http://archive.mag2.com/0000095740/index.html

主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めて
おられるのか。それは、ただ公義を行ない、誠実を愛し、へりくだってあなたの
神とともに歩むことではないか。ミカ書6:8

＋＋＋

人が自分の罪の贖いのために何か自分でできることはあるのでしょうか。律法は
、罪の贖いのために大切な家畜を犠牲として捧げることを命じました。

それは、罪が赦されるために支払われなければならない犠牲の大きさを体験する
ことによって罪の重大さを教えるためでした。

しかし、それは人の心の中で変質してエスカレートし、ソロモン王は幾千の雄牛
を捧げ、自らの長子を殺して捧げるような人間まで現れました。

ここに主ご自身が命を創造し、慈しみ育んでおられるという根源的な事実を踏み
にじり、これを軽視して殺すことを目的とする大きな罪が現れたのです。

人は、自分の罪の贖いを自分で行うことはできません。ただ、主ご自身が備えら
れた唯一の犠牲、イエス様の命によってしか、罪を贖うことはできないのです。

イエス様は、十字架にかかって私たちの罪を贖うために、貧しく卑しめられた人
としてやって来られました。

主が、私たちに求めておられるのは、謙って、低められた者としてこのイエス様
と共に歩むことだと言います。

このクリスマスの時、馬小屋で生まれ、十字架に殺されるまで低められたイエス
様のお心のそばにいることができますように。生涯にわたってイエス様と共に歩
むことができますように。

＋＋＋

祈り１２／２３

天のお父様、尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな愛と恵みの
中に置いて、御前に引き出し、祈りを与えて下さることを感謝いたします。

自分で何を捧げることによっても、この罪を消し去り、取り去ることができない
私たち。そんな私たちのために、あなたは尊いただ一人の御子イエス様をこの世
に送ってくださいました。

その様は、低く、貧しく、卑しめられ、十字架の死によって地獄にまで降って行
かれました。しかし、主よ、あなたが地獄の底まで下さって下さったので、罪の
地獄の中にいた私たちは救われました。そこで私たちを握ってくださったあなた
の大きな愛を心から誉め讃えます。

主よ、低められたあなたと共に、私も低められた者として、この生涯を歩むこと
ができますよう、あなたの謙卑を学び、頂くことができますように。

このクリスマスの時、お一人お一人を支え、導いてください。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億
　

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