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米国民主党の外交・安全保障問題の指導者であるブレジンスキーが韓国を見捨てる 国際情勢の分析と予測
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/344.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2012 年 12 月 12 日 14:48:52: tZW9Ar4r/Y2EU
 

米国民主党の外交・安全保障問題の指導者であるブレジンスキーが韓国を見捨てる
2012年02月16日 / 韓国・北朝鮮

http://www.amazon.co.jp/gp/product/046502954X


●【社説】日本と中国の二者択一を迫る米国 朝鮮日報 2012/02/11 09:04

 かつて米国で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたブレジンスキー氏は「近い将来、中国とインドが浮上し、米国は衰退する」と分析し、それによって「地政学的に危険な状況」に陥る代表的な国の一つとして「韓国」を挙げた。同氏は最新の著書で「覇権国が交代し、世界の秩序が変化する影響を最初に、そして直接的に受ける国」として、まず旧ソ連に属していた人口460万人の小国グルジアと台湾を挙げ、その次に韓国を名指しした。

 ブレジンスキー氏は「米国の衰退は韓国に苦渋の選択を迫るようになるだろう」とした上で、韓国には「中国による東アジアの覇権を受け入れ、中国とさらに接近する」道と「歴史的な反感にも関わらず、日本との関係をさらに強化する」という二つの道が選択肢として提示されていると明言した。しかし「米国の強い後押しがない場合、日本が中国に対抗できるかは疑わしい。米国の衰退で、米国が提供してきた“核の傘”への信頼が低下すれば、韓国と日本は(米国以外の)新たな核の傘を求めるか、あるいは自国での核武装を迫られるだろう」「中国は韓半島(朝鮮半島)統一問題にも決定的な影響を及ぼすと考えられる。その場合、韓国は“中国が後押しする統一”と、“韓米同盟の縮小”などを取り引きせざるを得なくなるかもしれない」と予想した。


 ブレジンスキー氏は「韓国の将来に決定的な影響をもたらす国際情勢の変化の時期」について「中国が経済面と軍事面の双方で米国を追い越すとみられる、およそ20年後」と予想した。つまり世界の覇権国・米国は、20年後に太平洋の反対側で中国が自分たちに対抗する経済面・軍事面での覇権国になるという主張だ。これが事実なら、中国と陸地や海でつながっている韓国は、それよりもはるかに早い5年後、あるいは10年後には、巨大化した中国の圧力を、政治面、経済面、軍事面のあらゆる分野で実感するようになるだろう。

 ブレジンスキー氏が提示した米国の東アジア政策をめぐるこれらの展望は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前政権が戦時作戦統制権の韓国軍への移管を推進した際、米国が速やかにこれに応じた時点ですでに予想されていた。韓国で将来、大統領を目指す人物や、次の政権獲得を目指すセヌリ党、民主統合党などは、ブレジンスキー氏が突きつけた厳しい質問への回答を提示しななければならない。ブレジンスキー氏は、「たとえ韓国が米国との同盟を強く望んだとしても、米国が韓半島(朝鮮半島)から手を引く時代は少しずつ近づいている」と指摘する。同時に「そうなれば韓国は中国に頼るか、あるいは日本と手を結ぶかという選択を迫られる」としている。「中国に頼る」ということは、中国の覇権秩序における付属品のように屈従して延命を図り、その圧倒的な影響の下で生き延びるという意味だ。「日本と手を結ぶ」ことについては、改めて説明する必要もないだろう。与党も野党も、あるいは右も左も関係なく、韓国のあらゆる政治勢力は、この状況で5000万の国民をどちらの方向に導くか、決断を下さなければならない。

