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石勝線事故
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/776.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 6 月 02 日 21:23:05: 9XFNe/BiX575U
 

http://mikkagashi.cocolog-nifty.com/kasukadari/2011/05/post-cfa2.html

第二の北陸トンネル事故になりかねなかった石勝線事故


 窓は焼け落ち・車体ゆがみ…炎上特急を搬出(2011年5月29日 読売新聞)
 北海道占冠村のJR石勝線・第1ニニウトンネルで27日夜に脱線炎上した特急「スーパーおおぞら14号」が29日午後、トンネルから搬出された。

 窓ガラスが焼け落ち、熱で大きくゆがんだ車体を、事故原因究明のため、JR北海道の作業員らが調べた。


JR石勝線のトンネルから運び出された、緊急停車して炎上した特急「スーパーおおぞら14号」(29日午後2時40分、北海道占冠村で)=栗原怜里撮影
 NHKの朝の「おはよう日本」でこのニュースが報道され,ちょっとビックリした。昨夜27日の22:00頃に,石勝線の占冠〜新夕張を走行していた特急「スーパーおおぞら14号」の車体から白煙が上がり,しかも第1ニニウトンネル内で停車したという。乗客は,どうやら各自の判断で列車を出て,トンネル内を歩いて外に避難した模様で,乗客約250名のうち,30名が病院に搬送されたとのこと。大変な煙の中を逃げてきた乗客の方のススで真っ黒な顔と表情が,その事故の恐ろしさを物語っていた。

 真っ先に,なぜトンネル内で火災が発生した列車を止めたのかに疑問を感じた。北陸トンネルの急行「きたぐに」の火災事故では,当時の規則に従ってトンネル内で列車を停車させたことで大変な規模の被害になってしまったことから,火災発生時はトンネル内に列車を止めずに,まずトンネルを脱出することがマニュアル化されたはずだ。

 乗務員が車両の駆動部分の脱落のみを気にして,火災の認識がなかったのか,あるいは駆動部分が脱落したことで,列車の走行自体に問題が生じ,本来は火災の起きている車両をトンネル内で停止するのはやってはいけないことだったが,どうしてもトンネルを抜け出ることができなくなってしまったのか……,今後明らかになっていくのだろう。

 事故のあった第1ニニウトンネルは,長大トンネルが連続する石勝線では,約700mと比較的短いトンネルで,それを抜けるとまたすぐに長大トンネルに入ることになる区間である。とのトンネルとトンネルの間に列車を止めるのが理想だったのか,あるいはそこでは乗客の逃げ場がなくなってしまい,被害を大きくする可能性があったのか。その場合には,短い第1ニニウトンネルで止めたことが,最善の策だった可能性もある。
 車掌が避難を呼びかけるアナウンスをしなかったことも問題になるだろうが,想定外にトンネル内で停止してしまったことで,トンネルから外に出す/列車が動かないという状況で,煙の充満しているトンネル内に避難するというマニュアルの想定外の指示ができなかった可能性も考えられる。

 いずれにせよ,あわや大惨事の事故である。十分な原因究明を行ってほしいものである。

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http://mikkagashi.cocolog-nifty.com/kasukadari/2011/06/jr-db37.html
JR石勝線トンネル内事故の疑問点…


 特急脱線、整備不良が原因か…JR北海道本社など捜索(2011年5月31日 読売新聞)
 北海道占冠村のJR石勝線・第1ニニウトンネルで特急「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線炎上した事故で、北海道警は31日午前、JR北海道本社(札幌市中央区)など数か所で、業務上過失傷害容疑での捜索を始めた。JR北海道の調べでは、推進軸とつながった減速機を、車両底部に固定する金属製のピンが外れたことで、推進軸周辺の部品が落下した可能性がある。道警は、整備不良の疑いもあるとみて、同社のマニュアルや、整備点検記録などを押収する方針。


 帯広駅付近を走るキハ283系気動車

 いくつかのニュースサイトをチェックしているが,捜査・調査の方針が,当初感じた疑問とは違う方向に向かっている気がしてならない。その疑問とは,「なぜ,トンネル内で停車したのか」である。

 もちろん,部品脱落の原因を追及することは重要だと思う。整備不良が原因かもしれないし,設計に問題があったのかもしれない。同じ事態が生じないように同じ部品や,同様な設計になっている箇所のチェックも必要だろう。

 しかし,別の部品にトラブルが生じる可能性や,乗客が持ち込んだ可燃物が煙を上げる(そこから車両火災になる)可能性だってあるのだ。そんなときに,またトンネル内で停車することはないのか。そこが第1ニニウトンネルよりも長大なトンネルだったらどうなるんだろう……。

 一昨日の「第二の北陸トンネル事故になりかねなかった石勝線事故」でも書いたように,北陸トンネルの火災事故の教訓(皮肉なことに,今回の事故があった石勝線に近い狩勝実験線で車両の燃焼試験も行われた)から,列車で火災が起きたときにはいかなる場合もトンネル内では停車せず,トンネルを脱出することがマニュアル化されていたはずだった。


 北陸本線のトンネル(火災事故があった北陸トンネルではない)

 なぜ,トンネル内で停車したんだろう……と,モヤモヤした気分だったが,Web上に次のような記事を見つけた。


占冠村の特急事故:乗員対応、手順書通り 出火気付かず避難誘導なし(2011年5月31日 毎日新聞)
 事故直後に取材に応じた「スーパーおおぞら14号」の男性車掌(60)によると、車掌は占冠村の「第1ニニウトンネル」に入る直前に異音を耳にし、男性運転士(26)に車内電話で緊急停止を要請した。異常時手順書の「異常を感じたら、ただちに列車を停止すること」との指示に沿った対応だった。
 止まったのは、トンネルから約200メートル入った地点。トンネル内の処置手順は、火災発生時はトンネル内にとどまらず外に出るよう求めている。運転士は火災は把握していなかったが、煙があったため前進を試みた。だがギアが切り替わらず、車両は動かなかった。

