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アフガニスタンにおける中国式資源獲得術
http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/481.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2010 年 1 月 05 日 13:29:52: 6nR1V99SGL7yY
 

アフガニスタンの泥沼でのたうつオバマ政権は、中国、ロシア、イランの介入=支援なしには
状況を打開できないと判断していると思う。
中国のアフガニスタンへの経済進出を容認し、軍事的庇護まで与えているのは、
そういうオバマ政権の判断があってのことだろう。

中国の側からいうと、中東・アフリカからの資源輸送ルートを確保するという国家戦略の実現である。
両者それぞれの思惑を秘めて、相互依存、相互反発を深めながらも事態は進展していく。
そこに欠落しているのはアフガンニスタンで辛酸を舐めている人々である。

【巨竜むさぼる 中国式「資源」獲得術】第1部 問題国家(2)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100103/chn1001031509001-n1.htm

【巨竜むさぼる 中国式「資源」獲得術】第1部 問題国家(3)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100104/chn1001040812002-n1.htm
MCCが落札した理由は「マネー」だけではなかったという。
「輸送網が整備されていないアフガンにおいて最も必要なものが、
MCCの提案には含まれていた」(アデル氏)
鉄道の敷設である。
ここに、中国の深謀遠慮が凝縮されていた。
MCCの鉄道敷設案の詳細は不明だが、ADBカブール事務所のクレイグ・ステファンセン所長(米)によると、
(1)アイナクから、バーミヤンを通りマザリシャリフまで
(2)アイナクから、パキスタン国境に近いジャララバードまで−の2路線とみられるという。
マザリシャリフからさらに北方のウズベキスタン国境までは、ADBが鉄道整備を計画している。
実現すると、その先の中国・新疆ウイグル自治区のウルムチまで鉄道でつながる可能性も出てくる。

中国は経済成長を支えるため、中東、アフリカなどで資源エネルギーの囲い込みに躍起になっており、
アフガンのように、点と点を結ぶ線、つまり輸送路の確保も同時に進めている。
パキスタン南西部のグワダルやスリランカ南岸のハンバントタなどの港湾整備を積極支援して、
“真珠の首飾り”のようにインド洋上に拠点を構築しようとしているのも、その一環だ。
将来、アフガン東部ジャララバードとパキスタンの鉄道網が連結されると、
中国、アフガン、インド洋という、米国の影響力が強いマラッカ海峡を通らなくてすむ
新たなルート建設も現実味を帯びてくる。

【巨竜むさぼる 中国式「資源」獲得術】第1部 問題国家(4)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100105/chn1001050914001-n1.htm
「アフガンでは1979年に旧ソ連軍に侵攻されるまで、
毛沢東思想と暴力革命を信奉する毛沢東主義派の勢力が強かった」
中国の大使館を通じて組織されたともいわれている。
「だから、長く権力を握っていたパシュトゥン人を中心に対中警戒感が強い。
少数民族にはそれほどアレルギーはないのだが…」

「オバマ米政権は、アフガンにおける中国の経済権益の拡大を容認する考えなのだろう。
そうすれば中国も権益擁護の観点から、アフガンでのテロとの戦いに関与せざるを得なくなる」
治安が悪化したアイナク周辺に昨年、米軍が新たな防衛拠点を設け、
「中国権益を米国が守るのか」と、国際社会からも驚きの声が上がっている。

アイナク銅鉱山では約150人の中国人だけではなく、アフガン人も約250人働いていることが分かった。
中国は自給自足型の投資手法を改めたというのだろうか。


アフガニスタン少数民族の子どもたちの将来作るフランスパン
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2679084/5115831  

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