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ごあいさつ|株式会社九電工
http://www.asyura2.com/09/social7/msg/585.html
投稿者 上葉 日時 2009 年 12 月 11 日 03:42:24: CclMy.VRtIjPk
 

ごあいさつ|株式会社九電工
http://www.kyudenko.co.jp/Greeting.html


○ごあいさつ

代表取締役社長  橋田 紘一

 当社は1944年創立以来、みなさまに支えられ、おかげ様で09年に創立65周年を迎えました。64年には同業他社に先駆け、空調管設備工事に進出したことを皮切りに、環境・情報通信・リニューアルなど、これまで経営多角化を積極的に進めてきました。近年は、さらに医療画像遠隔診断支援サービスやゴルフ場経営のほか、地域医療に貢献するための医療財団の設立や、福岡のウォーターフロントの活性化につながるベイサイドプレイス博多事業など、地域社会のニーズに応える事業活動にも取り組んでいます。

 九州に基盤を置く当社ですが、08年に首都圏・関西圏・沖縄地区の事業拡大や最新の情報収集、技術習得を図ることを目的に東京本社を設置しました。

 また、環境に関するテーマも、当社の技術を活かすビジネスチャンスと捉え、09年にエコ事業推進本部を立ち上げました。従来の風力や太陽光発電事業を推進するほか、当社の省エネ技術を結集し、地球規模のテーマであるCO2削減に取り組んでいます。さらに、地域再生のカギともいえる農業・一次産業に対しても本格参入を目指し、これらエコ事業を配電・電気・空調に続く、第4の事業の柱と捉えています。

 当社は、社内改革にも着手しており、08年に執行役員制度を導入し、経営におけるガバナンス強化や意思決定の迅速化を図るとともに、コンプライアンス経営を強化するなど、CSRを誠実に果たす取組みも行っています。

 さらに当社は、社員は「財(たから)」である、との考えから、中長期の視点に立った「ひとづくり」を、計画的に進めています。

 当社が創立65周年からさらに70年、80年と持続的に発展するための、未来に向けての「九電工のありたい姿」を描きます。そのビジョンつくりには、可能な限り多くの社員か参画し、その理想像に向かって、全員がまい進する、九電工はそのような企業像を目指します。


http://www.kyudenko.co.jp/Greeting.html

ごあいさつ via kwout





asahi.com(朝日新聞社):絶えぬ過労自殺、裁判で実態明らかに 若手の負荷増加 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/1204/SEB200912040003.html
http://www.asahi.com/national/update/1204/SEB200912040003_01.html

絶えぬ過労自殺、裁判で実態明らかに 若手の負荷増加
2009年12月4日7時47分

 不況の影響で労働環境が厳しさを増す中、長時間労働による過労が原因の自殺が後を絶たない。目立つのは20〜30代の若い世代で、遺族の苦悩は大きい。2日には福岡地裁が電気設備工事大手「九電工」(福岡市)に対し、自殺した社員(当時30)の遺族に計約1億円を支払うよう命じる判決を出した。司法の場で、過労の実態が明らかになる事例も出てきている。

 「主人が誇りを持って一生懸命働いてきた会社とこんな形で闘いたくなかった」

 自殺した九電工社員の妻(34)は、2日の福岡地裁判決後、声を絞り出した。

 判決によると、男性は入社6年目の2003年から時間外労働時間が月120時間を超え、04年7月には176時間に及んだ。「2カ月以上にわたって月80時間以上」という厚生労働省の「過労死ライン」をはるかに超えていた。

 男性の体が変調を来し始めたのは04年4月ごろ。出勤前に吐き気を催し、鏡に向かって叫ぶこともあった。「仕事を辞めたい」と周囲にも漏らした。動悸(どうき)がすると訴えて、眠れない様子で、食欲も落ち、大好きだったアイスクリームも口にしなくなった。

 04年9月6日。起床時に「きつい、だるい」と訴える夫を心配した妻は、普段つけない結婚指輪をつけて出勤させた。午後1時すぎ、外出していた妻に「声が聞きたかったから」とだけ電話があった。男性が自宅マンションで自殺したのはその後だった。リビングのテーブル下にあった携帯電話には「今までありがとう。勝手なことしてごめんなさい」という未送信メールが残されていた。

 労働基準監督署は自殺を労災認定したが、九電工側は仕事との因果関係を認めなかった。妻は「夫の死を個人の問題で終わらせたくなかった。今後、社員の労働管理を徹底してもらいたい」と訴えた。





一方、裁判で「精神障害を発症した証拠はないし、男性の経験に照らして無理のない業務だった」と主張してきた九電工側は「現場の実情を十分理解してもらえず残念。控訴の方向で検討を進めたい」としている。(山本亮介)

