亡した。
青森県階上町では、自宅が流されたため集会所に移った男性(70)の容体が急変し、搬送先の病院で死亡。宮城県大河原町では13日、避難所にいた40代女性が心臓発作で亡くなった。
茨城県大洗町の避難所では、15日に町内の介護老人保健施設から集団避難した女性(85)が体調不良を訴え、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察庁によると、震災から約2週間たった23日現在でも避難者数は16都県で約26万人。避難所にはガソリンや医薬品、食料などが十分に届いておらず、仮設住宅の建設も一部でしか始まっていない。
1995年の阪神大震災では、兵庫県では死者6402人のうち919人が震災関連死と認められた。
2011/03/23 20:41 【共同通信】
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