ブレジンスキー氏は「中国は韓国統一の過程で決定的な影響力を行使すると予想される。その場合、“韓米同盟の縮小と中国による統一支援”を取り引きせざるを得ない状況になる可能性がある」と予想しているが、韓国の政治勢力は、この言葉に込められた意味合いをしっかりと受け止めなければならない。米国は何か機会があるたびに「韓国と米国は共に血を流し合った血盟関係だ」などと強調してきた。しかしその一方で米国は、韓国が現在あるいは将来の国益をかけてどのような決断を下すかに注目しており、それに伴う対応策についても慎重に検討を進めてきた。韓国では前政権の民主党が韓米自由貿易協定(FTA)に向けた交渉を最初に提議し、一定の結論を下した。ところがその民主党の流れを受け継ぐ民主統合党は、韓米FTAが妥結すると同時にその破棄を公言している。このように不安定な状況を目の当たりにした米国は、政府と民間の双方が、これまで自分たちが韓国に提供してきた安全保障面での支援について検討し直しているわけだが、これはある意味当然のことかもしれない。


 ブレジンスキー氏が投じた最後の質問にも、韓国の政治家や政治団体は回答を提示しなければならない。新たな核の傘を提供する米国以外の強大国を探すのか、あるいは韓国が独自に核兵器を開発するのかということだ。この問題も、韓国の安全保障政策の方向性に決定的な影響を及ぼすだろう。


 世界の同盟史には、強大国に浮上する隣国への吸収や影響を拒絶するために、その強大国の影響力を相殺する他の同盟国を探し求める国の苦労が数多く描かれている。韓国ではこれまで60年にわたり、米国がその役割を果してきたわけだが、これについても決定的な選択の時期が近づいているのだ。韓国で政治に責任を持つべき者たちは、インターネット放送「ナヌン・コムスダ(私は小ざかしいの意、通称ナッコムス)」のように軽々しく無責任な言動を取るべきではない。このような態度は国と5000万の国民を危険な状況に追いやってしまうからだ。政権獲得を目指す人物も政党も、今なお厳然と近づいている国家生存の岐路で、大韓民国と国民が今後も生存し続けるために進むべき道を提示する義務がある。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/11/2012021100371.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/11/2012021100371_2.html

●「米国衰退後、韓国は核の傘を他国に求める必要も」 2012/02/10 10:59 朝鮮日報
ブレジンスキー元大統領補佐官、新著を出版

 「韓国は“米国の衰退”期に、(米国以外の)新たな“核の傘”を求めるか、あるいは自ら核武装しなければならない状況に至るかもしれない」


 国際政治学界の大物、ズビグネフ・ブレジンスキー元国家安全保障担当大統領補佐官(84)は、今週発売された新著『戦略的ビジョン』(仮題。原題=『Strategic Vision: America and the Crisis of Global Power』)で、米国の衰退に伴う世界の「核の勢力図」の変化について新たな分析を行った。


 同書には「ポスト米国覇権時代」に対する今後の展望も盛り込まれており、ブレジンスキー元補佐官は「米国の覇権は、中国だけにとどまらず、各国に分散され、やや混乱気味の時代が到来するだろう」と予測した。


■韓国、米国以外に安全保障を求めることに


 ブレジンスキー元補佐官は「韓国・台湾・日本・トルコなどは、米国の拡大核抑止力に安全保障を依存しているが、米国の衰退はやがて、米国が提供してきた核の傘の信頼性に危機をもたらすだろう」と語った。米国が国内問題によって特定地域から徐々に手を引くようになり、これらの国々が「米国が自分たちを守ってくれる」という確信を持てなくなれば「よそ(elsewhere)」に安全保障を求めざるを得ないというわけだ。


 この「よそ」について、ブレジンスキー元補佐官は「自ら核兵器を持つという道か、あるいは中国・ロシアなど他国の核パワーの保護下に入るという道、この二つ以外にない」と語った。


 特にブレジンスキー元補佐官は、絶えず核兵器を追及する北朝鮮の好戦性、6カ国協議の失敗などを考慮すると、「衰える米国」が東アジアの同盟諸国の核競争を阻止するのは困難だ、と予測した。