     ◇

 労災認定された自殺(未遂を含む)は増加傾向にあり、若い世代に目立つようになってきた。厚生労働省によると、2004年度45件だったが、07年度は81件、08年度も66件。うち20〜30代が07年度は36件、08年度は21件と3〜4割を占める。

 労働相談に応じる機会が多い福岡県弁護士会の井下顕弁護士は、若い労働者が置かれた状況が影響していると指摘する。「予算や人員が削減される一方、十分な研修も受けずに即戦力として扱われる若手が増え、負荷が増している。断れば職を追われかねないから、引き受けざるをえない悪循環に陥っている」という。

 過労死弁護団全国連絡会議代表幹事の松丸正弁護士は「法律や社会の常識が、職場での非常識になるのが国内の現状だ」と警鐘を鳴らす。「企業は従業員の労働時間を的確に把握し、労使間も適正な協定を締結するという当たり前のことを徹底するべきだ。若い世代のSOSをきちんと察知できる職場づくりを進めることも急務」と話している。






関連サイト
九電工 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E9%9B%BB%E5%B7%A5  

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コメント
 
01. 2009年12月12日 23:03:11
「空文虚字について」
p382

失敗の本質より

日本軍の現地軍は、責任多く権限なしともいわれた。
責任権限のあいまいな組織にあっては、中央が軍事合理性を欠いた場合
のツケはすべて現地軍が負わなければならなかった。

「決死任務を遂行し、聖旨に添うべし」、「天佑神助」、「能否を超越し
国運を賭して断行すべし」

などの空文虚字の命令が出れば出るほど、現地軍の責任と義務は際限なく
拡大して追及され、結果的にはその自立性を喪失していったのである。

------------------------------------------------------

現代の場合 経営の言葉として使用されている。

「ガバナンス強化」「コンプライアンス経営」「CSR」

これらの言葉が空文虚字となっている。
そして、下部組織の部隊の長は、責任・義務だけ背負わされ
「ガバナンス強化」「コンプライアンス経営」「CSR」
これらの投資が見合うように行われていないのだろう。

いまの現場は、昔より上記に書いた責任・義務を負わされている。
これらは、社会コストであり、本来、会社の投資だけでは追いつかないものである。

ということは、会社組織も硬直状態にあり、さらにその上の組織である
社会を支える、公的機関の投資の問題にも直面する。

九電工の問題は、日本が戦争時代より内包する組織的問題だということが理解できる。

各仕事現場をマクロ単位で見れば、戦略に誤りが確認されているにもかかわらず。
年3万人の自殺者を出しながら、尚且つ労働者を投入するような異常な状態に置かれている。日本はまた社会的テクニカルという技術を軽視し、精神だけで責任や義務をこなすように負わされている非常なシステムが定着している。

このトンデモナイ、現代の社会システムを壊さなくては、日本人はいずれ全体が疲弊してしまう。

ヨーロッパ社会では生産性を向上させるため、
「ガバナンス強化」「コンプライアンス経営」「CSR」これらを社会システムにうまく組み込んでいるが、日本では下部組織に責任・義務だけをお仕着せ、それが過剰の仕事量となり、結果として、日本では「ガバナンス強化」「コンプライアンス経営」「CSR」これらのことが形式だけとして成立しているだけにすぎない。


02. 2009年12月13日 03:35:49
>>01さん
 なるほど、興味深いですね。形を変えた戦争が、依然として続いているということでしょうか。しかし、この「戦争」は一体どうなったら勝利したことになるんでしょうね。際限なく効率化を進め、際限なく(少なくとも中国以下になるまで)人件費を削り……、それで「勝った」として、一体その「勝利」にどんな意味があるのか?
 松丸正弁護士は、企業の自主的な努力に期待しているようですが、虚しいだけですね。
 ご紹介の本は、以下の本でしょうか。機会があったら読んでみたいと思います。

Amazon.co.jp: 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫): 戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎
http://www.amazon.co.jp/dp/4122018331/
Amazon.co.jp: 失敗の本質―日本軍の組織論的研究: 戸部 良一, 寺本 義也, 鎌田 伸一, 杉之尾 孝生, 村井 友秀, 野中 郁次郎
http://www.amazon.co.jp/dp/4478370133/


03. 2009年12月13日 03:44:26
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 - はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/asin/4478370133
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) - はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/asin/4122018331

なぜか、Amazonへのリンクが表示されない。
これはどうだろう?