 なるほど,「火災が起きたときには,まずトンネル脱出」との整合性に疑問はあるものの,「異常発生時には,ただちに列車を停止」はマニュアル通りらしい。不幸なことに,再び列車が動くことはなかった。この対応で,若い運転士を責めることはできない。

 マニュアルでは,火災は煙ではなく「炎を目視する」ことで確認することになっていたそうで,これもマニュアルの見直しが必要だと思う。不完全燃焼で煙が発生していた場合,バックドラフトで爆発的に燃え上がることもあり得ないわけではないからだ。

 また,今回事故を起こした車両は「電車」ではなく,1両でも(運転台があれば)運転が可能な「ディーゼルカー」であり,編成の変更も自由にできる電気連結器付き密着連結器が付いているタイプだった。脱線して煙を上げている車両を切り離して,たとえば先頭の3両だけでトンネルを脱出することができた可能性もある(当然ながら無理だった可能性もある)。
 車掌の指示ではなく,乗客が独自の判断で非常コックを開けてトンネル内を避難したことは,奇跡的に全員が助かった最大の要因ではあるが,もし先頭の3両だけでトンネルを脱出しようとした場合には,トンネル内を逃げる乗客の存在がそれを妨げる要因になる可能性もある(これでもって乗客が非常コックを開けたことを責めるつもりはない)。
 列車が停止した第1ニニウトンネルは,長大トンネルが続く石勝線の中では全長約700mと比較的短いトンネルだったため,煙の中を歩いて逃げることができたが,これが次の新登川トンネル(全長約6km)だったとしたら……ちょっと寒気がしてくる。

 今回は,乗客の判断によって大事故になるのを防ぐことができた。しかし,それはあくまで幸運が重なった結果だったように思う。臨機応変な対応のできない鉄道員が多いように感じられるのも,やっぱり気になる。安全管理体制の問題を乗務員マニュアルの不備の修正だけに矮小化しないでほしいと,切に願いたい。

2011年6月 1日 鉄道 | 固定リンク
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/296244.html
JR石勝線事故 台車の固定ピン脱落 部品散乱、脱線に(06/01 07:25)
 上川管内占冠村のJR石勝線で特急列車「スーパーおおぞら」(6両編成)の乗客ら39人が軽傷を負った脱線炎上事故で、4両目の台車と駆動装置をつなぐ固定部品が脱落し、その後の脱線や火災につながったことが31日、分かった。JR北海道が同日、札幌市内の本社で記者会見し、明らかにした。道警は、この脱落は整備不良や金属疲労による破損が原因だった可能性もあるとみて調べる。<北海道新聞6月1日朝刊掲載>
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/295546.html
トンネル直前で脱線、出火か 石勝線特急事故 6両が全焼(05/28 16:15、05/28 16:35 更新)
 【占冠】JR石勝線の上川管内占冠村の第1ニニウトンネルで27日夜、釧路発札幌行き特急スーパーおおぞら14号(乗員乗客245人)の列車内に白煙が充満して緊急停止した事故は、列車がトンネル直前で脱線して、そのまま走行し、火災が起きた可能性が高いことが28日、道警やJR北海道への取材で分かった。同社などによると、トンネル手前約300メートルから枕木に車輪の跡が付いていた。火災は6両が全焼し、約9時間半後の28日午前7時半ごろ鎮火した。道警は28日に実況見分を始めるとともに、近く業務上過失致傷容疑で同社の家宅捜索を行い、事故原因を調べる方針だ。

 この事故の影響で28日も札幌−帯広・釧路間の特急20本が全面運休し、JR北海道は同日夜の往復4本については運行し、占冠−新夕張駅間をバスで代行運転する。

<北海道新聞5月28日夕刊掲載>
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/295437.html
占冠のトンネル内でJR特急車両から白煙 39人軽いけが(05/28 08:13、05/28 15:47 更新)
特急が煙を上げて緊急停車したトンネル付近で、担架に乗せられ搬送される乗員とみられる男性=28日午前7時55分、占冠村
 【占冠】27日午後9時55分ごろ、JR石勝線の上川管内占冠村ニニウの第1ニニウトンネル(全長685メートル)付近で、走行中の釧路発札幌行き特急スーパーおおぞら14号(6両編成、乗員乗客245人)の2号車の車輪が脱線し、列車はトンネル内で緊急停止した。直後に列車内に白煙が充満、乗員乗客はトンネル外まで徒歩で避難したが、運転士1人を含む39人が煙を吸って、のどにやけどを負うなどの軽傷。道警はトンネル直前で列車が脱線して、そのまま走行し、火災が起きたとみて脱線した原因を調べている。
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/295783.html
最後尾床下から出火か JR石勝線特急火災(05/30 08:25)
約40時間ぶりに搬出された黒く焼け焦げた事故車両。手前が最後尾の1号車=29日午後1時30分ごろ、上川管内占冠村

 【占冠】上川管内占冠村のJR石勝線・第1ニニウトンネル付近で27日夜、特急列車「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線して全焼し、39人が軽傷を負った事故で、JR北海道は事故から約40時間たった29日午後、事故車両をトンネルの外に搬出した。地元消防によると、最後尾の1号車の車両の燃え方が最も激しかったことが判明。道警は出火元の特定を急ぐとともに、事故原因を詳しく調べている。