■韓国、選択の岐路に


 ブレジンスキー元補佐官は、韓半島(朝鮮半島)統一の時期が来たときには、韓国が中国の支援を得るために、米国との安全保障同盟のレベルをある程度格下げするという決断を余儀なくされるとの予想も示した。そして「韓半島に平和的統一の雰囲気が形成されるころには、中国のパワーは今よりもはるかに大きくなっており、南北統一の際にも中国は中心的な役割を果たすだろう。韓国は“中国の支援を受けた統一”と“韓米同盟の縮小”が、トレードオフの関係(一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという二律背反の関係)にあると考えるだろう」と語った。


 またブレジンスキー元補佐官は、米国の衰退によって「地政学的リスク」に直面する8カ国として、グルジア・台湾に続いて韓国を挙げ「韓国は、中国と日本の間で選択を迫られることになるだろう」と述べた。「中国の地域的優位を受け入れ、核武装した北朝鮮の手綱を握るため、さらに中国に依存するか、または平壌や北京による侵略に対する懸念と民主的価値を共有する日本と、歴史的反感に堪えながら関係を強化していかなければならない」というわけだ。


■「米国のスーパーパワー、中国が単独で継承する可能性は小さい」


 ブレジンスキー元補佐官は、歴史上唯一の「スーパーパワー」だった米国が王座から陥落した後、中国など特定の国が単独でこれを継承し「戴冠式」を行う可能性は小さいとの見方を示した。「かつてソ連が崩壊した際、米国には(世界ナンバーワンとしての)役割が委ねられたが、同様の役割を遂行できる国は、2025年になっても現れないだろう」というわけだ。


 ブレジンスキー元補佐官は「各地域のパワーとグローバルパワーの間で、多少混乱気味に力の再分配が起こる可能性が高い。この過程では、勝者よりも敗者の方がはるかに多くなるだろう」と語った。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/10/2012021001107.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/10/2012021001107_2.html


●「朝鮮半島統一は必要」=韓国国民の7割 2012/02/15 15:48 聯合ニュース 

【ソウル聯合ニュース】韓国国民の約7割は朝鮮半島統一の必要性を感じているものの、統一費用の国民負担には拒否感が強いことが分かった。

 韓国の現代経済研究院が今月初め、全国19歳以上の男女1002人を対象に調査した結果、73.7%が統一は必要だと回答した。

 望ましい統一方法としては、「合意による平和的統一」が62.1%で最も多く、「北朝鮮崩壊後の韓国主導での吸収統一」は34.1%、「戦争などの軍事的な武力統一」は3.8%だった。

 統一が可能な時期については、「11年以上先」との回答が47.9%を占め、「6〜10年後」が25.1%、「不可能だ」との答えが22.5%だった。「5年以内」との回答は4.6%にとどまった。

 統一の必要性には共感しながらも、統一費用の負担には否定的な意見が多かった。負担可能な年間の統一費用を問う質問には、93.7%が「10万ウォン(約7000円)以下」と回答した。

 今年の南北関係については、「現在とほぼ同じ」との見方が66.7%で最も多く、「ややよくなる」が22.7%、「やや悪くなる」が8.9%だった。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2012/02/15/0800000000AJP20120215002600882.HTML


 
●【高英姫の真実】「喜び組」出身の“側室” 父は日本軍協力者 金日成主席は正恩氏を孫と認めず - MSN産経ニュース 2012.2.15 07:39

 北朝鮮の新指導者、金(キム)正恩(ジョンウン)氏の母、高(コ)英姫(ヨンヒ)氏(2004年死亡)が在日朝鮮人出身であるだけでなく、後に「喜び組」と呼ばれる接待役だった経歴などから、祖父の金(キム)日成(イルソン)主席が生前、正恩氏を正式な孫と認めていなかったことが14日、関係者などの証言により分かった。父は日本軍への協力者といえる軍需工場労働者で、密航船を運営し逮捕され、やむなく北朝鮮に渡ったことも判明。“負の出自”は、16日の金(キム)正日(ジョンイル)総書記生誕70周年を境に加速しそうな正恩母子の偶像化に打撃となりそうだ。(桜井紀雄)

