http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/399.html
Tweet |
がんがみつかると、「なんで自分が??」と、誰しもが思うでしょう。
私もそうですし、お医者さんにも聞きました。
普通の西洋医学のお医者さんなら、明言はしないでしょう。
はっきりと原因の分かっているがん(肝炎とか…)以外は。
あまりにも複雑で、原因が多岐に考えられるので、一言で言えてしまう方が怪しいのです。
例えば、コピーミスがおきやすい遺伝子の持ち主、コピーミスを修復する能力が低い遺伝子の持ち主、環境ホルモン、空気や食物の汚染、食事、ストレス…などなど
複雑にからみあっておきるのだと…。
主治医からは
「運命と思って受け入れましょう。」
と、言われました。
そんななか、「トンでも」の異名をもつA保先生の講演を偶然聞く機会がありました。
「食事で治る」的な主張は、話100分の1くらいにかる〜く聞いたのだけれど、「解糖系、ミトコンドリア系」の話は面白かったです。
人間のエネルギーシステムには、糖からエネルギーを得る方法と、ミトコンドリアが作るエネルギーの2通りがあるという。
これは、「トンでも新説」ではなくて、常識的なことらしいです。
解糖系をつかうのは、細胞分裂がさかんなところ、例えば精子。
卵子はミトコンドリア系しか持っていないそうで、子供は母親のミトコンドリアを必ず受け継ぐんだそうです。
精子は卵子にDNAを渡したら死にます。
そういえば、ミトコンドリアのタイプでルーツを探っていった「イブの7人の娘たち」とかいう本がありましたね。
ミトコンドリアのタイプをたどっていって、ついにアフリカから出た7人の人類の共通の祖先の女性にたどりついたという…。
話はそれましたが、心臓の細胞も基本的には増えたりしないらしく、ミトコンドリア系で、だから心臓のガンというのはほとんどないのだそうです。
ガンは解糖系です。
エネルギーシステムが二つあるのは、解糖系で生存していた生命が、酸素という生物にとっての「毒」を利用してエネルギーを得る為に、ミトコンドリアと共生して獲得した結果なのだそうです。
そして、この二つのシステムを使い分けているわけです。
というところからA保先生の導きだしたストーリーはこうです。
本来人間は年をとったら、食事の量を減らしていくべきなのだが、この飽食の時代、高カロリー食を頻回にとり(解糖系を加速?)、ストレスによる酸素不足等、過酷な体内環境があいまって、細胞は生き延びるために太古の原始生物に「先祖がえり」してガン細胞を生む…。
これって、まともなお医者さんからしたら「トンでも」なんでしょうけど、面白いですよね。
「ガンはご先祖さまと思って、しばらくいてもらったら、帰ってもらいましょう。」
と、言ってました。
何故、自分の細胞に殺されるの??と、思っていましたが、
「そういう考え方もあるのか〜。」
と、ちょっと気が楽になりました。生き残り…。
A保先生の著書には、「検査を受けない」とか、治療を否定するようなことも書いてあり、その辺は鵜呑みにすると危険ですが(ガンがご専門ではないですからね)、ガンの新しい見方を示してくれたように思います。
今、私がかかっているお医者さん達にこの話をしたら、「飛躍した論理」ということになるのでしょう。
以前から、ヨガのマスターが、一日一食で筋肉質の体を維持して、世界中を飛び回っているのをみて、不思議に思っていました。
その一食もトマトとかアボガドとか…。
なぜ、栄養失調にならないのかと。
ながーい年月をかけて、究極のミトコンドリア系になっているのかもしれません。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。