太陽半径、６９万６０１０キロ＝金環日食時調査、国際値上回る
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012052401081
2012/05/24-22:47　時事通信

　せんだい宇宙館（鹿児島県薩摩川内市）や国立天文台などの研究者で構成する「金環日食限界線研究会」は２４日、太平洋側で２１日朝に起きた金環日食前後の現象「ベイリービーズ」を観測した結果、太陽の半径は暫定値で６９万６０１０キロ（誤差はプラスマイナス２０キロ）になったと発表した。詳細な解析には数カ月かかるという。
　国際天文学連合（ＩＡＵ、本部パリ）は１８９１年当時の計算に基づき、太陽半径を６９万６０００キロとしており、これをやや上回る結果。２００８年までの約１０年間に海外で発表された５本の論文では６９万５５０８〜６９万６１８０キロとばらつきがあった。

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