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とにかく「憲法を改正した総理」の称号が欲しいだけの安倍首相(誰が何を何の為?)
http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/519.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2018 年 7 月 31 日 11:48:52: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
 

(回答先: 安倍首相「今が憲法改正のチャンス」 地方議員との会合で協力呼びかけ(ならば選挙の争点に!?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2018 年 7 月 31 日 11:37:47)

「安倍首相がなんとか命脈を保っているのはつくられた株高、円安」と「マスゴミ利用の印象操作のおかげ」らしい。全ての法案の議論をはぐらかし、数による強行採決を繰り返しても「シジリツ高い」「センキョデアッショー」と繰り返す。このまま、おじい茶魔の悲願「平和憲法改正」も、マスゴミ操作で乗り切るつもりなのだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

https://www.mag2.com/p/news/366145

とにかく「憲法を改正した総理」の称号が欲しいだけの安倍首相

2018.07.29 709 by 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』
20180729abe

https://www.mag2.com/p/news/wp-content/uploads/2018/07/20180729abe.jpg

 歴史的豪雨災害に押されたことを理由に「モリ・カケ問題」を収束したかのように見せかけ、安倍総理に都合の悪い議論は論点ずらしで逃げきった感のある通常国会は閉会しました。元全国紙の社会部記者で、メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者である新 恭(あらた・きょう)さんは、安倍総理は「とにかく憲法を改正させる」ことしか頭になく、その後にやってくるであろう「アベノミクス破綻」の責任からも逃げようとするのではないかと予測しています。

●アベノミクスこそ打ち砕くべき岩盤だ
長かった通常国会が終わり、安倍首相はさぞかしほっとしているだろう。

嘘をつき通し、数に驕る自民党の国会運営で、なんとか乗り切った。国会や国民にどんなに不誠実であろうと、内閣は維持できると自信をつけたかもしれない。クロであってもシロと言い続ける。すると、いつかは追及する側も、疲れ果て、飽きてくれる。

あとは、強力なライバルのいない総裁選を勝ち抜き、自衛隊明記の憲法改正にこぎつけさえすれば、アベノミクスの後始末という最大の難事など知らんぷりして、勇退の花道に進める。よもやそんな算段では。

これほどコケにされながら、我ら国民、なんたる寛大さか。安倍官邸という密室で全てが決められ、国民の代表が集まる国会は形骸化した。真実は何も知らされない。

与党議員は、安倍政権の手柄を首相や閣僚に語ってもらう機会提供者に甘んじ、野党議員の追及は、論点ずらしとごまかしの答弁で時間潰しされた。

災害史に残る豪雨が始まった夜も、安倍首相や小野寺防衛大臣らは、竹下亘自民党総務会長ら自民党議員有志との飲み会で親睦に励んだ。その席で、雨の災難に遭っている人、遭うかもしれない人への想像を政治家たちは働かせただろうか。

国民の大多数は諦めに似た気持ちかもしれない。いろいろ問題はあるけど安倍さん以外に誰がいるんだ、と。地盤、カバン、看板が幅を利かせ世襲議員が議席を占めてしまっている弊害が人材不足を招いているのは否定できない。だがそれほど人材が枯渇しているのであれば、日本はお先真っ暗だ。

安倍首相がやってきたことは、秘密保護法、共謀罪、安保法制といった戦前回帰の政策ではないか。その上に緊急事態条項を憲法に盛り込めば、国民の主権、人権といった面倒なものに気を使わなくともよい国家権力はさらに凶暴になりうる。そのぶん、平和や個人の自由は脅かされる。

安倍官邸はこの国会においても、やりたい放題だった。権力の濫用、情報の隠蔽、改竄などの問題について、役所内の形ばかりの処分ですませ、首相とその周辺を真空地帯にしたまま、責任の所在を突き止めようとしない。

その姿勢は、政府に対する深刻な不信感を国民の間に残した。ふつうなら、このような政権のもとで、憲法改正など、できるはずがない。

しかし、自民一強、補完勢力多数の国会情勢や、内閣支持率の底堅さは不気味だ。自民党は、いざ国民投票となると、なりふり構わず、電通と組み、マスメディアに巨額資金を投じて、宣伝工作を仕掛けてくるだろう。

