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中国毒入り餃子:中国での混入否定→中国の工場関係者が混入と中国当局が見解→捜査放棄?→容疑者逮捕 千葉の袋にも穴が見つか
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/675.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 1 月 11 日 12:18:54: 9XFNe/BiX575U
 

(回答先: 千葉県警 毒ギョーザで鑑定ミス公表 投稿者 taked4700 日時 2011 年 1 月 11 日 12:10:38)

http://sclapskobe.blog.shinobi.jp/Entry/163/

中国毒入り餃子:中国での混入否定→中国の工場関係者が混入と中国当局が見解→捜査放棄?→容疑者逮捕
千葉の袋にも穴が見つかる <MSN産経 2010/05/14>を添削

 中国製冷凍餃子中毒事件で、これまで袋に農薬混入の際の穴がないとされていた千葉市と市川市での2事件の袋に、実際はそれぞれ微小な穴が開いていたとする鑑定結果を2010/05/14、千葉県警が発表した。中国の警察当局は2010/03末、注射針を使って農薬を注入したとして、天洋食品(中国河北省)の元臨時従業員、呂月庭(36)を拘束しているが、鑑定結果は呂の供述を裏付ける形となった。

 袋の鑑定は、事件発生直後の2008/01下旬、千葉県警科学捜査研究所が実施。ルーペを使った目視での鑑定や、水漏れ検査などを行ったが、穴の存在は確認されていなかった。

 今回の鑑定は、2010/04/21、22の両日、日中の警察当局による情報交換会議が開催された後、千葉県警が警察庁科学警察研究所に要請して実現した。
 警察庁科警研が顕微鏡などを使って鑑定した結果、千葉市の餃子の袋には表の部分の上から約2cm、左端から約6cmの部分に長さ約1mmほどの筋状の穴が開いていたことを確認。市川市の餃子の袋にも、裏面の上から約2cm、右から約2cmの部分に長さ約2mmの筋状の穴が開いていた。いずれも鋭利なもので出来た穴だった。
 餃子の製造年月日は千葉市、市川市とも2007/10/20。中国側は日本の警察当局に、呂が「(有機リン系殺虫剤のメタミドホスは)2009/10/20に注射針で混入した」と供述していると説明しており、今回、袋から穴が見つかった鑑定結果は、中国側の説明とも矛盾しない。
(後略)
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 政治決着のための口裏合わせだね。
 ちなみに、警察庁科警研は千葉県柏市にあります。

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「梱包の外から注射」犯行の手口初めて判明、日本側の証拠と合致 <MSN産経 2010/04/30>を添削

 有機リン系の農薬メタミドホスによる中国製冷凍餃子中毒事件で、危険物質混入容疑で逮捕された天洋食品元臨時従業員、呂月庭(36)が中国公安省に「(農薬は)冷凍餃子が梱包された段ボール箱の外から、注射して混入した」と供述していることが2010/04 /29、日本の警察関係者への取材で分かった。日本側の捜査結果と合致するため、警察庁などでは供述の信憑性は極めて高いとみている。犯行の具体的手口が明らかになったのは初めて。

 供述内容は2010/04/21、22の両日開かれた情報交換会議で、中国側から警察庁に伝えられた。

 警察関係者によると、呂は中国公安省の調べに、「(天洋食品の)工場の冷凍庫に侵入し、袋入りの冷凍餃子が梱包された段ボール箱の外から、注射器を横向きにして針を刺して注入した」と供述。注入量については「(3日間にわけて)3回やった。(1回あたり)20ccほどだったと思う」と説明した。

 2008/01に兵庫県で中毒を起こした餃子と同じ製造月日で、大阪府枚方市のスーパーにいったん配送され、「袋がべたべたする」として回収された未開封餃子6袋については、袋の表面からメタミドホスが検出されている。このうち1つの袋だけが、表と裏に注射針の貫通したとみられる直径約1mmの穴が開いていたことが明らかになっている。6袋は、同じ段ボール箱に入れられて日本に輸出され、店舗に配送されていた。