04. 2009年12月13日 22:35:07
本来 経済は生活に役立てるものです。

生産→消費です。

そのスピードが速くなったのが戦時経済です。

ただ、それだけです。

つまり、歩いていたのが全速力で走ったという状態が戦時経済で

生産→消費が早くなったのです。

そこに勝利という言葉はありません。

どうすれば元の速度に戻るかです。

1、疲弊するまで走る。

2、速度を落とす。

1、を選択するのが自然です。

なぜか、人間の組織というのは一回走り始めると止まらないからです
デフレ・バブルがよい教訓です。

2、を選択できる組織は、簡単にはいません。

計画的に速度を落とすということができるなら、計画的に速度を上げているからです。でも速度を上げる理由は、ほかでもない命の危険があったからです。
混乱している状態で、計画的にことを運ぶというのは国家単位では至難のわざです。

では、日本が戦時経済と時に大いに活躍した製造業はその後どうなったでしょう。

お分かりでしょう。 円高が進むから、生産性を高めたです。

でも、生産性ばかり高めたら、日本は自動車であふれ返ってしまいます。
だから、安くても良いから輸出した。

国内物価は円高でデフレ

その結果、外需産業から伝染したデフレは内需産業までワーキングプア・ストレスを生む要因になったと思われます。

我々はいつの間にか、走っていたのです。
止まること(内需システムがボロい日本の経済が、貿易黒字が赤字に変わること)は、怖くてできないでしょう。


05. 2009年12月17日 09:13:22
>なぜか、人間の組織というのは一回走り始めると止まらないからです
 これは、資本主義がそういうものだからではないでしょうか? 常に成長し、競争に勝ちつづけなければならないシステムになっている。いずれはエネルギー危機で、それ以上資源を収奪することが不可能になって、強制的にストップさせられるのでしょうが。

 つかぬことを伺いますが、04さんは、もしかして、あっしらさんではないですか? どことなく、文章からそのような匂いがします。もしそうであるならば、亡くなったものと思っていたので、とても嬉しいです。


06. 2010年4月19日 13:17:35: S1P8YFCErc
上葉よ
お前のような奴はうんこを食べろ

1. 2019年4月05日 12:24:01 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[448] 報告
7. 2019年4月05日 12:24:01 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[447]
九電工課長ら4人逮捕 築上町官製談合 入札価格調整の疑い 福岡県警

2019年04月04日06時00分 (更新 04月04日 06時27分)

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/photo/show/371905/
福岡県築上町のし尿処理施設建設工事を巡る談合事件で九電工社員らの逮捕を発表する県警捜査2課長(右)ら=3日午後7時ごろ、県警本部

写真を見る

 福岡県築上町のし尿処理施設建設工事を巡る官製談合事件で、福岡県警は3日、九電工(福岡市南区)が落札できるように価格調整をしたなどとして、談合の疑いで、同社の本社環境技術課長秋吉哲(45)▽同長崎支店諫早営業所長石川篤(47)▽同北九州支店営業課副長久保智弘(41)▽水道事業大手のフソウ(東京)九州支店課長沢田大介(43)の4容疑者を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 秋吉、石川両容疑者は事件当時本社に在籍し、石川容疑者は官公庁の営業担当課長だった。同事件では、公契約関係競売入札妨害容疑で当時の行橋営業所長小田伸幸容疑者(56)が逮捕、起訴されており、九電工の逮捕者は計4人。県警は、談合が九電工の組織ぐるみで行われた可能性が高いとみて上層部の関与を調べる。

 4人の逮捕容疑は、2016年7月の両社のみが応札した同工事の入札で、5〜7月、フソウを参加させて九電工を上回る金額を提示させ、見返りに1千万円を支払う合意をして、公正な入札を妨害した疑い。

 県警によると、入札でフソウは8億1900万円を提示し、九電工が約7億9千万円で落札。入札後、1千万円はフソウ側に提供されたという。

 事件当時、工事責任者だった久保容疑者が社内会議で「(入札に)ほかの社にも手を挙げてもらわないといけない」と発言し、公共工事全般を統括していた石川容疑者が談合を発案。沢田容疑者と知り合いだった秋吉容疑者に、談合をまとめるよう指示したという。

 県警によると、同5〜6月、小田容疑者は町環境課長だった長部仁志被告(54)=官製談合防止法違反罪で起訴=への働き掛けを期待して、死亡した町議=当時(62)=に「調整がしやすくなるよう業者数を絞ってほしい」と要請。長部被告は参加資格のうち工事実績などを厳しく設定し、参加業者を制限する入札案件に変更した。

 県警は、便宜を図ってもらった見返りに町議に現金800万円を渡したとして、贈賄容疑で小田容疑者を再逮捕。あっせん収賄容疑で町議を容疑者死亡のまま書類送検した。

   ◇    ◇

事件時 本社に2人在籍

 「例がない」「何があったのか」−。約8億円の大型公共工事を舞台に、九電工の社員3人が談合容疑で逮捕された。うち2人は事件当時本社に在籍。「犯行は組織ぐるみ」との見方も強まっており、計4人の逮捕者を出した同社に衝撃が走った。