その効果は、国民への刷り込みはもちろんのこと、報道部門の自主規制にも及ぶ。電通や博報堂を通じたメディアコントロールは安倍自民党の得意とするところだ。

安倍首相がなんとか命脈を保っているのは、日銀を支配することによってつくられた株高、円安のおかげだ。目先の利益にこだわる経済界が自民党への資金提供や賃金アップで協力しているのも大きい。

異次元金融緩和は、出口を想定しない博打だ。アメリカがついている安心感からか、核のゴミの処理方法を考えないで作ったのが原発。それは福島で爆発した。同じことが異次元金融緩和にもいえる。健全なマネー政策に戻すための出口を探し始めた途端、アベノミクスのバブルは破裂するだろう。麻薬を打ち続け、きつい痛みをともなう出直しのきっかけを先延ばししているのが安倍政権の姿だ。

未来のことが分かったら苦労しねえよ、と麻生節が聞こえてきそうだが、昨今の日銀の動きをながめていると、この国はいつまで食っていけるのか、戦慄さえ覚える。

サンデー毎日7月29日号で、日銀と国の財政の危機について二人の識者が倉重篤郎氏の問いに答えている。

・今の日銀をどう見る?

「日銀というのは…民間銀行がおかしくなったのを支える役割だったが、今は違う。日銀自身がリスクの火だるま、過剰なほどのリスクテーカーと化している」(河村小百合・日本総研上席主任研究員)

・財政の状況を例えると?

「タイタニック号のようだ。実は、まっしぐらに大氷山に向かって航行している」「日本の財政、経済に対する信任が崩れれば今日にでもおかしくなる」(小林慶一郎・慶大教授)

異次元金融緩和により、日銀が円紙幣を刷って大量に国債を買い続けている。そのため、いったん世界的な金利上昇局面が訪れるや、中央銀行の債務超過という前代未聞の事態にいたる可能性が高い。一橋大名誉教授、野口悠紀雄氏ら専門家が指摘し、警鐘を鳴らしている。

大氷山にぶつからないようにするには、いつか方向転換しなければならないが、そのためには死ぬほどの痛みを国民は覚悟せねばならない。

事実上、アベノミクスは破綻している。その原因の一つは、安倍首相が経団連など財界の保守的、保身的なお歴々と付き合ってきたからだ。古いビジネスモデルで成功した日本の巨大カンパニーで権力をふるう人たちである。新成長戦略を思いつくことは期待薄であろう。

安倍首相は岩盤規制の打破と言うわりに、肝心なところの規制改革には取り組めていない。経団連の巨大利権がからむ部分には手がつけられていないのだ。垂直統合型の古いビジネス感覚そのものが、岩盤である。

日本が得意とするモノづくりにこだわり、大きな未来を描けていない。安倍首相は自身の頭の中の凝り固まった岩盤を破壊したほうがよさそうだ。

財界にかつてのような創業社長がめっきり減り、首相をおだてるのが上手なサラリーマン会長が、大立者を気取って取り巻いている。

マスメディアの経営陣はさらに小粒で、保身に憂き身をやつしている。安倍首相が裸の王様になるのも道理だ。

メディアに気概があるなら、「ほとぼりが冷める」という定理を、たとえばモリ・カケで覆さなければならない。

もうネタ切れだ、などと言うなかれ。豪雨災害も灼熱地獄も目の前の重要なニュースだが、モリ・カケの報道がピタリと止まったのはどうしたことか。政治権力のあり方、場合によっては総理の犯罪にもつながりかねない重要な問題だ。

