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(回答先: 岡田外相：アフガン訪問 「元タリバン職業訓練」、大統領に表明（毎日新聞） 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 10 月 12 日 09:47:56)
http://mainichi.jp/select/world/news/20091012ddm002030085000c.html
岡田外相：アフガン訪問 積極貢献アピール
＜世の中ナビ ＮＥＷＳ ＮＡＶＩＧＡＴＯＲ 外交＞
１１日の岡田克也外相のアフガニスタン電撃訪問は、追加増派を検討するなど苦境にある米国に対し、日本の得意分野の民生支援で積極貢献姿勢をアピールし、課題山積の日米関係打開の糸口にする狙いがある。しかし、米軍のアフガン攻撃開始から今月７日で丸８年を迎えて治安悪化が続く同国で、日本が実際に民生支援を拡大するのは容易ではない。
岡田外相の約７時間の滞在は、防弾車で市内を移動し、車列を守るため沿道に５０メートル間隔で治安部隊が立つなど、厳戒態勢のもと行われた。同行記者の人数は制限され、移動の際に防弾チョッキ着用を義務づけられた。
危険を冒して治安が悪化するアフガン訪問を実現させたのは、来年１月に根拠法の期限が切れるインド洋での海上自衛隊による給油活動を「単純延長しない」との鳩山政権の方針が「米国離れ」や「国際貢献からの撤退」と受け取られるのを避けるためだ。代替策の民生支援拡充について「政治主導」での政策決定を演出したい狙いもある。
外相は９月末、別所浩郎総合外交政策局長ら関係局長を外務省に集め「現場を見たい」と切り出した。局長らは「危険だ」と説明したが、意志は固かったという。
外相は、カルザイ大統領とともに大統領府で、子どもたちにポリオワクチンを接種するイベントに出席。記者団に「同じ人間として共感を持ってアフガンの国造りを手伝いたい」と強調した。
政府は給油支援や米軍再編問題など日米間の懸案を個別ではなく「パッケージ」として話し合いたい考え。アフガン支援で米国の活動を側面支援することで、再編問題などで米側の譲歩を引き出したい思いもにじむ。
オバマ米政権は、アフガンの本質的な治安改善には民生支援も重要との立場を強めており、日本の貢献がより評価されるとの思惑もある。
既に、日本は警察支援や農業復興など０１年から計約２０００億円の支援をアフガンで実施している。カルザイ大統領は会談で、外相が提案した元タリバン兵士への職業訓練支援策を和解につながると高く評価した。米国もタリバンとの対決姿勢から和解も模索する方向に転換しつつあり、米国からも評価を得られる可能性がある。【野口武則】
◇民生支援阻む治安悪化
「もう絶望的だ」
アフガンの首都カブールで８日起きた旧支配勢力タリバンによる自爆テロで、経営する電器店が壊れたパフトーンさん（４５）は電話取材に声を落とした。付近では昨年７月にも自爆テロがあり店が大破、借金してようやく復旧した直後だったパフトーンさんは「治安が回復しなければ生活は元に戻らないし、支援も無駄になると思う」と強調した。
治安悪化が民生支援活動を阻み、貧困は改善されない。企業活動が増えないため働く場所もなく、反政府感情が高まり、タリバンが勢力を広げて戦地が拡大していく。この悪循環が、今のアフガンの現実だ。
アフガンへの民生支援は０２年１月に日本が主導した東京でのアフガン復興支援会議で合意され、国連や各国政府の分担で実施されてきた。しかし、タリバンが反攻に転じた０４年以降、援助活動に携わる人々もアフガン攻撃を続ける米国と同列視されるようになり、国連など援助関係者を狙った凶悪事件も増加。援助機関の活動範囲は大幅な縮小を余儀なくされていった。
オバマ米政権は今春、２万１０００人の米軍増派を含む新たなアフガン戦略を発表したが、治安悪化に歯止めがかからず、米兵の死傷者は過去最悪のペースで増大。政権内には増派に慎重な声も出ている。
カブール西部の求職所。連日、数千人の失業者が集まるが、週に１度の日雇い労働にありつければいい方だという。戦闘で中部ガズニ州から家族５人とカブールに逃げてきたロホールさん（３５）は「日本でもどこでもいいから、この戦争を終わらせる役割を担ってほしい」と訴えた。【イスラマバード栗田慎一】
毎日新聞 2009年10月12日 東京朝刊
コメント：
毎日新聞は一体どうなってしまったのか！！
今日の毎日新聞紙面はネットのこの記事とは微妙に違う！？
元タリバン兵の職業訓練を実施する方針をカルザイ大統領に表明したこととそれを米国は評価するだろうというところが、紙面では触れないあるいは逆の表現になっている。もう毎日新聞の紙面は読まない方がよい！
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