 高英姫氏は、格闘家の高太文(テムン)氏の娘という説が広く信じられてきた。しかし、北朝鮮の民主化に取り組むNPO「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)が北朝鮮内部や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者らから得た証言と、在日朝鮮人の帰国者名簿など複数の記録から、父親は韓国・済州(チェジュ)島出身の高京沢(ギョンテク)氏だと裏付けられた。

 太文氏の娘と高英姫氏の帰国時期や年齢、「万寿台(マンスデ)芸術団」で活動した経歴が似ていたため、誤解が生じていたが、韓国の情報機関、国家情報院も「父は京沢氏だ」としていた。

 関係者らの証言などによると、京沢氏は1929年に出稼ぎのため渡日。陸軍管理下で軍服や天幕を作る大阪市の「広田裁縫所」で働いた。戦後、済州島への密航船を運営し日本の警察に逮捕され、出所後、62年に家族を連れ北朝鮮に渡った。法務記録には「強制退去」と記された。他の在日朝鮮人のように「地上の楽園」を夢見た帰国ではなく、半ば強制的な送還だった。

 英姫氏が芸術団の踊り子時代に、金総書記に見初められたことは知られている。韓国に亡命した金総書記の親族らの証言によると、後に「喜び組」と呼ばれる秘密パーティーでの接待役に選ばれ金総書記の固定パートナーとなり、76年から平壌の別荘で同居した。

 内部情報によると、出自に加え、金総書記に既に正妻がいたことから側室として扱われた。正恩氏ら2人の息子をもうけたが、金日成主席は当時、金総書記の別の妻が生んだ長男、正男(ジョンナム)氏を後継者とみなし、正恩氏らを正式な孫とも認めなかったという。

 金主席死去後は英姫氏を偶像化する動きも表れた。一方で、3代世襲の根拠に「革命の血統」を掲げる北朝鮮にとり不都合な英姫氏の出自には全く触れず、金総書記死去後は「最高機密」に指定された。

 【喜び組】 「万寿台芸術団」など北朝鮮で最高峰とされた芸術団の中でも容姿、才能ともに優れた女性らで構成。金正日総書記と側近らだけが出席を許された秘密パーティーで演目を披露したり、接待に当たり、金総書記の側近らの妻や愛人になったメンバーも多いという。万寿台芸術団から選抜されたメンバーで1970年代に結成された「親愛なる指導者同志(金総書記)の公演室」が原型とされる。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120215/kor12021507430002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120215/kor12021507430002-n2.htm

●正恩氏母は在日、最高機密に 口外厳罰、周知の朝鮮総連を危険視
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111224/kor11122411310011-n1.htm

●金正恩氏の「本物」の母親 日本の定説は間違っていた?
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110604/kor11060412010001-n1.htm

●ロイヤルファミリーの“火ダネ” 母・高英姫の存在の影響は?
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111224/kor11122415080019-n1.htm


●【高英姫の真実】きょうだい10人以上、相次ぐ改名、日本への望郷…複雑な家庭から「国母」に - MSN産経ニュース 2012.2.15 11:26

 高田姫(ひめ)、高姫勲(ヒフン)、高英子(ヨンジャ)…。北朝鮮の新指導者、金正恩氏の母、高英姫氏は出世魚のように改名を重ね、在日朝鮮人出身から死後「国母」に祭り上げられるまでになった。半面、父は旧日本軍協力者だった上、女性遍歴から兄弟姉妹は十数人いるなど複雑な家庭環境にあった。今後、北朝鮮で進むであろう“国母偶像化”の過程で、不都合な真実はどう塗り替えられていくのか。(桜井紀雄)