 中国当局が押収した注射針の長さや、梱包用段ボールの厚さを検証した中国側の捜査結果を踏まえ、段ボール箱の中に立てて並べられた冷凍餃子のパッケージは、段ボールの横から刺した注射針が1袋目までは達する位置にあったことが、警察当局の捜査でも判明。呂の供述と犯行状況とは矛盾しない、との見方が強まった。

 このため警察庁では、枚方市のケースについて、パッケージを貫通した針先から農薬が段ボール箱の中に広がり、他の5袋の外側にも付着した疑いがあるとみている。ただ、千葉県で中毒を起こした冷凍餃子の袋からは穴が見つかっていない。開封時に破いた部分に穴があった可能性もあるが、警察庁は混入経路の全容解明のため、5月中に幹部らを中国に派遣し、さらに情報交換を進める。

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中国公安省記者会見要旨 <共同通信 2010/03/28>

中国公安省捜査責任者の2010/03/28の記者会見要旨は次の通り。

一、対日輸出餃子中毒事件が2008年初めに発覚後、中国政府は事件を非常に重視し、中央指導者が何度も関係部門に対し、真剣な調査と対応に取り組むよう要求してきた。

一、犯行から事件発覚まで4カ月の長い時間がたち、現場の客観的物証が少ない上、毒物混入事件自体、解決が難しいが、捜査当局は困難を克服、注意深い周辺捜査とローラー作戦を繰り返し、呂月庭容疑者が最も疑わしいことを専従班が突き止めた。2010/03/16、法律に基づき容疑者を取り調べ、容疑者は自供。危険物質混入容疑で拘束され、河北省石家荘市の第2拘置所にいる。事件は単独犯行。

一、容疑者は1993年から天洋食品で臨時従業員として(事件後に)工場が操業を停止するまで働いていた。臨時従業員と正社員の給与、待遇に極めて大きな格差があり、正社員になりたかったが希望がかなわず、工場に不満を抱いた。2005年、妻(元天洋食品工場従業員)が産休のため1年分のボーナスが支給されず、不満がさらにエスカレートして工場への報復を考えるようになった。

一、2007/07、08月、工場の清掃班が保管していたメタミドホスを盗み、医療施設から針がついたまま廃棄された注射器を入手。2007/10/01にメタミドホスを入れた注射器を持って冷凍保存庫に入り、製品に注入した。工場内で発覚しなかったことから、さらに10月下旬と12月下旬(ともに2日間の連休)の2回、同様の手段でメタミドホスを混入した。犯行後、容疑者は注射器を工場内通路脇の下水溝に捨てた。

一、注射器は2010/03/21に発見。下水溝内で汚水にさらされ、砂泥に埋もれていたため指紋は採取できなかったが、犯行時に使われたものとサイズが一致している。メタミドホスは工場内にあった。工場が広く、多くの木や芝生があったので、殺虫剤に使っていた。

一、容疑者は事件発覚当初から重要な捜査対象の一人で、任意聴取もしたが、価値のある供述や物証は得られなかった。ただ、工場側とのトラブルや不満を持っている従業員を調べると、容疑者に対する疑念が強まった。容疑者はある晩、家でテレビを見ていて、餃子中毒事件の報道があった時に「おれがやった」と言った。妻が「本当にあなたがやったの?これは犯罪よ」と動揺して聞くと「冗談だ。おれじゃない」と言ってその後は認めなかったが、別の親戚に対しても同様のことがあった。

一、河北省で2008/06に起きた天洋食品製餃子の中毒も、容疑者が2007/12月下旬にメタミドホスを混入した製品による事件とみられる。自身の行為で日本と中国の消費者が中毒となり、工場が操業停止になって千人以上が収入源を失うとは思いもよらず、本人も今は非常に後悔している。

一、捜査当局は事件を非常に重視、専従班が2年間、天洋食品工場内部に足場を置き、冷凍保存庫内に出入りできた従業員ら586人を集中的に取り調べた。工場の従業員の流動性が高く、捜査で調べた従業員は1300人余りに上った。

