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(回答先: オバマ演説に横田さん「北朝鮮へのメッセージ」【読売】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 11 月 14 日 20:10:15)
オバマ大統領：「同盟基軸」演説に日本政府から安堵の声【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091115k0000m010075000c.html
オバマ米大統領が１４日の演説で、アジア外交政策の基軸に日米同盟を位置づける方針を明言したことに対し、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設問題で米国とぎくしゃくした関係が続く日本政府からは安堵（あんど）の声があがった。
だが、米国がアジアへの関与強化の方針を明確にしたことで、逆に日本政府のアジア戦略の軸足が定まっていない現状も浮き彫りになる。
会場で演説を聞いた松井孝治官房副長官は「日本からアジア・太平洋地域全域に視野を広げた内容で、拉致問題や日本の対中脅威論にも配慮した行き届いたスピーチだった」と絶賛。
同じく会場で聞いた森喜朗元首相も「米国と日本、アジア全体とのかかわり合いを非常に明確に示した」と歓迎した。
外務省幹部は「日米同盟は特別に幅が広い。
２国間の問題だけではなく、東アジア地域のことまで話し合えるのはアジアでは日本だけということだ」と評価した。
大統領は演説で日米同盟を基軸とする一方、中国との実利的協力関係の構築も強調。
東アジアサミットへの「より公式な立場での関与」の意向も示したが、鳩山由紀夫首相が掲げる「東アジア共同体」には触れなかった。
普天間問題では「共同作業グループを通じて迅速に実行に移すことで一致した」と述べ、改めて早期解決にクギを刺した。
首相は「東アジア共同体」構想に「米国外し」の懸念がつきまとうことを意識して、１０月にタイで開かれた東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）関連会合で「日米同盟は日本外交の基軸」と強調。
１３日の日米首脳会談でも「日米同盟がすべての礎だ」と繰り返した。
しかし、実際に共同体構想に米国をどう位置づけていくかはいまだにあいまいだ。
首相は１５日にシンガポールで自らのアジア政策を明らかにする演説をする。
だが、政府内からも「今の政権には抽象的な理念はあっても、それを具体化して実現に結びつけていく戦略がない」（幹部）と不安視する声も上がっている。【高山祐】
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毎日新聞 2009年11月14日 22時00分（最終更新 11月14日 22時21分）
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