残された記録


 「三女のヨンスクが大学へ行く日、次女のヨンジャが金日成主席から勲章を受けたという知らせがきた」

 北朝鮮が発行した「朝鮮画報」1973年3月号に在日朝鮮人帰国者の近況を知らせる「コ・ギョンテク(高京沢)さん一家」と題した記事の中で一家団(だん)欒(らん)の写真とともに記された文章だ。「ヨンジャ」こそが高英姫氏のことだ。72年12月の労働新聞には、勲章を受けた芸術団員の一人に「コ・ヨンヒ」の名前が掲載されている。

 独自に英姫氏の出自を調査し、これら記事を発見した北朝鮮情報専門ニュースサイト「デイリーNK」の高(コ)英起(ヨンギ)東京支局長は「『子』が付く名前は日本的だとして多くの女性が改名させられた。当時は金正日総書記と同居する前で、名前についても精査されないまま出された記事が残ったのだろう」と解説する。

これだけにとどまらない。62年に10歳で北朝鮮に渡った当時の帰国者名簿の名前は「姫勲」で日本名は「高田姫」。金総書記の専属料理人だった藤本健二氏は、金総書記が「アユミ」と呼んでいたと著書に記しており、合わせると5つもの名前を持ったことになる。しかし英子から英姫への改名を境に「ファーストレディー」への階段を確実に駆け上がっていった。


女性関係のもつれ


 父、高京沢氏が北朝鮮に渡った理由は、密航船運営による逮捕だけではない。

 関係者の証言などによると、正妻のほか、愛人が4人おり、英姫氏の母、李(リ)孟仁(メンイン)氏との子供を合わせ、把握されただけで十数人の子供がいた。日本を去ったのは、女性関係のもつれを清算するためともされた。

 朝鮮画報で紹介された当時、北朝鮮北東部の咸鏡北(ハムギョンプク)道にある「ミョンガン化学工場」の労働者だった。しかし、娘と金総書記の同居後は、平壌の「万景台記念品工場」顧問支配人に取り立てられ、恵まれた生活が確保された。軍需工場で働いていたという日本での過去があるにも関わらずだ。京沢氏は99年に86歳で他界した。

 長男のドンフン氏は、エリート校である現在の金策(キムチェク)工業総合大学に進学。三女のヨンスク氏も咸興(ハムフン)薬学大学に進むなど、進路が保障された。ただ、ヨンスク氏は2000年前後に夫婦で米国に亡命したともされる。

日本への望郷


 金総書記には長男、正男氏を生んだ元映画女優の成(ソン)恵琳(へリム)氏のほかに正妻の金英淑(ヨンスク)氏、秘書の金オク氏と少なくとも4人の妻、側室がいた。中でも英姫氏を最も愛し、死去まで20年以上、同居を続けたという。

 藤本氏は、映画を愛好した金総書記が「日本で一番きれいな女優は吉永小百合だ」と話すのを聞き、「英姫氏は吉永さんに似ている」と記している。「名女優、原節子に似た清楚(せいそ)で凛(りん)とした美人」とも表現。美しさだけでなく、夫の書類整理を寝る間を惜しみ助け、おごった態度をとることはないが、金総書記から意見を求められると、しっかり発言する姿を藤本氏は見てきた。

 泥酔し逆上した警護員が銃口を金総書記に向けた際、英姫氏は警護員に飛びかかり命を救った。英姫氏が海外で乳がんの治療を受けていた際、金総書記は寂しさからポロポロ涙を流す姿も見せたという。

 正恩氏らを連れて、1991年ごろ東京ディズニーランドを訪れるなど、何度も来日していたことも判明している。正恩氏には「ジョセフ・パク」という偽名旅券を用意した一方、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者によると、英姫氏は別途、朝鮮総連商工会幹部の身元保証で正式入国していたという。関係者は「日本への郷愁が強かったのだろう」とみている。

