http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021401000735.html

　戦後の冤罪事件の多くで弁護活動を手掛けた後藤昌次郎弁護士が１０日午前１時３１分、慢性心不全・腎不全のため東京都三鷹市の病院で死去した。８７歳。岩手県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行われた。喪主は長男洋氏。

　人権派として知られ、１９４９年に福島市で東北線の線路が外され列車が転覆、機関士ら３人が死亡した「松川事件」や山口県で夫婦が殺害された「八海（やかい）事件」（５１年）、「警視総監公舎爆破未遂事件」（７１年）などの弁護団に参加した。

　戦前、日本でも実施されていた陪審裁判を中心に国民の司法参加の道を探るため、８２年に庭山英雄弁護士、作家の伊佐千尋さんらと共に「陪審裁判を考える会」を設立した。

　著書に「無実」など。

2011/02/14 20:37 【共同通信】
　

コメント
01. taked4700 2011年2月15日 13:24:51: 9XFNe/BiX575U : Tg2YKwIvcw 後藤昌次郎弁護士は、 神戸酒鬼薔薇事件にこだわる理由―「A少年」は犯人か http://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%85%92%E9%AC%BC%E8%96%94%E8%96%87%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AB%E3%81%93%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1%E2%80%95%E3%80%8CA%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%80%8D%E3%81%AF%E7%8A%AF%E4%BA%BA%E3%81%8B-%E5%BE%8C%E8%97%A4-%E6%98%8C%E6%AC%A1%E9%83%8E/dp/4877982396/ref=ntt_at_ep_dpi_1 を書かれた人ですね。 http://www.jca.apc.org/~altmedka/ron-30-goto-kobe.html には、警察を告発した記録が記されています。 本で印象的だったのは、Ａ少年の弁護人（弁護士）に保護者と連絡を取りたいと後藤昌次郎弁護士が頼んでも、Ａ少年の弁護士はそれをさせずに、反対に妨害したと書かれていたことでした。それほどまでに、Ａ少年の事件は大掛かりに免罪が仕組まれていた。つまり、神戸連続児童殺傷事件は大きな社会的な意味を持たせられていたと言うことでしょう。 伊佐千尋さんは、「逆転 アメリカ支配下・沖縄の陪審裁判」の著者です。この本も興味深い本でした。陪審裁判での評議の様子を描いたものです。
02. 冤罪ゆるすな 2011年7月08日 03:01:02: NpvwMDzgnStE6 : scSq2MdtX6 　冤罪事件にお力をそそいでいたかたが亡くなるのは，残念です。突然のメールをお許し下さい。 茨城県警による冤罪事件で苦しんでいる者です。私の関係者は，下着窃盗のため逮捕されました。早朝任意同を求められ，水戸署につくなり逮捕されました。そのときに盗んだものもなく，逮捕令状は出ていませんでした。そして拘留され別件逮捕でした。裁判でも，証拠がないのを認めています。その後検察審査会に申し立てをしました。主任検事は不起訴となりました。警察審査会と逮捕したときの記録が一致していませんでした。警察審査会へ申し立てをしたとき，その家族の携帯に連絡をしたとのこと。 茨城県だけではないと思いますが，布川事件を始め，警察，裁判所，弁護士を巻き込んで組織犯罪できあがっているのではないかと思います。（主任検事により国選弁護士をつけられました。やはり，主任検事は何でもできるのだと思いました。）裁判所も信用に値せず，弾劾裁判を求めていきたいと思います。

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