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癌とは何か? 解糖系とミトコンドリアについて
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投稿者 BRIAN ENO 日時 2014 年 4 月 13 日 18:54:59: tZW9Ar4r/Y2EU
 

解糖系とは、
糖を燃料にして、
細胞内でエネルギーを産み出すエンジンのようなもの
そして、
もうひとつのエンジン、
ミトコンドリアは、
酸素と脂質とタンパク質を燃料にして、
エネルギーを産み出すエンジンのようなもの。
であることを、全回説明しました。

今回は、
この二つのエンジンを我々人間は、
どうやって、使い分けているかを
わかりやすく説明します。

まず、解糖系は、
通常は休眠状態です。
たとえば、
何か重い物を持ち上げなければならなくなったとか、
たとえば、
家が火事になったような時に、
火事場の馬鹿力として、
使われます。
この時、みなさん、
必ず息を止めますね。
筋肉の中で嫌気的解糖を行っているのです。
そして、
翌日、筋肉内に乳酸がたまり、
筋肉痛になります。
もし、皆さん、筋肉痛になったら、
「あ!俺の筋肉の中で、解糖系が、
嫌気的解糖を行って、
乳酸を出したな!」
と理解してください。

簡単に言えば瞬発力のエンジンが、
解糖系の担当です。
通常、
スポーツ選手、
特に瞬発力を求められるスポーツ選手以外は、
解糖系はほとんど、使われないのです。
そして、年齢とともに、解糖系は衰えていきます。
瞬発力のスポーツは、歳をとると難しくなっていきます。

もうひとつのエンジンであるミトコンドリアは、
持久力や持続力のエンジンです。
燃料は酸素と脂質とタンパク質です。
後で、詳しく説明しますが、
ミトコンドリア内で、
たとえば、車を例にとると、
アイドリングのような状態をつくり、
死ぬまで、アイドリングしているようなイメージです。
このアイドリングが止まった時に、
死が訪れるのです。
重要なのは、あくまでも、酸素です。
酸欠は、
生命の死です。
糖尿病の失明や壊疽も、
血流不足により、
部分的にアイドリングが停止し、
部分的な細胞死が発生します。
網膜の毛細血管はひじょうにせまいのです、
細いのです。
生命にとって一番重要な、
酸素は、赤血球が、運びますが、
この赤血球が、ぎりぎり通れるかどうか?
それが、網膜の毛細血管なのです。
高血糖になると、すぐに、血流が悪くなります。
赤血球が折角、頑張って酸素を網膜に運ぼうとしますが、

高血糖になると、簡単に、運べなくなってしまいます。
それほど、網膜の毛細血管は繊細なのです。
(網膜に限らず、全身の臓器や中枢神経をネットワークしている毛細血管すべてが、ひじょうにせまく細いんです)

話を戻します。
車の場合、アイドリングが止まっても、
またエンジンをかければ、
良いのですが、
ミトコンドリアというか、
生命は、一度、この営みが止まると、
再稼働できないのです。
ここが重要です。
ということで、窒息等は、
酸素が取り込めないわけですから、
ミトコンドリア内の酸素と脂質とタンパク質の燃料が、
枯渇するわけですから、
ミトコンドリアのアイドリングが止まるのです。
いわば、死と言う事です。
我々、ミトコンドリアを持った生物の生命線は、
なんといっても酸素なのです。
酸素がない状態、それは、死を意味します。
反対に、
解糖系は、
酸素を必要としませんので、
ある意味、不死です。
癌細胞も不死です。
癌細胞を培養して糖を与え続けると、
永遠に増殖します。
寿命がないのです。

癌になると、やれ手術だ、やれ抗がん剤だとか、
やれ放射治療だということで、
癌患者は、激烈な苦痛を味わうこととなりますが、
ほとんどの場合、
この激烈な治療や手術の、
精神的苦痛や肉体的苦痛や副作用で、
旅立ちます。
(治療死)
癌になっても、何も治療をしなければ、
枯れるように旅立つ。
癌細胞そのものが増殖して肥大化し、
それが、
神経を刺激する場合は、
痛みはでますが、
そうでない場合は、
癌細胞に栄養を奪われる病ですから、
激烈なる精神的苦痛や、
激烈なる肉体的苦痛はないのです。
枯れるように旅立つだけです。
ということで、
ここまで説明したら、
頭脳明晰な皆さんなら、
わかったと思いますが、
解糖系が言わば癌化する前の癌細胞と考えてもいいんです。
解糖系が潜在的癌細胞であり、
解糖系が何らかの環境の変化で、亢進する。
解糖系の異常な亢進が癌ということです。
(遺伝子の変異)

全回、説明した、
「酸素があるのに、酸素を使わないで、
糖の代謝を行い、乳酸を産み出す」
「解糖系が亢進すると、
酸素を使わないで、
(ミトコンドリアも利用しない)
乳酸を産出する嫌気的解糖を行う」
「細胞内が乳酸で充満し、
細胞が酸性に傾き、
さらに、解糖系が亢進し、
癌細胞が増殖する」
という、
悪循環に陥り、
癌は、永遠に増殖し、
患者の栄養を血管新生により、
横取りし奪い取り、
衰弱死させる。
それが、本来の癌による旅立ちです。
今回はこの辺にしておきます。

次回は、
なぜ、なにゆえ、
休眠中の解糖系が亢進するのか?
(癌が発症するのか?)
について、説明します。

(つづく)

 

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