 実質的な「ファーストレディー」として金総書記の寵愛(ちょうあい)を受け続けた英姫氏だが、息子が正式な金総書記の後継者に、さらに北朝鮮の指導者に就任する晴れの日を目にすることなく、2004年6月、病気治療先のパリからの帰国途中、モスクワでこの世を去った。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120215/kor12021511330004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120215/kor12021511330004-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120215/kor12021511330004-n3.htm


●領土紛争をきっかけにアジアで戦争は始まるか?: The Voice of Russia 10.02.2012, 19:15

アジアにおける領土問題の過熱は、実際の軍事紛争にあふれ出る恐れがある。朝鮮民主主義人民共和国は日本に対して、トクト(竹島)への根拠のない主張をやめるよう要求した。北朝鮮は、日本で軍国主義的伝統が復活しているとした上で、他の国を犠牲にして領土を拡大しようとしていると非難している。
最近、日本の影響力のある政治家が、竹島は日本の領土であると述べたことについて、北朝鮮は戦争につながる恐れがあると警告している。北朝鮮は、自らの軍隊が、朝鮮民族の主権が侵害されていることについて、黙って見守るようなことはない、と述べている。

ロシア科学アカデミー極東研究所日本研究センターのワレリー・キスタノフ・センター長は、次のように指摘している。

―金正日政権下ではそのようなことはありませんでしたが、今になって朝鮮民族を代表する形の要求を出してきました。これは日本に対してのメッセージであり、北朝鮮が敵である韓国と共に、この問題においては共同戦線で臨む、ということです。島をめぐる論争は日本と韓国の間で長年にわたって行われてきましたが、北朝鮮は影になった存在でした。それが今になって北朝鮮が自らの立場を明らかにするという、新しいファクターが生まれたのです。

現在竹島には、韓国の軍隊が少人数を配備している。日本政府は韓国が不法に島を占拠していると主張しており、1905年に、竹島は大日本帝国の領土となっているとしている。またその主張を示すために、竹島上空を韓国民間機が飛行できない「飛行禁止空域」にしようとする試みもなされた。日本では「竹島の日」も制定されている。そのような動きは、外交的なスキャンダルを巻き起こし、北朝鮮は日本海を「東朝鮮海」とするよう主張している。日本は北朝鮮のそのような要求を非難している。

一方で日本は、尖閣諸島(ジャオユイダオ)近くの東シナ海にある39の紛争中の島々に日本名をつける動きを見せている。領有権で譲らない中国は、そのような動きが日中関係を再び冷却化させるとしており、国連に対して、自らの海上国境を示す地図を送りつけた。それによれば、南シナ海の80%の海域が中国のものであるとされている。しかも国境は、ベトナム沿岸からたった12マイルのところに引かれている。

南シナ海の紛争海域における中国の行動は、ベトナムおよびフィリピンにおいて反中的な感情を呼び起こしている。フィリピンはすでにパラセル諸島について、「武器を手に守る」覚悟を示している。またマレーシア、ブルネイ、台湾も領有権を主張している。

日本と北朝鮮でのスキャンダルは、アジアのほかの地域にも反応を呼び起こすかもしれない。
http://japanese.ruvr.ru/2012/02/10/65797487.html

【私のコメント】

カーター政権で国家安全保障補佐官を務め、共和党系のキッシンジャーと並ぶ米国の外交・安全保障の指導者であるズビグニュー・ブレジンスキーが新著「Strategic Vision: America and the Crisis of Global Power」を著した。この本でブレジンスキーは米国の衰退を前提として、トルコやロシアを含んだ拡大された西洋による東洋への対抗を主張している。これは、ロシアの国際的発言権の増大とロシアが最も嫌う国際金融資本の影響力消失を意味する。

