★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板4 > 642.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
気温:猛烈な地表熱が主因…熊谷の国内最高40.9度  毎日新聞
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/642.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 7 月 22 日 20:01:11: mY9T/8MdR98ug
 

http://mainichi.jp/select/science/news/20110722k0000e040036000c.html
 
 
 埼玉県熊谷市で07年8月16日に記録した国内観測史上最高気温40.9度が起きた仕組みを、筑波大の高根雄也大学院生と日下博幸准教授のチームが解明した。従来指摘されてきたフェーン現象に加え、地表の熱で周辺の空気が猛烈に暖められたことが主因だった。米気象学会誌(電子版)に発表した。

 ◇筑波大チームが解明

 チームが当日の気象条件を調べたところ、熊谷市に空気を吹き下ろした山岳地帯の上空1500メートルの気温は21.6度だった。乾燥した空気が100メートル下がるごとに1度ずつ上昇するか、湿った空気が雨を降らせた後の乾燥で気温を上昇させるという従来の2種類のフェーン現象では、今回の40.9度まで届かなかった。

 そこで、スーパーコンピューターで当時の気流を再現。その結果、熊谷市に流れ込んだ空気の塊の約6割が標高1000メートル以下の地表の熱を吸収したものであることが分かった。これは、比較的低い高度の空気が流れ込む「第3のフェーン」と呼ばれる現象だった。また海風が、暖かい空気の移動を妨げ滞留させていた。残りの温度上昇の要因は通常のフェーン現象が寄与していたという。

 熊谷市と同じ日に同じ気温を観測した岐阜県多治見市でも解析を進める計画で、日下准教授は「天気予報の精度向上に役立てたい」と話す。【安味伸一】
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2011年7月31日 20:00:49: kv0iZSiaVk
素朴に東京の廃熱が熊谷に流れていると思っていた。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板4掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板4掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