 3日夜、逮捕の一報が入ると、広報担当者らは事実関係の確認や報道機関からの問い合わせ対応などに追われた。ある幹部は「こんなことはなかった。何が起きているのか…」。

 「お客さまをはじめ関係者に多大なご迷惑とご心配をかけ、心からおわび申し上げる。引き続き捜査に全面的に協力し、事実関係の把握に努めていく」。同社はコメントのみ出し、この日、会見は開かなかった。

 同社関係者によると、おおよそ3千万円を超える工事は本社の決裁が必要とされる。3日に逮捕された2人は事件時、本社所属で、1人は官公庁の公共工事の営業担当で福岡県警は主導的立場だったとみている。

 今後は上層部の関与の有無が焦点となる。同社幹部は「現場レベルでやったこと」と強調するが、県警幹部は「関与は今後捜査する」とさらなる事件の解明に意欲を見せる。

=2019/04/04付 西日本新聞朝刊=

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/499705/

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九電工課長ら4人逮捕 築上町官製談合 入札価格調整の疑い 福岡県警

2019年04月04日06時00分 (更新 04月04日 06時27分)

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/photo/show/371905/
福岡県築上町のし尿処理施設建設工事を巡る談合事件で九電工社員らの逮捕を発表する県警捜査2課長(右)ら=3日午後7時ごろ、県警本部

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 福岡県築上町のし尿処理施設建設工事を巡る官製談合事件で、福岡県警は3日、九電工(福岡市南区)が落札できるように価格調整をしたなどとして、談合の疑いで、同社の本社環境技術課長秋吉哲(45)▽同長崎支店諫早営業所長石川篤(47)▽同北九州支店営業課副長久保智弘(41)▽水道事業大手のフソウ(東京)九州支店課長沢田大介(43)の4容疑者を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 秋吉、石川両容疑者は事件当時本社に在籍し、石川容疑者は官公庁の営業担当課長だった。同事件では、公契約関係競売入札妨害容疑で当時の行橋営業所長小田伸幸容疑者(56)が逮捕、起訴されており、九電工の逮捕者は計4人。県警は、談合が九電工の組織ぐるみで行われた可能性が高いとみて上層部の関与を調べる。

 4人の逮捕容疑は、2016年7月の両社のみが応札した同工事の入札で、5〜7月、フソウを参加させて九電工を上回る金額を提示させ、見返りに1千万円を支払う合意をして、公正な入札を妨害した疑い。

 県警によると、入札でフソウは8億1900万円を提示し、九電工が約7億9千万円で落札。入札後、1千万円はフソウ側に提供されたという。

 事件当時、工事責任者だった久保容疑者が社内会議で「(入札に)ほかの社にも手を挙げてもらわないといけない」と発言し、公共工事全般を統括していた石川容疑者が談合を発案。沢田容疑者と知り合いだった秋吉容疑者に、談合をまとめるよう指示したという。

 県警によると、同5〜6月、小田容疑者は町環境課長だった長部仁志被告(54)=官製談合防止法違反罪で起訴=への働き掛けを期待して、死亡した町議=当時(62)=に「調整がしやすくなるよう業者数を絞ってほしい」と要請。長部被告は参加資格のうち工事実績などを厳しく設定し、参加業者を制限する入札案件に変更した。

 県警は、便宜を図ってもらった見返りに町議に現金800万円を渡したとして、贈賄容疑で小田容疑者を再逮捕。あっせん収賄容疑で町議を容疑者死亡のまま書類送検した。

   ◇    ◇

事件時 本社に2人在籍

 「例がない」「何があったのか」−。約8億円の大型公共工事を舞台に、九電工の社員3人が談合容疑で逮捕された。うち2人は事件当時本社に在籍。「犯行は組織ぐるみ」との見方も強まっており、計4人の逮捕者を出した同社に衝撃が走った。

 3日夜、逮捕の一報が入ると、広報担当者らは事実関係の確認や報道機関からの問い合わせ対応などに追われた。ある幹部は「こんなことはなかった。何が起きているのか…」。

 「お客さまをはじめ関係者に多大なご迷惑とご心配をかけ、心からおわび申し上げる。引き続き捜査に全面的に協力し、事実関係の把握に努めていく」。同社はコメントのみ出し、この日、会見は開かなかった。

 同社関係者によると、おおよそ3千万円を超える工事は本社の決裁が必要とされる。3日に逮捕された2人は事件時、本社所属で、1人は官公庁の公共工事の営業担当で福岡県警は主導的立場だったとみている。

 今後は上層部の関与の有無が焦点となる。同社幹部は「現場レベルでやったこと」と強調するが、県警幹部は「関与は今後捜査する」とさらなる事件の解明に意欲を見せる。

=2019/04/04付 西日本新聞朝刊=

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/499705/

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