いま一度、洗い直して、連載ものにしたり、特集を組んだりする必要があるだろう。その過程で、真新しいネタが見つかり、スクープできるかもしれない、

テレビなどはさまざまな切り口で取り上げることが可能だ。安倍首相はもちろん、今井尚哉、柳瀬唯夫、萩生田光一、加計孝太郎ら役者はそろっている。

まだ未解明の問題なのだ。彼らにアプローチし、インタビューできないなら、その反応をこと細かに報じるドキュメンタリーをつくればいい。

筆者の想像するところ、安倍首相は、「憲法を改正した総理」の称号がとにかく欲しいのだ。

その念願さえかなえれば、ちゃっかり逃げ場を探しにかかるだろう。自分が日銀支配と放漫財政でつくったバブルの後始末は他人に任せる。安倍さんは景気をよくしたが、そのあとはガタガタ。そう応援団が吹聴できるシナリオを描いているにちがいない。

失政の尻拭いをさせられる将来の首相は、いい面の皮。あとに残される国民は災難だ。

image by: Flickr

・新恭(あらたきょう)
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。

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コメント
1. 2018年8月17日 12:02:38 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-7239] 報告
2018年8月17日(金)

主張

安倍首相発言

改憲への執念は世論に逆らう

 安倍晋三首相(自民党総裁)が地元・山口県での講演会で、9月の自民党総裁選に関連して、「いつまでも議論だけを続けるわけにはいかない」と、次の国会に自民党の改憲案を提案し、国会での改憲案発議を実現させる意向を明らかにしました。改憲への異常な執念です。安倍首相は先の通常国会に際しても、改憲「実現の時」を迎えていると通常国会での改憲案発議を目指しましたが、自民党案さえ正式決定できず、実現しませんでした。改めての首相発言は、改憲へのこだわりを浮き彫りにするとともに、総裁選など政局での求心力確保の思惑も絡みます。

国民の意思踏みにじる

 安倍首相は発議が実現できなかった通常国会の閉幕にあたっても、「自民党としての憲法改正案を速やかに国会へ提出できるよう、取りまとめを加速する」と発言しています。改憲案の発議をあきらめていないことを示したものですが、今回の発言は「次の国会」と時期を明示しており、決して見過ごせません。発言は改憲に積極的な産経新聞社系の講演会でのものです。地元の支持者や改憲勢力へアピールする狙いも込められており、憲法の尊重擁護義務(憲法99条)がある首相としての配慮は、みじんもありません。

 9月の自民党総裁選の後、秋には臨時国会が予定されます。「次の国会」となれば臨時国会が念頭にあるのは確実で、事態は予断を許しません。自民党総裁選は3選を目指す安倍氏と、9条を廃止、「国防軍」を明記することを主張してきた石破茂氏らとの対決になる見込みです。安倍氏が率先して改憲を争点に持ち出し、主導権を握ろうとしているのも明らかです。

 自民党内でも異常な改憲派の安倍氏が、政権に就いて以来、安保法制=戦争法の強行など憲法破壊の政治を続けたあげく、9条に自衛隊を明記するなどの明文改憲を持ち出してきたのは昨年5月です。自民党は同党案のとりまとめを続け、国会発議を目指してきましたが、正式に決められず、先の通常国会では衆参の憲法審査会での実質審議も行われていません。安倍政権が「森友」や「加計」問題で追い詰められていたのに加え、国民の多数が改憲を望まず、改憲を支持していないためです。

 NHKの今月の世論調査でも、自民党総裁選で争点として議論してほしいものとの問いに、「経済・財政政策」が26・5%、「地方の活性化」が20・1%などとなっているのに、「憲法改正」は6・4%にすぎません。国民が自民党総裁にさえ改憲を望んでいないのは明らかで、総裁選で改憲を争点に持ち出し、次の国会に自民党の改憲案を提出するというのは、こうした国民世論を踏みにじるものです。

無制限の武力行使の危険

 安倍氏は自衛隊違憲論に終止符を打つことを改憲の口実にし、今回の講演でも同じ趣旨を繰り返しています。しかし問われているのは自衛隊が「違憲か合憲か」ではなく、憲法に自衛隊を書き込むことで、9条を空文化、大っぴらに「戦争する国」に突き進むかどうかです。自民党がまとめている改憲案は、海外での無制限の武力行使に道を開く中身です。

 安倍改憲阻止の世論と運動を広げ、とりわけ「安倍改憲NO!」の3000万人署名を広げに広げきることが重要です。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-08-17/2018081701_05_1.html

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