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特集:臨界点に迫る地球 経済成長を捨てよ (日経サイエンス)
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/460.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 6 月 24 日 12:51:38: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.nikkei-science.net/modules/flash/index.php?id=201007_081

 個別の環境悪化を和らげて特定の資源消費を抑える魅力的な策はいくつかある。しかし,ミドルベリー大学の客員で気候変動防止行動を訴えるグループ「350.org」の共同創設者であるマッキベン(Bill McKibben)は,地球滅亡を本気で止めるには,社会がその最も疲弊的な慣習を捨てねばならないと主張する。「経済成長」だ。
 マッキベンは新著「Eaarth: Making a Life on a Tough New Planet」で,人類はその行動の結果として,以前とは根本的に異なる世界に住んでいると主張する。彼が「Eaarth」と呼ぶ世界だ。この天体は,過去200年にわたって社会を動かしてきた経済成長をもはや支えられない。人類が破滅を避けるには,より永続的で局地化された経済に転換することによって,富と資源の維持を目指す必要がある。
 この記事「経済成長を捨てよ」で,マッキベンは著書からの抜粋の形で自分の主張を述べている。局地的な農業とエネルギー生産の成功例も紹介している。
 拡大ではなく,富と資源の維持を社会の新しい駆動力とする必要があるという主張に対し,そんな考え方は非現実的だという批判がある。 SCIENTIFIC AMERICAN編集部はこの批判に対するマッキベンの考え方を聞き,インタビュー記事「マッキベンにただす『ゼロ成長は必要なのか?』」としてまとめ,併せて掲載した。


著者
Bill McKibben

ミドルベリー大学の客員で,気候変動防止の行動を訴えるグループ「350.org」の共同創設者,ポスト・カーボン・インスティテュートのフェローも務めている。もとはNew Yorker誌の記者で,環境問題に関するいくつかの注目すべき著作がある。最新刊「Eaarth:Making a Life on a Tough New Planet」が2010年4月に刊行された。

原題名
Breaking the Growth Habit(SCIENTIFIC AMERICAN April 2010)
 

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コメント
 
01. 2010年6月24日 21:37:13: hj5sogWyEs
 脱経済成長を図り、過度の工業生産を縮小し、できれば人口の縮小もめざして、できうるかぎり自然の摂理や物質循環の流れを乱さず、質素なる暮らしに我慢して、環境負荷を小さくするというのであるのならば……、賛成する。

 しかし、そうではないだろう。 <富と資源の維持を社会の新しい駆動力とする必要があるという主張> は胡散臭い。やはり危機を転じて利権(金儲け)にしようという匂いがプンプンするな……。
 そんなに地球の破滅が心配なのであれば、世の中を不況(経済縮小)にして、生産も流通も消費も廃棄も減らし、皆で仲良く貧乏して、ついでに少子化もどんどん推進して人口を減らせばいいだけのことだ。

「古毘屁院駄違汝盲居士」 こぴぺいんだいなもこじ 

   南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏  ちーん
   南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経  ちーん

 衷心からご冥福をお祈りいたします。


02. 2010年6月24日 23:34:27: FPdqXf8lVg
世界の経済構造を本当に成長のない経済に転換させると困るのは日経や Scientific American でしょうな。他のマスコミもそうだが、特にこの二つは「成長する経済」に寄生して利益をあげている情報屋ですからな。

01氏が指摘するように、危機を煽って新たな利権を作り出すのがこの記事の目的なんでしょう。

こんな構図も読めないで貼付けをするダイナモ氏の目は節穴なんですかね。


03. 2010年6月26日 23:55:16: X3goxlrrHg
>>02
>世界の経済構造を本当に成長のない経済に転換させると困る

自分たちだけはそれをしないために環境政策を吹聴するんです。最初から「本当の環境政策」なんてやる気が無く、そして貧乏人や貧乏国にだけにその対策を押し付けているわけです。そうすれば成長を抑えられる。形を変えた共産主義のようなものです。資本主義にしろ共産主義にしろその制度設計をしている人々はいつも同じ人であり、彼らは「金の亡者」なのでそのあたりはちゃんと考えていますよ。たとえば

■レジ袋廃止してエコバックをかい、ゴミ袋を買う
→スーパーはエコバックで儲かり、レジ袋で儲かり、そしてゴミ袋で儲かり、一石三鳥。毎日買い物して料理を作らなければならない庶民がすべてそれを負担する羽目に…。