 捜査関係者によると、全焼した6両のうち最後尾の車両底部の中央部の燃え方が特に激しかったという。付近には燃料タンクが配置されている。

<北海道新聞5月30日朝刊掲載>
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/296015.html
特急脱線 きょうにもJR北海道捜索 道警、業過致傷の疑い(05/31 08:55)
 上川管内占冠村のJR石勝線で特急列車「スーパーおおぞら」の乗客ら計39人が軽傷を負った脱線炎上事故で、道警は31日にも、業務上過失致傷容疑で、札幌市中央区のJR北海道本社など数カ所を家宅捜索する方針を固めた。道警は、4両目の車体底部から「推進軸」などの部品が脱落したことが脱線や火災を引き起こしたとみており、点検整備や車両についての資料を中心に押収し、同社の安全管理体制に問題がなかったか調べる。
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/295900.html
停止直後に「火災」表示 運転士、本社に伝えず 避難誘導の遅れ招く?(05/30 17:03)
 上川管内占冠村のJR石勝線で27日起きた特急列車「スーパーおおぞら」の脱線炎上事故で、列車がトンネル内で緊急停止した直後、運転室のモニターに「火災」を知らせる表示が出ていたことが30日、JR北海道への取材で分かった。運転士(26)はこの表示を確認していたが、マニュアルに反して同社指令センター(札幌)に連絡していなかった。同社側が火災を認知したのは緊急停止の2時間後で、運転士の対応が乗客の避難誘導の遅れにつながった可能性もある。<北海道新聞5月30日夕刊掲載>
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/295996.html
列車から「火災なし」と報告 JR、交信記録を公開(05/30 23:30)
 上川管内占冠村のJR石勝線トンネルで27日に発生した特急スーパーおおぞら(6両編成)の脱線火災事故で、煙の充満で乗客が自主的に避難を始めた、緊急停止から約30分後の時点でも「火災発生はない」と列車から札幌市の指令センターに報告していたことが30日、JR北海道が公開した無線交信記録で明らかになった。

 JR北海道は乗客への説明や避難誘導について「周知の仕方に非常に問題があったと思うので、今後検証する」とした。国土交通省北海道運輸局は、JR北海道に対する特別保安監査を29日から実施している。
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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/296081.html
特急火災 JR北海道本社など捜索 業過致傷の疑い 道警、整備記録を押収(05/31 12:05、05/31 22:29 更新)
JR北海道本社の家宅捜索に入る道警捜査員=31日午前10時ごろ

 上川管内占冠村のJR石勝線のトンネルで特急列車「スーパーおおぞら」の乗客ら39人が軽傷を負った脱線炎上事故で、富良野署と道警旭川方面本部捜査課、道警捜査1課は31日午前、業務上過失致傷容疑で、JR北海道本社(札幌)などの家宅捜索を始めた。道警は、車両の点検整備や交信記録などの資料を押収し、同社の安全管理体制や事故時の対応に問題がなかったかを調べる。

 道警が家宅捜索を始めたのは札幌市中央区の同社本社のほか、男性運転士(26)が所属する同社帯広運転所(帯広市)と、事故車両の点検整備などを行っていた同社釧路運輸車両所(釧路市)。また、道警は同日午後に同社指令センター(札幌)も家宅捜索する。  

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コメント
 
01. taked4700 2011年6月04日 06:28:18: 9XFNe/BiX575U : iUHxUxxaDY
http://www.asahi.com/national/update/0531/TKY201105310713.html
脱落の推進軸、燃料タンク壊し出火か JR石勝線
2011年6月1日0時27分

会見で頭を下げるJR北海道の一條昌幸専務(中央)ら=31日午後3時2分、札幌市中央区、杉本康弘撮影
 北海道占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線で特急「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線炎上した事故で、JR北海道は31日、後ろから3両目の車両から落ちた推進軸が、後方2両の燃料タンクを壊し、最後尾車両のエンジン付近から出火した可能性が高いと発表した。

 記者会見したJR北海道によると、列車は先頭が6号車で、最後尾が1号車。各車両の下にある燃料タンク(容量1160リットル)のうち、1号車に亀裂ができ、2号車には穴が開いていた。3号車から落ちた推進軸(長さ1.1メートル、重さ83キロ)がぶつかってできたとみられる。エンジンの動力を車輪に伝える推進軸を車両に固定する部品のピン(長さ19センチ、直径6センチ)1本が落ち、推進軸の落下につながったが、ピンが落ちた原因について、一條昌幸専務は「まだ分からない」とした。

 各車両の下に2機ずつあるエンジンのうち、1号車の前方の1機だけが焼けており、同社は火元とみている。出火原因について、一條専務は「エンジンの高温部に軽油が霧状にかかると火災が起きるということも聞く」と話し、壊れたタンクから軽油が漏れ、引火した可能性を示した。
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http://www.asahi.com/national/update/0531/TKY201105310298.html
119番…JR「火は出てない」 消防車出動大幅遅れ
2011年5月31日15時2分


JR北海道の本社に家宅捜索に入る北海道警の捜査員ら=31日午前9時53分、札幌市中央区、杉本康弘撮影
 北海道占冠(しむかっぷ)村のJR石勝(せきしょう)線で起きた特急「スーパーおおぞら14号」の脱線炎上事故で、消防が火災として消防車を出動させたのは発生から1時間45分後だったことが31日、JR北海道や消防への取材で分かった。乗務員らに火災の認識がなかったためで、JRも「安全なところに早く誘導すべきだった」と認め、異常時マニュアルを改定する方針だ。一方、道警はこの日、JR北海道の札幌市の本社など関係先4カ所に業務上過失傷害容疑で家宅捜索に入った。

 JR北海道の異常時マニュアルによると、火災は「炎が認められた時」と定めている。今回は乗務員が炎を見ていなかったため、火災と認識しなかった。

 事故は、27日午後9時56分ごろに起きた。車両に異音と横揺れがあったため、トンネル内で緊急停止した直後、6両編成の後方車両に煙が入ってきた。

 JRが最初の119番通報をしたのは、発生から約45分後の午後10時40分。「車内に煙が充満しているが、火は出ていない」との内容だった。地元の富良野広域連合富良野消防署占冠支署は、煙への初期対応のため午後11時23分に救急車など3台を出した。JRは同35分、同支署に「警察官から『火が見えた』との情報がある」と連絡したが、この時点でもJRには火災の認識がなかった。しかし、同支署は同40分に「火災だ。大事故も予想される」と広域連合に救急・消防の応援を要請。消防が初めて火災対応を始めた。


02. taked4700 2011年6月04日 06:35:59: 9XFNe/BiX575U : iUHxUxxaDY
http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY201105290413.html

