昨今こちらは寒くて、朝晩ストーブをチョイと入れたりしています。
過去、2月（日本の8月にあたる）にストーブなんかつけたことなかったのに。

↑の画像はメルボルンの仲間が送ってきたのですが、
よくラリーで言う台詞を使ったギャグというか

我々は何を要求しているのか？
温暖化だ！　
いつ、ほしいのか？
今だ！

結構、あちこちで切実なものになってきているかもしれません。(^^;

イースト･アングリア大学でのリークでインチキしてたことがバレバレのフィル･ジョーンズが
最近「1995年以降はそんなに温暖化などしていない」と語った記事の投稿はあったでしょうか？
＃最近、子宮頸癌ワクチンの安全性や効果の嘘の方で忙しいもので。(^^;

ウソが続くＩＰＣＣ
http://takedanet.com/2010/02/post_3aee.html

日本ではＮＨＫをはじめとしたマスコミが、オリンピック報道だけをしているので「ＩＰＣＣ温暖化のウソ」に触れていないが、２０１０年２月２０日現在、欧米のマスメディアが報じた「IPCCのウソ」は次の通り。

（以下、ＩＰＣＣのウソ事件名、報道機関、簡単な内容の順）

１） ClimateGate　(多数の報道)　歴史的気温のねつ造事件

２） FOIGate （イギリス政府）　データ提出拒否事件

３） ChinaGate　　（Guardian newspaper） 中国の気温の偽造事件

４） HimalayaGate　（多数の報道） ヒマラヤの氷河が溶けるウソ事件

５） PachauriGate　（ＩＰＣＣ議長のヒマラヤウソ隠し事件）

６） PachauriGateII　（London Times）　コペンハーゲン虚偽発言事件

７） SternGate (U.K.Telegram)　ＩＰＣＣが採用した委員会報告の虚偽事件

８） SternGateII (Rovert Muir-Wood)　Sternレポート虚偽事件

９） AmazonGate　(The London Times)　非学術論文使用事件

10)　PeerReviewGate (The U.K.Sunday Telegraphy)　非査読論文偽装事件

11)　RussianGate (内部告発)　ロシアの気温の作為的変更

12)　RussianGateII　(the Geologidcal S.A.)　気温のねつ造事件

13) U.S.Gate　（研究者告発）　1990年に測定点変更で１℃上昇事件

14)　IceGate　（研究者告発）　アンデス山脈の氷の偽装事件

15)　ResearchGate （Penn State U.他）　IPCCグラフの元データ疑惑

16)　Africa,Dutch,Alaska,NewzielandGate　各国の気温データのねつ造

・・・・・・・・・

いやはや・・・なんと言ったら良いか判らないほどデータの偽造、細工、誤報のオンパレードで、まだまだ各国データもおかしいと言われている。

そして、これらの直接的な犯罪以外に、間違ったデータを提供したり、指導した団体や人たちの名前も挙がっている。分類すると、

１）　ＩＰＣＣの中心にいる人　　議長やイーストアングリア大学の教授

２）　アメリカ政府など　　　　　ゴア氏、ロビー

３）　国際的環境団体　　　　　　ＷＷＦ、グリーン団体

４）　各国の温暖化脅威論者　　　

などだから、次第に「誰が仕掛けたか」も判ってくるだろう。

日本では、上記の人たちが発言したことや書籍を紹介した人、ＩＰＣＣの論拠はシッカリした論文だけと主張した人、ＩＰＣＣの矛盾したデータを専門家でありながら、長く支持してきた国立環境研究所、そしてＩＰＣＣのデータすら伝えず、さらに過激な間違いを続けていたＮＨＫや環境省など「知らなかった」ではすまないだろう。

専門家には責任がある。仮にもテレビなどで何かを発言し、書籍に書いたりするには、ＩＰＣＣのこのような腐敗した中身を知っていて、その中で自分で判断して大丈夫と思う物だけを言っているはずだ。

その点では「ＩＰＣＣの報告はキチンとした査読論文によっている」とわたしに言った人はどのように感じているだろうか？

人間は誠実で正直でなければならず、それが試されるときは自分が間違っていたときだ。正直に話して日本だけは混乱をしないようにしたい。

すでに国際的にはＩＰＣＣの事務の大物が嫌気をさして辞任している。こんな「ウソ団体」から去ろうとする人が増えてくると思われる。

いったい、「２５％削減」などを国際的に約束した鳩山首相やそれを支持した議員や団体、大学などは今後、どうするのだろうか？

（平成22年2月21日　執筆）

なお、ここに示したのは、”The end of the IPCC: One mistake too many!, By S. Fred Singer, Hindustan Times, “Continuing Climate Meltdown”, Wall Street Journal, Feb 16, 2010, “What to say to a global warming advocate”, Mark Landsbaum などによった。