■ペットボトルや紙を補助金でリサイクル
→ペットボトルは補助金でまかなってようやく売れる代物になるが、集めたものはほとんど焼却か海外に売却、紙は製紙連合が'08に発表したとおり、回収、洗浄、再商品化する方が余計にエネルギーを使うことが発覚。(ペットボトルも同じように余計にエネルギーを使うがリサイクル協会は白状していない)つまりCO2を余計にだしたということ。リサイクルできると言う人は「補助金」があってリサイクルできているという認識がない。つまりエネルギー収支のマイナス分を補助金で補填しているからリサイクルできていると言っているに過ぎない。ちなみにリサイクル関連で総額4000億円近く税金を使ってのでリサイクルされていないなど死んでも言えないわけです。

■エアコン温度28度
→東電の総電気量は減っていないので意味なし。逆にあまった電気は捨てることになるから環境に悪い。

■数分停止のアイドリングストップ
→バッテリーやエンジン疲労、ガソリン消費などを考慮するとやらない方が良い。30分以上なら効果がある。

■クールビズ、ウォームビズ
→クールビズ、ウォームビズ専用の衣服を開発、製造、販売することになり余計に資源とエネルギーを使う羽目に。消費者側はクローゼットからまだ使える昔の服を捨てる羽目に…。さらに上記エアコンの温度設定を変えても意味が無いのでこれはさらに意味が無い政策。

■補助金による太陽光発電政策
→数百万する太陽光パネルを購入できるのは富裕層のみ。しかし購入の際補助金が出て、さらに発電してあまったエネルギーを補助金で電力会社に買い取ってもらう。
買うときにご近所から金もらい(税金)、余った電気を売るときも近所から金もらう(これも税金)。しかも貧乏人、富裕層関係なく税金でとられる。

このように環境政策とは金持ち減税、大手企業優遇をさらに推し進めるというカラクリ、制度設計がされているので大したものだと思いますね。

だいたい温暖化や環境政策を主張しだしたのは、一番環境に悪い生活をしている富裕層や大企業、そして競争が無く、金は空か降ってくると思っている環境省(官僚)です。だからその思想や価値観が政策に現れるのです。そして自分たちは優秀だからこれまでのようにエネルギーを使い豊かな生活をし、馬鹿な貧乏人はエネルギーを使う資格がないから、お前らの使うエネルギーをよこせと言っている。つまり環境政策の根底には西洋の「優生学主義思想」があるわけです。

そして一番環境に良い生活をしているのは実は「貧乏人」です。そもそも貧乏なので物は買えない、贅沢もできない、海外旅行もできないのでCO2を出すことがそもそもできない。そういう人々にやれエコバック持てだとか、やれリサイクルしろだとか言っている。
ちなみに欧米に海外旅行を一回すると、個人が生涯使うレジ袋の約300年分に相当する石油を使用するようです。ですからどんなにエコバックもっても、どんなにリサイクルしても、どんなに電機をこまめに消しても、どんなにアイドリングストップして省エネしても、一回の海外旅行で全部パーです。省エネして浮いたお金は全部捨てるなら意義はありますが…。

今の文明社会では金を使って行動する(生きる)=CO2を出すわけですから、使える金がある人のほうが環境に悪い生活をする。
ですから金持ちはどんどんお金捨てたらいいんですよ。燃やすと恐怖のCO2が出ると言い出すので、土に埋めればいいんですよ。それが今の文明社会での本当の環境政策であるわけですから。

しかし参考例で説明したようにほとんどの環境政策は貧乏人から金巻き上げて富裕層に流れるというものばかり。ゴアがいい例。環境政策で数百億も稼いだようですから…。そんな人が環境を守ろうと言っているわけですか、金持ちが考えることは、ろくなでもないものばかりだということです。さらに優生学思想などを持っているからなおさらたちが悪い。

そして参考例に示した環境政策はどれも余計にCO2を出すことが初めからわかっている。おそらく環境省の官僚も知っているだろう。
ここが最大のポイントで、世界的に見てトップクラスの省エネ生活をしている日本に意図的に厳しい削減枠を課したので、国内でCO2を減らす余地がほとんど無い。
■各国のエネルギー利用効率
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data5001.html