乗務員、火災対応せず JR北脱線、煙突の煙と勘違いか
2011年5月30日7時38分

脱線事故を起こしたJR北海道の特急「スーパーおおぞら14号」。約40時間ぶりにトンネルから引き出された車両は全焼。塗装が焼けただれ、窓ガラスがすべて割れていた=29日午後1時34分、北海道占冠(しむかっぷ)村ニニウ、上田幸一撮影

列車と輸送指令との主な交信内容
 北海道占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線で起きた脱線事故で、特急列車の車掌らと札幌市の輸送指令との交信内容が29日、JR北海道の内部資料で分かった。乗務員はトンネル内で緊急停止した4分後に床下からの煙に気づいたが、出火を確認できず、火災の対応をとらなかったため、乗客の避難が遅れたとみられる。

 国の運輸安全委員会は同日、推進軸が脱落した3号車、脱線した2号車を中心に調べたほか、車掌や運転士から事情を聴いた。

 交信記録によると、「スーパーおおぞら14号」がトンネルで緊急停止した4分後の27日午後10時、車掌が「1〜3号車の方の床下から煙が入ってきている」と指令に報告。同7分には、車掌が「前(先頭車両)から降りて避難した方が良い」と伝えた。だが、車掌も指令も一貫して煙は火災が原因だという認識はなく、指令は「煙が入ってくるのでドアを開けるのを待つように」と指示した。

 同社幹部は、車掌らはディーゼル車の煙突からの煙と勘違いした可能性があるとみている。


03. taked4700 2011年6月04日 10:51:17: 9XFNe/BiX575U : iUHxUxxaDY
http://www.sanspo.com/shakai/news/110531/sha1105310504009-n1.htm

脱線事故、停止30分後の報告「火災なし」
2011.5.31 05:04

脱線火災事故で丸焼けとなった特急スーパーおおぞらの鎮火後、約2時間ほど経た車両内部の様子(富良野広域連合消防本部提供)【フォト】

 北海道占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線トンネルで27日に発生した特急スーパーおおぞら(6両編成)の脱線火災事故で30日、信じられない事実が明らかになった。煙の充満で、緊急停止から約30分後の時点でも、なお「火災発生はない」と列車から札幌市の指令センターに報告していたという。乗客の自主的避難がなければ大惨事は避けられない状況だった。

 福島第1原発事故で、後から後から出てくる東京電力の情報もひどいが、事故からすぐに出てきた情報も、かなりア然とする内容だった。

 JR北海道が30日に公開した無線交信記録によると、3号車に乗っていた車掌(60)が列車の異常に気付き、運転士(26)に緊急連絡。トンネル内に緊急停車をしたと指令に報告したのは、午後9時56分だった。

 その後、車掌が「(後方の)1〜3号車の床下から煙が入ってきている」と報告。火災発生を懸念した指令は〔1〕運転士にただちに運転を再開し列車をトンネル外に出す〔2〕車掌に乗客を前方の車両に誘導する−との指示をした。車掌は「運転士が力行(発車)できないと言っている。3号車は煙がひどい」と報告した。

 指令の「大至急車内放送をかけて前方の車両に誘導し、後方の車両に乗客がいないか確認」との指示に対して、車掌は「前から降りてトンネルを(歩いて)避難したほうがいい」と返答した。

 午後10時10分ごろ、運転士から「モニターが消え、状況が把握できない」との報告があり、指令は全エンジン停止を指示。車掌から「かなりすごい煙で息ができない」との報告があった後、同14分ごろから一時応答が途絶えた。

 午後10時半ごろに交信が復活。指令は乗客の誘導が終わったかどうか確認を求めたが「前も後ろも煙が充満している。火災は発生していない」との応答だった。

 しかし、この時点で危険を察知した乗客約240人は、避難誘導がないまま各車両の非常コックを使ってドアを開け、トンネル外に飛びだしていた。乗客が乗員の避難指示を待っていたら、大変なことになっていた恐れがある。

 JR北海道は乗客への説明や避難誘導について、「周知の仕方に非常に問題があったと思うので、今後検証する」とした。国土交通省北海道運輸局は、JR北海道に対する特別保安監査を29日から実施している。
(紙面から)

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http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110530ddlk01040126000c.html
占冠村の特急事故:乗員対応、手順書通り 出火気付かず避難誘導なし /北海道


 JR石勝線のトンネル内で起きた特急列車の脱線・火災事故で、運転士や車掌の行動はほぼJR北海道のマニュアルや規則通りだったにもかかわらず、出火に気付かなかったことなどで結果的に事態に対応しきれなかったことが、同社への取材で分かった。乗客への避難誘導ができなかった点はJRも対応の誤りを認めており、今後マニュアルの見直しも求められそうだ。

 JRによると、列車のトラブル時のマニュアルには「異常時運転取扱手順書」「トンネル内における列車火災時の処置手順」などがある。

 事故直後に取材に応じた「スーパーおおぞら14号」の男性車掌(60)によると、車掌は占冠村の「第1ニニウトンネル」に入る直前に異音を耳にし、男性運転士(26)に車内電話で緊急停止を要請した。異常時手順書の「異常を感じたら、ただちに列車を停止すること」との指示に沿った対応だった。

 止まったのは、トンネルから約200メートル入った地点。トンネル内の処置手順は、火災発生時はトンネル内にとどまらず外に出るよう求めている。運転士は火災は把握していなかったが、煙があったため前進を試みた。だがギアが切り替わらず、車両は動かなかった。

 車掌は周囲の乗客に「私が先に降りて、出口までどのくらいかかるか見てくる」と話し、列車を降りた。JRの乗務員規則では、運転指令の許可がなければ乗客を車外に出してはいけないことになっている。だが乗客は煙の充満に耐えきれず、車掌が戻る前に非常用コックを開けて自主避難を始めた。

 運転手と車掌、客室乗務員の計4人は乗客が全員下車してから避難を始めたが、乗客の誘導には誰も当たらなかった。4人には最後まで、火災が起きている認識はなかったとみられる。