武田邦彦

« 努力と成功がもたらすもの | | 公務員の上司は首相ではない？ »

[トップページへ戻る]＞ [□□　　　環境・美術]

(C) 2007 武田邦彦　（中部大学） 引用はご自由にどうぞ
================================================================
関連記事（英語）リンク
読んでいる暇がないんですが、メモ代わりに貼り付けておきます。

1. The end of the IPCC: One mistake too many!
By S. Fred Singer
Hindustan Times, Feb 5, 2010
http://www.hindustantimes.com/The-end-is-not-near/H1-Article1-505317.aspx

2. A Most Important Interview,
The Clamour Of The Times, Feb 15, 2010 [H/t Mark Urbanski]
http://web.me.com/sinfonia1/Clamour_Of_The_Times/Clamour_Of_The_Times/Entries/2010/2/13_A_Most_Important_Interview.html

3. Climategate: So Jones Lost the Data? It Was Worthless, Anyway!
The “mean daily temperature’ CRU used is a statistically nonsensical calculation
By Vincent Gray, Pajamas Media, Feb 15, 2010 [H/t Francois Guillaumat]
http://pajamasmedia.com/blog/climategate-so-jones-lost-the-data-it-was-worthless-anyway/

4. The Continuing Climate Meltdown
Wall Street Journal, Feb 16, 2010
http://online.wsj.com/article/SB20001424052748703630404575053781465774008.html

5. Collapse Continues
Investors Business Daily, Feb 17, 2010
http://www.investors.com/NewsAndAnalysis/Article.aspx?id=521421

6. Drilling Ban To Cost Trillions
Investors Business Daily, Feb 16, 2010
http://www.investors.com/NewsAndAnalysis/Article.aspx?id=521249

7. What to say to a global warming advocate
By Mark Landsbaum, 2-12-2010, Orange County Register
http://www.ocregister.com/common/printer/view.php?db=ocregister&id=234092
**********************************************
NEWS YOU CAN USE:

Question and Answer Interview with Phil Jones of the CRU
BBC News, Feb 13, 2010
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8511670.stm

Phil Jones momentous Q & A with BBC reopens the “science is settled” issues.
By Indur Gorklany, Feb 14, 2010
http://wattsupwiththat.com/2010/02/14/phil-jones-momentous-qa-with-bbc-reopens-the-science-is-settled-issues/

Climategate 2.0 – The NASA Files: U.S. Climate Science as Corrupt as CRU
By Christopher Horner, Pajamas Media, Feb 17, 2010
http://pajamasmedia.com/blog/climategate-2-0-%E2%80%94-the-nasa-files-u-s-climate-science-as-corrupt-as-cru-pjm-exclusive-%E2%80%94-part-one/?singlepage=true

After two years of stonewalling, NASA GISS FOIA files are now online
Watts Up With That? Feb 17, 2010
http://wattsupwiththat.com/2010/02/17/after-two-years-of-stonewalling-nasa-giss-foia-files-are-now-online/

U.N. climate panel admits Dutch sea level flaw
Reuters.com Feb 13, 2010
http://www.reuters.com/article/idUSTRE61C1V420100213

Another IPCC Error; Antarctic Sea Ice Increase Underestimated by 50%
World Climate Report, Feb 16, 2010
http://www.worldclimatereport.com/index.php/2010/02/16/another-ipcc-error-antarctic-sea-ice-increase-underestimated-by-50/

IPCC burned on claim of wildfires affecting Canadian tourism
Climatequotes.com, Feb 10, 2010
http://climatequotes.com/2010/02/10/ipcc-burned-on-claim-of-wildfires-affecting-canadian-tourism/

Now IPCC hurricane data is questioned
By Andrew Orlowski, The Register, UK, Feb 15, 2010 [H/t ICECAP]
http://www.theregister.co.uk/2010/02/15/hatton_on_hurricanes/

Climategate: Seven Hard Questions from the Case Study of the Fall of Enron (will the AAAS panel consider them?)
By Robert Bradley, Jr., Master Resource, Feb 18 2010
http://www.masterresource.org/2010/02/climategate-7-hard-questions-from-enron/

The Snow Line is Moving South
By Steven Goddard, Watts Up With That, Feb 15, 2010
http://wattsupwiththat.com/2010/02/15/the-snow-line-is-moving-south/
A new ice age in the making? An alarmist would say so.