そんな状況で国内で環境対策をするから余計にCO2が出るので、今度は排出権取引で海外から排出権を血税で買わなくてはいけない口実が作れ、さらに環境税の導入や排出権取引を国内で導入する口実も作ることができ、環境省が笑いが止まらないくらい予算が増え、政府と癒着する大手多国籍企業も税金ビジネスで笑いが止まらないほど儲かる。これが環境問題とその政策の全容です。

そしてそのような環境政策の法案を民主が通すことで利権を作り、大手多国籍企業や原子力産業、排出権取引を行っているEUやシカゴの金融業界からキックバックをもらうわけです。自民党時代は輸出貿易で稼いだ金を米国債やGSE債を買うことで日本の富をアメリカに流すことを利権としていましたが、民主時代ではEU勢や中国、韓国に資産と技術を流すことを利権としているわけです。だからどっちが政党になっても日本はこれまでと同じように「植民地的扱い」を受けるだけです。民主が今バタバタしていますが、それは自民-アメリカ勢 VS EU-中国勢が日本の美味しい植民地利権をどっちが取るかで争っているのでしょう。小沢擁護検察批判はEU中国勢です。EU勢がクライメートゲート事件で温暖化詐欺がバレ、さらにギリシャから始まった経済危機で今バタバタしているので、上手く支持や協力を得られなかったので鳩山小沢一派はアメリカ勢に追い出されたのでしょう。そして増税推進・郵政見直し法案の破棄を行いたい管、前原、みんなの党のアメリカ勢が息を吹き返してきているというのが今の政局です。首相になっておかしな発言ばかり言う管は完全にアメリカ勢に弱みを握られているのでしょう。だから日本人による日本のための政治など行ってはいないのです。だから選挙に行かないのが一番いいわけです。だれも政治家にならなければ、政治家という操り人形がいなくなるので…。そうすれば日本を統治している人が直接出てくる羽目になる…。非暴力、不服従で何もしないガンジー戦略が一番強いわけです。メディアに煽られて選挙にいくから罠にかかるわけです。まあこんな作戦を考えるブレジンスキーのような策士は戦後の日本にはいないでしょうね…。

以前コメント欄にあった排出権取引でウクライナに支払ったお金の260億円が行方不明になったようです。
■「ウクライナで260億円余りの地球温暖化詐欺が発覚」■
http://www.youtube.com/watch?v=Jlb7G880fxs&feature=related

排出権の二重売りなんていう詐欺もあります。
■Carbon traders voice fears over recycled carbon credits■
http://www.guardian.co.uk/environment/2010/mar/17/carbon-traders-recycled-credits

さらに
■排出量取引詐欺で被害6千億円 欧州市場で横行■
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121101000259.html

さらにあの大量破壊兵器であるCDS発明者が排出権取引の設計者の一人である。
■Woman Who Invented Credit Default Swaps is One of the Key Architects of Carbon Derivatives, Which Would Be at the Very CENTER of Cap and Trade■
http://www.washingtonsblog.com/2009/12/woman-who-invented-credit-default-swaps.html


これから民主が押し進める環境税や排出権取引を行ったら日本国内でもこのような金融詐欺が多発するのが関の山です。そしてまた金が大手多国籍企業や海外に流れ、税収が減り、増税議論をするわけです。いい加減同じ間違いを何度も繰り返さないでほしいですね。

最後に未だに環境政策を率先して行っている方は目を覚ましいたほうがいいですよ。お子さんの時代には悲惨な生活、社会環境が訪れてしまいますよ。

最後にダイナモさんは記事の貼り付けばかりではなく、ご自分の意見や見解を述べてくださいね。


04. 2010年6月27日 13:16:51: hj5sogWyEs
01です。

 03さん、よくぞ、仰ってくださいました。ありがとうございます。

 いたく賛同します。自分は民主小沢派の支持者なのですが、環境問題に関する政策は、自民も民主も小沢氏も、共産も社民も、みんな全くダメですね。仰る通り環境問題を争点として考えると、一票を投じるに値する政党は存在しません。あらゆる政党が環境省のいいなりの広報係になり下がり、絶望しています……。

 あらゆる環境政策は、ツルをたぐっていくと必ず<利権=誰かの金儲け>に繋がっていますね。掲示板主の阿修羅さんの、事象解析<その事象でだれが利益を得るか?>というテーゼというか着目眼は、光っています。


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