 運転士は運転歴10カ月の若手、車掌は勤続30年超。JR北海道の一條昌幸鉄道事業本部長は「状況判断をもう少し早くすべきだった」と話している。【伊藤直孝、吉井理記、小川祐希】

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 ◇JR特急火災事故の経過
 《27日午後》

9時 56分 特急スーパーおおぞら14号が占冠村のトンネル内で急停止。後列1〜3号車両に煙が充満

   57分 運転士が運転指令センター(札幌市)に「1、2号車で機関停止」と連絡

10時 8分 運転士が1〜3号車の乗客を前列4〜6号車に誘導開始

   11分 運転士が運転指令に「全部止まっている」と連絡。その後、車掌がいったん下車し脱出経路のトンネル出口を確認

   21分 運転指令が事故発生の110番

   30分 いったん車両を降りて車体を確認した運転士が運転指令に「全車、煙が発生している。火災は発生していない」と連絡。乗客が自発的に降車して避難を始める

   34分 車掌が運転指令に「乗客が車両から降り始めた」と連絡

   43分 運転指令が「列車から煙が出ている」と119番

11時27分 乗客全員が降りた後、運転士と車掌、客室乗務員の計4人が最後に下車

 《28日午前》

  0時ごろ 乗員・乗客全員がトンネルの外に出る

    2分 JRが道警からの連絡で火災を認識

 3時10分 乗客207人が占冠村の施設に避難。その後、バスで札幌や千歳へ移動

   18分 道警が車両からの全員避難を確認

 7時36分 火災が鎮火

 ※JR北海道、道警の発表などによる

【写真で見る事故の様子】特急列車「スーパーおおぞら14号」が脱線、炎上
<関連記事>JR特急脱線・炎上事故:6両すべてが全焼 トンネルから撤去
<関連記事>特急脱線:800メートル手前 車両下部の部品2個が落下
<事故の一報>鉄道事故:スーパーおおぞら、トンネル内で白煙−−北海道・占冠村
毎日新聞 2011年5月30日 地方版


04. taked4700 2011年6月04日 11:11:40: 9XFNe/BiX575U : iUHxUxxaDY
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110529k0000m040119000c.html
特急脱線:800メートル手前 車両下部の部品2個が落下

全焼した特急スーパーおおぞら14号=JR北海道提供

JR石勝線のトンネル内で出火した「特急スーパーおおぞら」の最後尾の車両。国交省の鉄道事故調査官らがトンネル内に入り、車両を調査した。=北海道占冠村で2011年5月28日午後2時17分、貝塚太一撮影

トンネルに向かって延びる線路に平行して残る、脱線した車輪が敷石につけたとみられる跡(左)=北海道占冠村で2011年5月28日午前11時43分、貝塚太一撮影
 北海道占冠(しむかっぷ)村のJR石勝線トンネルで特急列車「スーパーおおぞら14号」(6両編成)から白煙が上がり、乗客ら約240人が避難した事故で、JR北海道は28日、列車が脱線していたことを明らかにした。脱線したとみられる約800メートル手前で車両下部の金属部品2個が落下しており、同社は部品落下で列車に何らかの異常が生じたとみて事故原因を調べている。

 同社によると、落下したのは脱線した2号車の前の車両下部にあるエンジンと車輪をつなぐ「推進軸」(長さ約1.1メートル、重さ約83キロ)。鉄製の円筒状の部品が一部破損し、脱線した痕跡が残っているトンネル入り口から約600メートル手前の地点から約800メートル離れたところに落ちていた。

 列車は脱線後、約700メートル先の「第1ニニウトンネル」内部で緊急停止しており、列車は鉄製部品が破損したまま約1.5キロ走行していた。3号車は01年製で、カーブを高速で走行できる「振り子式」と呼ばれる特殊な台車を使用。昨年12月に工場検査を終え、今月25日にも運転士による検査が行われていたが、異常はなかった。

 また脱線後、白煙が上がり、車両に充満したのは後方の1〜3号車で、乗客は非常用ドアコックを開けて車外に脱出した。車掌は煙の出所を探したり、トンネルからの脱出ルートの確認をするため車両を離れ、乗客に避難を呼び掛けたのは約20分後だったといい、同社は「車掌は初動で火災との認識を持っていなかった。エンジン排気筒などの煙と誤認した可能性がある」と説明。対応の遅れを認め、陳謝した。

 列車には乗員4人と乗客約240人が乗車。富良野広域連合消防本部によると、救急搬送されたのは乗客ら34人で、自ら病院で受診した5人を含め、計39人がけがをした。うち1人は重症という。

 JR北海道の一條昌幸・鉄道事業本部長は「どのような経緯かは不明だが、原因を徹底解明し、再発防止に努める」と述べた。【伊藤直孝、吉井理記】

毎日新聞 2011年5月28日 23時02分(最終更新 5月29日 2時38分)
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110528/dst11052809500013-n1.htm?utm_source=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C&utm_medium=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C&utm_term=MSN%E7%94%A3%E7%B5%8C

携帯のライト頼りに避難 JR石勝線「白煙」事故、乗客ら証言
2011.5.28 09:48
 「車外に出ないでください」とのアナウンスが流れる中、次第に煙が立ち込め、乗客は前の車両へと殺到した。JR北海道石勝線で27日夜、起きたトンネル内の車両火災。乗客が現場の状況を振り返った。

 最後尾の車両に乗っていた札幌市の公務員の男性(45)は、車両の下で「バチバチと部品を引きずるような音がして、物に乗り上げるような感触があった。直後に窓の外で火柱が一瞬上がった」と話した。