49 states with snow, 1180 new snowfall records set in the USA this past week – is February Headed for Record Snowfall?
Watts Up With That? Feb 13, 2010
http://wattsupwiththat.com/2010/02/13/49-states-covered-with-snow-1180-new-snowfall-records-set-in-the-usa-this-past-week-is-february-headed-for-record-snowfall/

Frozen Cattle Crisis In Harsh Mongolia Winter
Sky News, Feb 8, 2010, [H/t ICECAP]
http://uk.news.yahoo.com/5/20100208/twl-frozen-cattle-crisis-in-harsh-mongol-3fd0ae9.html
In the 1880’s great blizzards swept the US Great Plains killing humans and cattle as far south as Texas and prompting many, including Teddy Roosevelt, to question if the Plains were fit for human habitation. When we in developed nations face severe storms, we can thank use of fossil fuels and, to some extent, nuclear energy.

Many meteorologists break with science of global warming
By Rick Montgomery, Kansas City Star, Feb 13, 2010 [H/t Bill Watkins]
http://www.kansascity.com/105/story/1746746.html?story_link=email_msg
The dike is leaking and it is not from sea level rise.

Global doubting
Chicago Tribune Editorial, Feb 16, 2010
http://www.chicagotribune.com/news/opinion/editorials/ct-edit-climate-20100216,0,1969729,full.story

The crackup of the climate ‘consensus’
By Steven Hayward, NY Post, Feb 19, 2010 [H/t Fred Holmes]
http://www.nypost.com/p/news/opinion/opedcolumnists/the_crackup_of_the_climate_consensus_T3eGnulTAq4Xm76qB0Mr7N

Global warming snow job – The scientific community has abandoned science
By Leonard Evans, The Washington Times, Feb 12, 2010
http://www.washingtontimes.com/news/2010/feb/12/has-global-warming-got-you-snowed-in/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=newsletter_must-read-stories-today 　

