http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/578.html
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ここ一か月ぐらいだろうか、100歳以上の高齢者が実際には死亡しているにもかかわらず家族が届け出ないで、高齢者への年金を不正受給していたと言う事件が連続して発覚している。 しかし、どうも不自然な感覚が残る。下に引用する記事によると、死亡した老母の遺体を押し入れにしまったと言う。住んでいたのはアパートであり、かなりの異臭が長期間したはずだ。6月に亡くなったと言うことだから、その後、気温はかなり高い状態で推移する。ハエなどのウジもわくはずだし、単に押し入れに置いておけば済む話ではない。多分、肉体が白骨化するまでには、内臓などがあるのだから、数か月はかかるはずで、その間、かなり強い異臭などがすることになる。アパートでそれが許容されるだろうか？ その他にも、幾つか明らかに不自然だと思えることが多い。第一は、年金受給確認の葉書についてだ。以前は本人のサインをして送り返していたものが、何年か前に、それさえも不要になったのだ。わざわざ本人生存の確認をしなくなっているわけで、自分は、これを知った時点で、年金不正受給が出てくるのではと危惧していた。第二は、市役所の本人確認だ。少なくともその住所地に本人不在ということが分かっていれば、住民票の住居地への移動を求めるのが普通であるはずで、それをしていないのはおかしなことだ。第三に、年金不正受給の件だが、警察がその疑いがあるので調べるとなっていて、未だに誰も逮捕に至っていない。家族の顔も報道には載らない。本当に、これらの事件が起こっているのかどうかさえ、ある意味、疑わしいのだ。 自分も95歳の老母と同居をしていて、このような記事が出てくることに関心があるが、上に書いたような理由で、幾つかの事例では不自然さを感じざるを得ない。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010082202000029.htmlよりコピー： 東京都大田区で、生きていれば百四歳の三石菊江さんとみられる白骨遺体が見つかった事件で、長男（６４）が蒲田署の事情聴取に、三石さんが死亡したとされる二〇〇一年六月以降に受給していた老齢福祉年金について「生活費に使った」と話していることが二十一日、同署への取材で分かった。長男は「多額の借金があった」と話しており、同署は生活の困窮から、三年間で計約百二十万円の年金を不正に受給したとみている。 同署などによると、長男は新潟県内に住んでいたが、一九九五年ごろ東京都文京区の実家に戻り、三石さんと同居するようになった。長男は新潟にいたころから、複数の消費者金融に借金があったという。文京区に転居した後は無職だったとみられる。長男は「文京区から送られてきた年金の書類を郵便局に持って行き、現金を受け取っていた。いけないことと思っていたが、生活の糧はそれしかなかった」と話しているという。 また、長男の手帳には、二〇〇一年六月十二日の欄に「母亡くなる」と書かれていたことも、同署の調べで判明。同十四日には「母を押し入れに入れる」と記載されていた。同署は同十二日に三石さんが死亡し、二日後に遺体を押し入れに入れたとみている。手帳には「足痛がっている」と三石さんの病状とみられる記載もあった。 以上コピー終わり。
高齢者の年金不正受給問題の不自然さ
亡母の年金で生活 「１０４歳」遺体の長男、多額借金
2010年8月22日 朝刊
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