 釧路市の介護士永井花奈恵さん(20)は、ほかの乗客に従い車両からトンネルに飛び降りた。「真っ白な煙が充満していて何も見えなかった」という。姿勢を低くし、携帯電話のライトで足元を照らす。乗客は「ここが出口だ」と互いに声を掛け合った。釧路市の会社員、千葉隆さん(27)は「足元をとられ転んだ乗客や、せき込んでいる人もいた」と話した。
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http://www.tokachi.co.jp/news/201105/20110529-0009334.php
部品脱落し脱線か 無残な姿見せる石勝線特急
2011年05月29日 15時04分
 上川管内占冠村のJR石勝線の第1ニニウトンネル(延長685メートル)で27日夜、釧路発札幌行きの特急「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が脱線し、全焼した事故で、JR北海道の一條昌幸専務らは28日、札幌市内の本社で記者会見し、前から4両目の3号車下部に設置されていた鉄製部品が落下しているのが見つかったことを明らかにした。同社は部品の脱落が脱線の原因となった可能性があるとの見方を示した。29日には原因などを調べるため、車両をトンネル外に移動させる作業を進めている。

ディーゼル機関車に引かれてトンネル外に移動する特急「スーパーおおぞら14号」
 同社によると、5両目の2号車の車輪4列のうち、後ろから2列目の車輪が進行方向左側に15センチ脱線していた。脱線痕は停止した車両最後尾の725メートル手前からあった。

 落下したのは、エンジンから車輪に回転力を伝える推進軸の一部。車両最後尾から1498メートル手前に推進軸の筒、その30メートル前に継ぎ手部分がそれぞれ落ちており、車両から2262メートル前の枕木には、部品が当たったとみられる衝撃痕もあった。

 同社は、3号車の推進軸を落下させながら走行した特急が、何らかの理由で部品に乗り上げるなどして2号車の脱線を招いた可能性があるとみている。推進軸の検査は3日に1回実施しており、事故前は25日に行い、当日の走行前にも目視で点検したが、異常は確認されなかったという。

 特急が停止したのは同トンネルの中央付近で、先頭6号車から進行方向(札幌側)の出口までは480メートル。異音と横揺れを感じた男性車掌(60)が男性運転士(26)に連絡、緊急停止した。2号車から煙が出ているのに気づき、トンネルから脱出を試みたが、装置の不調で走行できなかったという。


 車内に充満する煙や停電などで危険を感じた乗客が自力で避難を開始。乗客、乗員全員が特急を出たのを確認したのは、緊急停止から約1時間半後の27日午後11時27分。

 同社は、緊急停止から2時間を過ぎた28日午前0時2分、道警からの連絡で火災を確認した。同社は「列車の異常や煙を認知してからの手順を踏むのに時間がかかった。もう少し早い判断があれば短時間で避難誘導できたと反省している。今後検証し、見直したい」と述べた。

 今後の運転再開については、車両撤去後に火災で燃えたトンネル内の修復などが必要で、「まだめどは立っていない」とした。

 国土交通省の運輸安全委員会の鉄道事故調査官ら4人が28日午後2時、現地に入り、事故原因を調査した。約4時間にわたる調査後、報道陣の取材に応じた金井尚(たかし)調査官は「部品の脱落が脱線の原因であるかは現時点では分からない」と説明した。

 道警は運転状況や車両整備の経緯を調べるため、週明けにも業務上過失致傷容疑で、札幌市の同社本社を家宅捜索する方針。

自主避難が惨事回避
 「このまま車内にいたら死ぬだけだ」−。JR石勝線の特急脱線全焼事故は、乗客の自主避難が大惨事をギリギリで防いだ。車両火災の確認が遅れ、乗客は緊急停止から1時間近く列車内で待機した。煙が充満し、車内灯が消え暗闇となるなど恐怖と不安は極限に達し、乗務員の避難誘導を待たずに自主的な脱出を始めたことが、結果的に1人の犠牲者も出さずに済んだことにつながった。

 緊急停止後、前側3両に誘導されるなどした乗客は約50分間、通路やデッキですし詰めとなり、乗務員の指示を待った。帯広市内の会社員佐藤真一さん(25)は「その間、『現状把握に努めている』という趣旨のアナウンスがあっただけで、具体的な指示はなかった」と話す。

 JRによると「火災ではなくても白煙がでることはあるので、火災を確認しない状況で、ただちに乗客を車外に避難させることはない」という。

車内真っ暗に
 乗客のいらだちと不安が募る中、電灯が消え車内は真っ暗になった。池田町立病院医師の三浦太郎さん(29)は「乗客は携帯電話の明かりで周りを照らしていた。そのうち、車内もだんだんと白い煙がすごくなり、『目が痛い』『のどが痛い』という人がでてきた」という。佐藤さんも「(電灯が消え)さすがに『まずい』と思った」

 だが、この時点でも乗務員からの避難誘導・指示はなかった。「前の方で車外に出ているのが分かった。乗客の男性から『外に歩いて逃げよう』との声が上がった」(佐藤さん)という。

 JRによると、この時点で、いったん車外に出た乗務員はトンネルの出口までの距離と足場を確認して戻ってきたが、すでに乗客が降り始めていたため、前から3両目に乗り込み、後ろから乗客を押し出すように前の車両のドアへと誘導した、としている。

30センチ先見えず
 トンネル内の避難時の状況について、三浦さんは「パニックではなく、整然と励ましあって黙々と歩いた。煙がすごく30センチ先も見えないほどだった」と話し、「乗客はみんな死ぬかもと思ったと思う。私もそう思った」と極限状態を振り返った。佐藤さんがトンネルを出たところで携帯電話を確認したら、時刻は午後11時10分。緊急停止から1時間15分余りが経過していた。

 28日午前0時過ぎに、現場に駆けつけた警察官が火災であることを初めて確認。その後消火に当たった消防署員が爆発音を聞いており、燃料タンクへ延焼したとみられる。

 JRは「白煙が出ている時点でもっと詳しく点検し、火災を確認できていたなら(避難の)対応はもう少し早くできた」と陳謝している。佐藤さんは「金曜の夜と言うことで、車内はサラリーマンや札幌に遊びに行く若者の客が多かった。小さい子供がいたら犠牲になってもおかしくなかった」と声を震わせた。