ブレジンスキーは米国の衰退で安全保障上の危機に陥る地域としてグルジア、台湾、韓国、ベラルーシ、ウクライナ、アフガニスタン、イスラエルを含む中近東地域を列挙している。グルジアについては指導者のサーカシビリが元ソ連外相であったシュワルナゼと親密な関係を維持していることから考えて、現在のロシアとの対立は演出されたものであり、将来はロシアとの友好関係が樹立可能と思われる。ウクライナやベラルーシも同様にロシアの衛星国に戻ることだろう。また、台湾は最近中国との関係を改善しており、将来上海が民主化して独立状態になれば、上海を含む中華連邦の一員でありかつ日本の強い影響下に置かれた緩衝地域として位置づけられることだろう。

この様に考えるならば、米国の衰退で最も危機に陥るのはイスラエルと韓国であることは自明である。ブレジンスキーは韓国は日本と同様に核武装するか他の核大国の衛星国になるかの選択を迫られると主張するが、韓国は領土が狭く、仮に核武装しても防衛は不可能である。また、ブレジンスキーは米国の衰退後の韓国は中国の属国または日本の属国になるしか無いと主張するが、日本は大陸に巨大な陸軍を駐留させる意思がないため日本の属国になるという選択肢は不可能であり、中国の属国になる運命が決定している。

朝鮮日報は韓国の政治家に対して「進む道を提示せよ」と主張している。しかし、これは余りに無責任である。韓国を代表する新聞社である朝鮮日報こそが国民に対して進む道を提示せねばならない。韓国は中国の属国という2000年来の定位置に戻る以外の選択肢は無いのだ。そもそも、半島という地政学的に不利な立場に置かれた韓国には自国の運命を自己決定することは不可能なのだ。

中国人は属国の国民であるはずの韓国人が日韓併合時代には日本、第二次大戦後は米国の威光を背にして中国人に対して傲慢な態度を取ることを苦々しい目で眺めてきた。米軍が撤退すれば直ちに報復が始まる。韓国人はこの報復を受け入れねばならない。その上で、中国のあらゆる要求を全て受け入れねばならない。中国を刺激せず、中国人の忠実な僕として生きていくしかないのだ。そのモデルとなる国家はソ連の衛星国であった冷戦時代のフィンランドである。自国の国家ブランドを上昇させるという現在の国家戦略は中国の国家ブランドとの衝突を引き起こす愚かな戦略だ。また、韓国の製造業が中国のそれより優れた製品を製造することは中国人のプライドを刺激する。従って、サムスンやLGやヒュンダイやポスコなどの製造業を全て廃業させる必要がある。中国との領土問題も全て譲歩すべきだ。更に、日本との良好な関係を維持するためにも竹島問題での全面的譲歩が必要だ。しかし、その様な現実的な選択は愚かな韓国人には不可能だろう。

金正恩の母である高英姫は10才まで日本で暮らした在日韓国人であり、北朝鮮帰国後も正恩を連れて東京ディズニーランドを何度も訪問しているという。また、日本入国時には朝鮮総連商工会幹部の身元保証で正式入国していたという。この日本との強い結びつきは、金日成王朝が日本の強い影響下にあることを示している。更に、高英姫の父の高京沢が済州島出身であり、済州島と日本との間の密航船運営を仕事としていたことは、済州島と北朝鮮の強い結びつきを示している。朝鮮戦争時に済州島では親北朝鮮勢力による暴動が起こりその後数万人の住民が虐殺され数万人が日本に脱出している。この済州島出身者の韓国政府に対する憎悪が金正恩に受け継がれていることだろう。

中国だけで無く日本とも親密で良好な関係を裏で維持している北朝鮮は在韓米軍撤退後に、日中両国の支援の元に韓国を占領し半島を統一する可能性が高い。その時、これまでの韓国の悪行への復讐が始まる。韓国はサンドバッグのように痛めつけられる。そして、李氏朝鮮の両班に相当する地位に北朝鮮系住民が、一般庶民に相当する地位に韓国系住民が就くことになる。韓国人はこの惨めな未来を直視せねばならない。


http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/3100a4d34964e41cf7bf8f52be4f05cb
 

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