コメント
01. 千早＠オーストラリア 2010年2月25日 00:23:11: PzFaFdozock6I 何故か画像が出ませんね。私だけかな？ 見えない方は、恐れ入りますが http://aus911truth.blogspot.com/2010/02/warming-since-1995-not-significant-phil.html ↑こちらにありますので。 そこで画像をクリックすると、ちょっと大きくなります。
02. 2010年2月25日 11:11:05 武田邦彦氏のアホ記事なんか上げないほうがいいですよ。彼はIPCC派を自認する人間だと宣言していたようです。最近鞍替えしたんですかね。要するにいい加減な人間、ということですか。少し前の武田氏ご自身の文章ですが、 「繰りかえす，武田は「ＩＰＣＣ派」であり，私を懐疑派としている人たちこそが「ＩＰＣＣ懐疑派」なのである．」・・・だそうです。 http://takedanet.com/2009/06/post_b0ba-1.html 武田邦彦さんについての「温暖化肯定派」からの穏やかな批判は、以下をどうぞ。 「温暖化の気持ち」 http://onkimo.blog95.fc2.com/blog-entry-87.html#fn18 千早＠さんのいつもこれでもか、というほど大量の海外サイトのリンク、この読者が少ない板で果たして読める人が何人いるのでしょうか、いつも疑問です。 自分も一つ眺めるのさえやっとですね。 BBCの記事は私自身が「千早＠さんと反対の立場から」どっかのコメントですでに紹介しました。ジョーンズは近年の温暖化を特に否定などしていないですよ。 ニュースサイトの紹介に「ガーディアン」の特集記事がないのは、さすが温暖化否定派だけありますね。それは自分もこれから何とか読んでみたいものです。温暖化否定派ではない、正統派に近い立場からの読み応えのある特集かと思います。有名なライターによる13回シリーズの記事で、通常の読者コメントの他に、「記事への注釈」などが特別コメントできるという、面白い企画になっているようです。 ・・・よくわかっていないので間違っていたらすみませんが。 Climate wars Guardian special investigation（気候戦争　ガーディアン特別調査） http://www.guardian.co.uk/environment/hacked-climate-science-emails またまた英語サイトで申し訳ないですが、この一連の記事に対しても、本格気候学者グループのサイト「Real Climate」は不満のようで、「The Guardian disappoints」というエントリーをあげています。 http://www.realclimate.org/index.php/archives/2010/02/the-guardian-disappoints/ 海外メディアの「クライメートゲート」への馬鹿騒ぎは、日本での小沢氏の問題に関するマスコミ＝検察の狂乱ぶりを彷彿とさせますが、なんにしても、日本のニュースサイトでの詳しい解説がほとんどないのが残念ですね。
03. 2010年2月25日 11:22:55 武田氏擁護するわけじゃないけど、ちゃんと読んでないでしょ？ そもそも自然科学は宗教でも政治でもないので「○○派」なんてないし。 間違っている事を間違っていると指摘するだけだしね。
04. 2010年3月05日 23:20:45 02さん ＞これでもか、というほど大量の海外サイトのリンク、この読者が少ない板で果たして読める人が何人いるのでしょうか、いつも疑問です。 何を言っているのでしょうか？読める、読めない、読者数など関係ないでしょう。そんなこといちいち考えていたら投稿など出来ない。単に温暖化に疑問を持たせる記事を人目にさらしたくないからそうのような事を仰っているのでしょうか？ このようなおかしな発言や詰めの甘い論理展開するとなるとあなたは雇われネット工作員と疑われますよ。 また環境白書ではＩＰＣＣの報告と180度逆の記述をしたり、ＮＨＫを始めとするメディアは環境問題に関わらず「偏向報道」するのは日常茶飯事であることはこの阿修羅の読者は知っているので、阿修羅掲示板で議論・検証する際、日本のメディアでは報道されない国外の「貴重な情報」は沢山あったほうが多角的に検証するためには有意義でしょう。 ＞マスコミ＝検察の狂乱ぶり これはそっくりそのまま温暖化問題に関するマスコミ＝ＩＰＣＣの狂乱ぶりを彷彿させます。なぜマスコミと検察の狂乱ぶりは非難し、マスコミと検察や政府機関同様の嘘や間違いがあったＩＰＣＣは信じるに値するのでしょうか??? ＞最近鞍替えしたんですかね。要するにいい加減な人間 ここまでＩＰＣＣの嘘がばれても衣替えしない方がどうかしています。衣替えしない方がいいかげんではないでしょうか？インド政府でさえＩＰＣＣの見解は信頼できないとして独自に調査機関を設立する動きも出てきています。 ＞海外メディアの「クライメートゲート」への馬鹿騒ぎは、日本での小沢氏の問題に関するマスコミ＝検察の狂乱ぶりを彷彿とさせます。 ちょっとこの問題とは違うでしょう。明らかに「改ざん」、「捏造」が発覚しているわけですから。
05. 2010年3月13日 06:08:23 ＞海外メディアの「クライメートゲート」への馬鹿騒ぎは、日本での小沢氏の問題に関するマスコミ＝検察の狂乱ぶりを彷彿とさせます。 アカデミー賞、ノーベル賞、COP15、果てはオリンピック(オープニング)まで総動員の「地球温暖化人為CO2説の馬鹿騒ぎ」の方が、狂乱ぶりでは一枚上手なのでは？
06. 2010年4月22日 00:22:31: tCTeyFIUac ＩＰＣＣとは、｢排出権取引」を世界に広めるための推進組織と考えればいいでしょう。 ＩＰＣＣとは、研究組織でも科学者組織でもありません。 ＩＰＣＣとは、各国から集まった温暖化情報をまとめて、｢排出権取引」を推進すべく、その「シナリオ」をまとめることを主な役目としているものです。自ら研究したりする組織ではありません。 ＩＰＣＣの歴代議長は銀行やさんなどビジネスマンです。 今の髭のパチャウリは、インドの最大の財閥タタグループのエネルギー資源研究所の所長(経済学博士)です。科学者ではありません。 ＩＰＣＣの評価報告書とは、そのほとんどを日本の環境関連研究所などの環境屋さんが請け負っているようです。 これを｢国際貢献｣と言って、日本人は至上の栄誉として積極的にやっているようです。(日本版の最初に名誉なこととして載っています。） 外国は、日本にまかせてそんなことよりビジネス先行です。 日本では、ＩＰＣＣ報告書の作成年度ごとに「査閲者」と一緒に公募で募集してやっているようです。 「二酸化炭素地球温暖化」とは、「温室効果｣論で成り立っているものだが、｢最初に温暖化ありき」といって、肝心の最初の部分が誤り(第二種永久機関）です。 「温室効果」は、「第二種永久機関といって自然界に実在できないものです。 　　　　　地球は勿論、金星等を含めて大気は地表より必ず低温です。 従って、大気(低温)でそれより高温の地表を加熱すること＝温室効果＝は不可能です。 　　　　　依って、｢温室効果ガス」というのも自然界に実在できない。 すべては間違っていて、自然界に実在できないことを集めた科学の俎上に乗らないウソなのです。 それをやっている面々も「科学者」とはとても呼べません！。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板4掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。