05. taked4700 2011年6月04日 11:30:06: 9XFNe/BiX575U : iUHxUxxaDY
http://www.tokachi.co.jp/news/201105/20110528-0009326.php
煙の中携帯の明かりでトンネル脱出
2011年05月28日 14時51分
 もうもうと煙が立ちこめるトンネルの暗闇を壁伝いに抜けだし、すすで顔を真っ黒にして立ちつくす乗客。「真っ暗で生きるか死ぬかの心境だった」。乗客40人が病院に運ばれたJR石勝線の特急列車火災。乗客約240人を乗せたスーパーおおぞら14号は車内にガリガリという音を響かせてトンネル内に急停車すると、煙が立ちこめ乗客を覆い始めた。「火事ではないか。大変なことになる」。危機を感じた乗客は車外に出て約700メートルのトンネルを歩き、携帯電話のわずかな明かりで足元を照らして難を逃れた。
「ガリガリ」急停車
 清水町内には清水赤十字病院に2人、前田クリニックに1人が搬送された。そのうち、4号車に乗車していた釧路市内の会社員石川幸子さん(42)は「ガリガリガリガリという音を聞いて、初めはシカと衝突したと思った」と事故発生時を振り返る。間もなく同じような音を聞き、車両が急停止、「お茶をこぼされた人はいませんか」という車内アナウンスが流れ、この時点では、「大事故とは認識していなかった」と話す。

 しばらくして、車内の電気がすべて消え真っ暗に。待機していると、車内が煙たくなり、「(後方の)3、2、1号車の人は前の車両に移ってください」というアナウンスが流れた。後ろの車両から来た人が「火花が出ていた」と話しており、車掌の指示で全員で車両から出ることになったという。

 トンネル内は真っ暗で、煙にまかれながら、壁づたいに前方を目指し歩いた。各自が携帯電話の明かりで足元を照らし、石川さんも携帯端末のアイパッドのボタンを押しながら、わずかな明かりを頼りに、砂利で歩きづらい中を出口に向かった。年配の人をかばったり、互いに「ここを早く出ましょう」「大丈夫だから」と声を掛け合って脱出したという。

 トンネルの全長は685メートルだったが、石川さんは「1キロぐらい歩いたように感じた」という。トンネルを出た後、迎えを待ったが、最終的に占冠のコミュニティプラザに到着したのは午前1時前後。待機する間、煙でせき込む人や、寒さで具合を悪くする人もいた。

 石川さん自身も寒さとバスの移動で気分が悪くなり、清水町内の前田クリニックで一晩過ごした。石川さんは「初めは、大したことはないと思ったが、煙が出たときは覚悟をした。今回の震災でもそうだが、万が一に備えて、車内に懐中電灯や毛布を用意しておくべき」と話し、28日午前10時半、JR側が用意したタクシーで同町から札幌市に向かった。
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http://www.tokachi.co.jp/news/201105/20110528-0009323.php
特急がトンネルで火災
2011年05月28日 14時52分
 【占冠・帯広】27日午後9時55分ごろ、JR石勝線占冠−新夕張間の第1ニニウトンネル(上川管内占冠村ニニウ、延長685メートル)内で、釧路発札幌行きの特急スーパーおおぞら14号が車両火災を起こし、緊急停止した。乗客約240人は、トンネル外に徒歩で避難した。40人が煙を吸い一酸化炭素中毒の症状を訴えるなどで帯広厚生病院などに搬送されたが、いずれも軽症とみられる。28日午前10時すぎには車内も含めトンネル内に取り残された人がいないことが確認された。後ろから2両目が脱線しており、道警と国土交通省が事故の原因を調べている。この事故の影響で、釧路−札幌間の特急列車20本が運休した。

 JR北海道によると、列車は6両編成で、3号車の乗務員が走行中の異音に気付き、列車を緊急停止させた。その時点で煙は確認されなかったが、先頭の6号車を点検して3号車に戻った時点で車内に白煙がでていた、という。

 乗客は乗務員の誘導で先頭車両に移動、非常用ドアコックで扉を開け車外に降り、煙が充満している真っ暗のトンネル内を歩いて列車の進行方向側(新夕張側)に避難した。全車両が燃え、28日午前7時36分に鎮火した。

 トンネルの東側には、列車が脱線したとみられる跡が数百メートルにわたって、コンクリート製の枕木などに残っている。国土交通省運輸安全委員会は調査官ら4人を派遣、28日午後、現地に入り、事故原因などの調査を開始した。


 JR北海道は27日午後11時、富良野消防署占冠支署に通報。同消防はトンネルの西側に午前0時に到着し消火を開始した。けが人が多かったため、富良野や上富良野、穂別、南富良野など上川、日高管内のほか、芽室、新得などの各消防署に応援を要請。富良野協会病院に16人、帯広厚生病院に9人、清水日赤病院に2人を搬送した。けがのなかった乗客207人は28日午前3時10分、JRの用意したバスで占冠村コミュニティプラザに到着した。その後、乗客は午前5時以降、順次バスで札幌、千歳、釧路に向かった。


線路の枕木に残された脱線跡とみられる傷跡(第1ニニウトンネル前)
 鎮火後、警察がトンネル内を捜索し、同日午前10時10分までに、車両内とトンネル内に取り残された人がいないことを確認した。

 この事故で、28日の特急スーパーとかちは全区間で運休。スーパーおおぞらは釧路発午後4時17分(帯広発同5時44分発)の12号と同7時8分(同8時43分発)の14号、札幌発午後5時57分(帯広着同8時15分)の11号と同7時45分(同10時11分)の13号は新夕張−占冠をバスで代行するのを除いて、ほかは運休となった。


06. taked4700 2011年6月04日 17:14:02: 9XFNe/BiX575U : iUHxUxxaDY
乗客は徒歩でトンネル内を約800m避難したようだ。乗客の冷静な判断が生命を救った。

以下、疑問点。

1.トンネル部分の割合がよく分からないが、多分8割を超えることはないはず。確率的には5割以上がトンネルならトンネル内で停車する確率が多くなるが、ともかく、なぜトンネル突入の直前に部品脱落が起き、トンネル内で停車するタイミングになったのか?