一、厳格に法律上の手続きに基づき捜査を進めたため、日本側への通報は2010/03/26となった。日中両捜査当局は2年余り、事件捜査など多くの方面で密接に協力してきた。捜査は継続中で、日中が引き続き協力を強め、事件を全面的に解決していく。日本側には訪中を要請中。できるだけ早期の訪中を希望している。

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メタミドホス、工場で入手 <MSN産経 2010/03/28>を添削

 中国公安省当局者は2010/03/28、共同通信など日本メディアと会見し、中国製餃子中毒事件で拘束した呂月庭(36)が2007年夏に、餃子に混入した有機リン系殺虫剤メタミドホスを餃子工場内で盗み、冷凍保存庫で3回にわたって注入したと供述していることを明らかにした。

 工場側は一貫して「メタミドホスは工場内にはない」と否定していたが、工場で呂が入手していたことが分かったことで、管理体制も問われそうだ。

 中国公安省当局者は呂が「一貫して重要な捜査対象」だったと指摘した。呂が妻や親戚に「自分がやった」と認めていたことなどから2010/03/16に聴取を開始し、2010/03/21に本人の供述通り、工場内の下水道から注射器を発見。急転直下、事件が解決に向け動きだしたことも明らかにした。
 動機については、餃子工場の臨時従業員だった呂が正社員との給与格差が大きかったことなどに不満を抱いていたと語った。

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日中関係にらみ政治判断 一件落着図る? <MSN産経 2010/03/27>

 日中間の外交問題に発展した中国製餃子中毒事件は、中国側の容疑者拘束で解決の見通しになった。中国側が、この時期に容疑者拘束を発表したのは、日本国内で中国食品への不信ばかりか、反中感情をも招いた問題に決着をつけ、日中関係を促進する適切なタイミングとの政治判断があった、と日中関係筋はみている。

 この問題は、2年余前に日本側で被害が相次いだ後、毒物のメタミドホスの混入で日中の捜査当局の主張が対立したことから複雑化した。双方とも混入は相手国内としたため、それぞれの国内世論が相手側を非難、感情的対立が激化した。

 中国側は「科学的検査の結果」として中国国内での混入の可能性を否定したが、この背景には、問題の天洋食品が河北省の優良国有企業であり、河北省指導部の庇護下にあったことが挙げられる。地元公安当局はむろん、中央が派遣した公安省の捜査班も地元の利益擁護に押され、十分な捜査ができなかった。

 中国人容疑者拘束について、ネット掲示板には「日本側の執拗な追及が真実を暴きだした」との書き込みがあった。事件発生以来、日本側があらゆる機会に事件解明を要求し続けた結果、中国政府は公安省の特別チームを結成、真相究明に動いた。

 中国側捜査関係者によると、2008/01の事件発生から半年後には、天洋食品内部の犯行と断定、容疑者も数人に絞り込まれた。中国側の発表では、容疑者を特定、拘束した時期を明らかにしていないが、今年初めに特定、最近拘束していたといわれる。
 しかし、中国公安当局の一時の主張を覆す容疑者公表には慎重論が強く、日本側には迷宮入りの観測もあった。中国側が公表に踏み切ったのは、問題の引き延ばしは、対日外交上マイナスであり、食の安全確保への姿勢を内外に示す上でも必要と判断したとみられる。

 食の安全は、中国でも深刻な社会問題であり、当局とメーカーの癒着が有害食品横行の一因に挙げられている。今回の事件は、待遇に不満を持った臨時従業員による刑事事件で異質だが、地方当局と企業の不透明な関係は、普遍的な現象だ。

 容疑者拘束は、2010/03/26深夜に国営新華社通信が報道、中国外務省が日本大使館公使を呼び、通告したのはその直前だった。中国メディアは新華社電を地味に扱い、国内世論の反響を最小限に抑えたい政府の意向を反映していた。

