古い価値観、古い世界が壊れる時、
そこに住んでいた住民は、
もし、それが、まったく新しい理想の世界を創るための過程と知っていなければ
恐れ、あわてふためくかも知れません。

しかし、進化は、漸次、漸進的に行われるものではなく、
時が来て、熟成が進んだら、一気に始まるものなのでしょう。

進化とは、直線的に漸進的に、右肩上がりに、リニアに行われるのではなく、
時至れば、ある日、突然、階段的状に、一気に次元上昇が行われるものなのでしょう。

もちろん、数年、数十年という単位は、
人間の感覚からすれば「長期」に感じるかもしれませんが、
宇宙の尺度からいえば、「一瞬」です。


新しい世界を創るには、古い世界は、壊さなければなりません。
だからこそ、「創造」と呼ぶのです。

創造の「創」は、絆創膏の「創」であり、
それは、古きを傷つけ破壊して、新しきをつくることを意味しているのです。


「世界（＝環境）」が新しくなれば、
そこに住む住民の「体」と「心（意識）」も、いったん壊して、新しく創り替える必要があります。

「体」は、黙っていても、自然と新しいモノへと進化するでしょう。

だから、問題は、「意識」です。

意識も、また、古い意識を取り壊し、古い意識は捨て去って、
新しい意識に生まれ変わることが必要なのでしょう。

素直であれば、あるいは謙虚であれば、
意識、すなわち心もまた、宇宙の自然の流れの中で、
古い意識が壊れ去り、新しい意識が、自然と芽生えてくるのでしょう。

古い意識が壊れて消えていく時、
それを恐れてはいけません。

なぜなら、それは、新しい意識に生まれ変わるための、「過程」だからです。

地球が、天変地異で、すべてが壊れ崩れて消えていくように見えたとしても、
それが、全く新しい「素晴らしい地球！」に生まれ変わるための過程であるように、
消えていく事に恐怖を覚え、パニックになる必要は、ないのです。


壊れ、消えていく姿・現象の方に、心の焦点を合わせるのではなく
どんな素晴らしい姿、現象が現れようとしているのか！
そちらの方にこそ、焦点を向けるべき、意識を向けるべきなのです。

「古い価値観」「常識」「固定観念」、
さらに、これまで潜在意識に積み重ねて来た様々のトラウマ、恐怖、怒り、嫉妬、殺意、自己否定の想い・・・。。。

暗黒の３日間といわれる数日間、
私たちは、全員、己の心にため込んできた、精算すべき過去の意識エネルギーに、対面しなければならない様です。

それらは、単なる想念としてではなく、現実的に目にみえ、耳にきこえ、そして触れことの出来る実態として、目の前に現れてくるのでしょう。

それは、それらが「消えていく古いエネルギー」であることを知らない人々にとっては、
まさに、現実そのものとして映るため、
それらを実体委と勘違いして、パニックになり、その負のエネルギーに巻き込まれれば、ショックのあまり死んでしまうかも知れません。（つまり、そういう負のエネルギーの世界に落ち込んでしまう）

その暗黒の日が、「最後の審判」、あるいは「聖なる裁きの時」「大天罰」と呼ばれるのは、
そういう理由からであろうと推測します。

「暗黒の３日間は、神の聖なる裁きの時ですから、部屋で祈りつつ、何が起きようとも決して外を見てはならない」などと書かれているｂｌｏｇもありますが、
要は、たとえそれがどんな姿であろうと、
それは、「自分の古い世界、古い意識（の中に蓄えられていた負エネルギー）が消えていく姿」を知っていれば良い。
・・というか、消えていく方の姿に意識を合わせる（つまり見る）のではなく、
「これから顕れてくる素晴らしい世界の方に意識を向けなさい！」という事なのです。

悪いもの、古いものが消え、そこから全く新しい、素晴らしい本来の姿、
つまり、「神なる意識」「神とひとつの心」が出てくるということなのです。

ここは、非常に重要です！

現実的世界としても、また、自分自身の心（意識）の世界としても、
壊れて消えてゆく方に意識を合わせて恐れてはならない。
古いものが壊れて消えて行ってくれてこそ、
初めて、そこに新しい世界、新しい意識、新しい体を現出させることが出来るからです。

私たちは、いったい、これからどんな素晴らしい世界が、どんな素晴らしい意識が
現れるのか、現出するのか、それを楽しみに待たなければならない！
そちらに意識を合わせなければならない。

それが、新しい世界に生き残るコツだと、私は思います。


意識の進化時、私たちは、火で焼かれる様な、感覚を感じるかもしれません。
それは、心もしくは意識を形成している物質が、進化する時、
それまで古い意識を形成していた物質が、
進化を促す高次元のエネルギーによって消去＝消却される際に感じる感覚です。

だから、身を焼かれるような感覚があったとしても、
そのことで恐れることは、ないのです。

とにかく、恐怖は、混乱と絶望を産むだけです。
例え、どんな事がおころうとも、
それは古い世界、古い意識が、今、消えていこうとしているだけなのであって、
それは本質ではない。

本質は、古いものが壊れ去り、消え去った後に、
忽然と現れるのであることを知って、
心を動かさずにいることです。

そういう意味では、
「祈り」や、
ホノボノオ（「ありがとう」、「ごめんなさい」、「許してください」、「愛しています」という言葉を頼りに、自分の潜在意識を見つめ直し、負エネルギーの解消をはかるハワイの伝統的手法）によって、
常日頃から、本質的ではないモノにとらわれない様に訓練することも、大切ですね。


シャーマン・キーシャが語る２０１２年




キーシャメッセージ：「私たちは最強中の最強」




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