2.軽油火災が発生したということだが、軽油は引火点が40度、発火点が250度だ。走行中ならまず発火しない。風によって冷やされるからだ。

3.煙が充満しているのに火災ではなくてディーゼルエンジンの排気だと誤認したと言うことだがこれはありえないと思う。まず、既に電車は止まっている。だから、ディーゼルエンジン自体が動いていないはずだ。次に、自分もディーゼルエンジンの列車が走る地域に住んでいるから分かるが決して昔のSLのように大量に煙を吹くわけではない。ほとんど煙と分かるような排気は出てこない。だから、乗務員が煙をディーゼルエンジンの排気と間違えたことはありえない。それにもかかわらず「車掌も指令も一貫して煙は火災が原因だという認識はなく、指令は『煙が入ってくるのでドアを開けるのを待つように』と指示した」というのは信じられないほど不合理だ。

4.なぜ、「列車がトンネル内で緊急停止した直後、運転室のモニターに「火災」を知らせる表示が出ていたことが30日、JR北海道への取材で分かった。運転士(26)はこの表示を確認していたが、マニュアルに反して同社指令センター(札幌)に連絡していなかった」のか?なぜ、運転手の言い分が事故後数日たった30日でも報道されないのか?

5.緊急停車の15分ほど後の「『午後10時10分ごろ、運転士から「モニターが消え、状況が把握できない』との報告が」指令へ入ったという。この間、「車掌は『運転士が力行(発車)できないと言っている。3号車は煙がひどい』と報告した」というが、なぜモニターが消えたのか?信号系は多分列車の下側にはないのではないか?つまり、列車の下側についていて、今回発火した軽油の燃料タンクとは全く別のところを信号系のケーブルは走っているのでは?更に、モニターが消えた時、その原因をどう推認するように訓練はされていたのだろう?更に「同14分ごろから一時応答が途絶えた」ともしている。通信は多分モニターとは別系統だ。その後復活もしている。なぜ、一時でも通信が途絶えたのか?

6.「止まったのは、トンネルから約200メートル入った地点。トンネル内の処置手順は、火災発生時はトンネル内にとどまらず外に出るよう求めている。運転士は火災は把握していなかったが、煙があったため前進を試みた。だがギアが切り替わらず、車両は動かなかった」となっているが、これはいつの時点かはっきりしない。なぜギアが切り替わらなかったのか?煙は停車後すぐに発生している様子だが、ギアの切り替え系統とは多分火災は関係ないはず。


07. taked4700 2011年6月04日 17:33:42: 9XFNe/BiX575U : iUHxUxxaDY
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110531/k10013235661000.html

最後尾車両エンジンから出火か
5月31日 19時40分
北海道のJR石勝線で、特急列車が脱線してトンネル内で火災を起こした事故は、最後尾の車両のエンジンが出火し、その後、燃料タンクの燃料に引火して燃え広がったとみられることがJR北海道の調査で分かりました。
今月27日の夜、北海道占冠村のJR石勝線で、釧路発札幌行きの特急列車が脱線してトンネル内で火災を起こし、乗客ら39人が病院に運ばれた事故で、JR北海道は、31日午後、記者会見しました。この中で、6両編成のうち、最後尾の車両のエンジンの1つが最も激しく燃えているほか、後ろ2両の燃料タンクに傷があり、中の燃料がなくなっていたことを明らかにしました。JR北海道は、脱線の衝撃などで最後尾の車両のエンジンから出火し、さらに燃料タンクの燃料に引火して燃え広がったとみています。また、後ろから2両目に加え、3両目の車両も、一時、脱線していたことを明らかにしました。一方、今回の事故で、JR側は火災の発生が確認できていないとして、乗客の避難を指示しませんでしたが、その間、列車の運転席にある火災の発生を知らせる装置が作動していたことも、31日の会見で明らかになりました。JR北海道が運転士から話を聞いたところ、この装置は事故の直後は作動していませんでしたが、およそ20分後、表示灯が点滅したり、ブザーが鳴ったりしていたということです。しかし、トンネル内を歩いて安全を確認していた車掌の連絡を待っているうちに、乗客が自主的に避難を開始したということです。JR北海道の一條昌幸鉄道事業本部長は「ブザーが鳴ったり点滅を確認したりした時点で避難誘導を呼びかければよかった。今後はトンネル内で煙を確認したら火災が起きたものとみなして避難の対応を取りたい」と述べ、緊急時の対応マニュアルを見直す考えを明らかにしました。この事故で、北海道警察本部は、31日、業務上過失傷害の疑いで、JR北海道の本社などを捜索し、列車の運行記録や整備に関する資料などを押収していて、事故の原因や、当時のJR側の対応について調べることにしています。


08. 2011年6月07日 08:32:54: fCZ83cf8p2
鬼峠トンネルに潜む鬼のことなら金田一耕助、連続列車事故の観点なら
松本清張呼ぶしかないだろW

09. taked4700 2011年9月19日 07:15:02: 9XFNe/BiX575U : N5404ZbQiA
>>06

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110918/crm11091822460012-n1.htm

JR北海道の会長「申し訳なく、つらく、残念」
2011.9.18 22:45

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JR北海道社長の遺体発見を受け、記者会見する小池明夫会長=18日午後、札幌市中央区の本社
 中島尚俊社長の遺体確認を受け、18日夜、開かれたJR北海道の記者会見。「真っ先に戦線を離脱することをおわびする」。社員に向けた遺書を読み上げた小池明夫会長は、無念さをにじませながら「申し訳なく、つらく、残念」と言葉を絞り出した。

 5月の石勝線の特急脱線火災事故で事業改善命令を受け、改善措置の報告書を取りまとめていた中島社長。遺書には「『お客様の安全を最優先にする』ことを常に考える社員になっていただきたい」と、安全への強い思いも記されていた。

 社長が行方不明になったのは報告書取りまとめの最終段階。「やっとまとまってきた」と、小池会長と言葉を交わしていた。

 現場の作業員ともざっくばらんに話すなど明るく温厚で、社内外で慕われていたという。「心の奥底を推し量ることができず無念だ。心労は大変な重さだったのではないか」と小池会長は唇をかんだ。

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