 北京の日中関係筋は、全国人民代表大会が終わり、日中間で首脳訪問などの交流日程がない静かな環境が、発表の時期に選ばれたとの見方を示した。しかし中国の新しい世論であるインターネットでは、中国政府批判の書き込みが少なくなく、これで一件落着となるかは分からない。

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餃子中毒事件で容疑者拘束 <MSN産経 2010/03/27>を添削

■中国「天洋食品」元臨時工 待遇などに不満 2年ぶり、解決へ

 中国の警察当局は2010/03/26までに、2008/01に発覚した中国製餃子中毒事件で、餃子に毒を入れたとして餃子製造元「天洋食品」(河北省石家荘市)の元臨時工・呂月庭(36、河北省出身)を拘束した。新華社電が伝えた。
 中国政府は2010/03/27未明までに外交ルートを通じ「容疑者の男を拘束した」と日本政府に伝達した。事件は発生から2年余りを経て解決へ向け大きく前進した。

 公安当局は犯行に使用した注射器などを発見した。呂は容疑を認めており、給料や待遇などの不満から犯行に及んだ。

 事件は天洋食品製の餃子を食べた千葉、兵庫両県の3家族計10人が中毒症状を訴え、9人が入院したことで表面化。日中両国は捜査協力で合意したが、双方が自国でのメタミドホス混入の可能性を否定、中国側の捜査はいったん中断、難航していた。
 しかし、天洋食品が回収した餃子を食べた中国人がメタミドホスによる同様の中毒症状を訴える事件が発生し、事態は一変。中国側は天洋食品工場内で故意に混入された疑いが強いとみて国内捜査を再開し、生産ラインで勤務していた従業員や臨時工員らを中心に徹底追及を進めていた。

 天洋食品の問題の餃子は、日本たばこ産業(JT)のグループ企業の「ジェイティフーズ」が輸入販売元となり、日本国内で売られた。

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餃子事件の中国指揮官が転出 解決意欲後退か <2009/12/28 共同通信>

 【北京共同】中国製餃子中毒事件で、公安省刑事偵査局副局長として捜査を実質的に指揮していた余新民氏が2009/12/27までに、公安省直属の「第3研究所」(上海市)の要職である共産党委員会書記に転出していたことが分かった。関係筋が明らかにした。
 事件捜査は、製造工場の従業員数人を拘束して聴取したものの、犯人を特定できないまま難航中。こうした状況下での指揮官異動は、中国側が「事件解決への意欲を後退させている」(日本外交筋)ことが背景にあるとみられる。後任の捜査指揮官が任命されたかどうかは不明。
 余氏は2009/09に同書記に就任した。関係筋は「今回の異動は『餃子事件でよくやった』という意味を含めた栄転だ」と指摘。日本国内では「中国側の捜査は不十分だ」(日本外務省筋)と不満の声が根強いが、中国国内では余氏の事件対応が評価されている可能性がある。

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餃子事件、工場関係者が混入か <神戸新聞 2008/08/31>

 中国製餃子中毒事件に関し、中国当局が日本外務省に、2008/08に中国でも発生した中毒事件で餃子に入っていた毒物は、製造元の天洋食品(河北省)関係者が混入させた疑いが強いとの見方を伝えてきていたことが2008/08/31、分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。
 日本で起きた事件についても、同様に天洋食品の内部関係者が混ぜた可能性が大きくなった。中国側はこれまで国内混入を認めていないが、内部犯行の判断に傾いていることがうかがわれ、今後捜査が真相解明に向け大きく前進することも予想される。
 外務省は2008/08/28、中国で発生した中毒事件の餃子は、国内の市場には流通していなかったとの連絡が中国公安省からあったと発表。関係者によると、その連絡の際、中国側は天洋食品関係者による製品の横流しと毒物混入の可能性を示唆した。
 日本の事件では、千葉、兵庫両県の3家族、計10人が有機リン系中毒になり、中国では4人が被害を受けた。
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2010/05/14 (Fri) 23:59 それがチャイナクオリティ Comment(0)  

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