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進化を求める私(その44)・日月神示の研究・霊力体と宇宙の法則-c
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投稿者 元伊勢80社 日時 2011 年 7 月 22 日 22:19:08: QltTAR96mRc1.
 

@ はじめに
 『霊・力・体』というのは宇宙の法則であり定説である。これはひふみ神示の『地震の巻』の09帖に『霊、力、体の三つがよりよく調和する処に真実が生れ、生命する。これは根元からの存在であり用であるが、』と書かれてあることでも明らかである。(信じる、信じないは貴方の自由であるが)。すなわち霊とは潜在するもの見えないものであり、体とは顕在するもの見えるものである。また別に、霊とは本質であり、体とは反映でもある。

 霊力体というのは主体と対象(あるいは表側と裏側、1次側と2次側など)と「変化する力」の関係なので、何にでも当てはめることが出来るが、何を主体とするかによって様々な解釈が出来て、時として別の関係とに矛盾を生むことにもなるので解釈には注意が必要である。

 また、我々が見ている地球・月・太陽など人間の眼で見えるものは全て「体」であり、これらを直ちに『霊力体』と解釈することは出来ないから、あくまでも方便として述べている。要は大宇宙が霊力体によって成り立っているということなのである。

  『遊星歯車機構』で例える重畳次元・多重次元の世界観
 遊星歯車機構とは、たとえばAT車の変速ギヤとして内蔵されているが、理論としてはどの歯車を主軸とするかによって全体の活動・構造・回転方向などが変わるかということである。
 (つまりそれは、どの視点で思考するかによって多様な次元が構築されるということであり、太陽を主軸に考えるか地球を主軸にするかということでもある)。
 
A 霊力体と『三種の神器』の関連性について
 三種の神器とは八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣のことであるが、これらは物的神宝ではなく霊的神宝と解するのが正解である。すなわち天孫降臨に際して天照大神が瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に授けたといわれるが、自らを省みて仁政を施せという戒めなのである。
 つまり鏡とは霊を映すものであり自我を反映し省みるものであり、勾玉とは曲魂・魔ガ霊(邪心)や真ガ霊・誠ガ霊(真心)の混在する自我のことをいうのであり、剣とは力の行使であり武力の発動や言動という意味である。
 これを霊力体に当てはめると、鏡は霊になり、勾玉は体になり、剣は力になる。(逆に勾玉を霊と考えれば、鏡は霊を映している虚像(体)ということになる)。

(参考) 天照大神殿の『十種の神宝』(ひふみ神示・至恩の巻・16帖)と『七種の宝』
 『太陽は十の星を従へるぞ、原子も同様であるぞ。物質が変るのであるぞ、・・二二と申すのは天照大神殿の十種(とくさ)の神宝に  (テン)を入れることであるぞ、』
 十種の神宝とは澳都鏡(オキツカガミ)・辺都鏡(ヘツカガミ)・八握剣(ヤツカノツルギ)・生玉(イクタマ)・死反玉(マカルガエシノタマ)・足玉(タルタマ)・道返玉(チガエシノタマ)・蛇比礼(ヘビノヒレ)・蜂比礼(ハチノヒレ)・品物比礼(クサグサノヒレ)の十種であり霊的な宝物である。
 参考に『七種の宝』とは金・銀・瑠璃・玻璃・硨磲・珊瑚・瑪瑙であり物的な宝物である。

B 霊力体と『アマテラス・ツキヨミ・スサノオ』の関連性について
 アマテラスは霊であり鏡であり、ツキヨミは力であり剣であり、スサノオは体であり勾玉である。(人間の主体は霊であり霊の乗り物が肉体というなら、アマテラス(霊界)の具現化したものがスサノオ(現界)として物質化したことになり、ツキヨミ(霊界)は力として働く)。

C 霊力体と『太陽・月・地球』の関連性について
 太陽が霊でありアマテラスであり鏡であり反映であり、月が力でありツキヨミであり剣であり、地球が体でありスサノオであり勾玉であり魂の演習場である。

 月は地球に付属する衛星ではなく、時に対立し、地球に力を行使する衛星である。別の表現をすれば地球は月によって管理され運行しているのである。つまり、スサノオはツキヨミの指導を受けて「地の経綸」を行い、それがアマテラスに反映されて「天の経綸」が行われる。それがまた地上世界に太陽電磁波という慈悲の愛が放射されることになる。
 (したがって地球が乱れると太陽が乱れ、反対に太陽が荒れると地球も荒れるという、自己と鏡の無限連鎖の関係に置かれている。つまり今の地球環境の乱れは太陽の乱れが反映されているのである)。

D 霊力体と『原子』の関連性について
 霊は電子であり太陽であり原子核(陽子と中性子の和)の反映であり、力は中性子であり月であり陽子をコントロールするものであり、体は陽子であり地球である。
 (これは天動説的な考え方であり、原子核である地球と月の周囲を電子である太陽が周回するという発想である)。

 反対に地動説的な考え方だと、原子核である太陽と月の両者の周囲を電子である地球が周回するということになる。
 あるいは陽電子を地球に陰電子を月に当てはめることも可能であり、原子核を太陽とすると陽子が今現在の太陽であり、中性子が新しく現れる太陽ということになる。
 (次元の大転換に伴って新太陽が出現することになり、やがて人類は二つの太陽を見る日が来ることになる。(ひふみ神示・『富士の巻』・16帖参照のこと)。

★ 量子物理学が発展したお蔭で原子の解明がなされて、昔に素粒子といっていた陽子や中性子が素粒子ではないと分かり、クオークが陽子を構成する素粒子だと言い出した。やがて人類はクオークを構成するタキオン(tachyon)粒子とかプレオン (preon)粒子とかの仮説上の素粒子を発見することであろう。そして更に新たな基本粒子を発見してゆくことになる。(求めれば神様は何でも人間に与えて下さるだろう。虚構世界でありバーチャルなのだから)。

★ また、天動説と地動説のどちらが正しいかは『遊星歯車機構』の理論で考えると、どちらでも可能であり不可能ではないだろう。(加速度や引力や慣性の法則などは1万年後のパソコン技術を駆使すれば簡単に合成出来るであろう)。
 (私は『虚構世界理論』を展開し『バーチャル・リアリティー説』を支持し『パソコン学習』による方便的説明をしているが、我々が人間世界の夢から醒めて真実の自分に戻ったときに『何なんだ、これは』、『これが真実だったのか、馬鹿馬鹿しい』と悲喜こもごもの未来が待っているような気がするのだ)。

E 霊力体と『人体』の関連性について
 霊はミトコンドリアDNAの意識と人間本来の持つ遺伝子DNAの意識の合体であり、力は理性や知識などの意識であり、体は人間の肉体となる。
 (つまり人間の肉体とは自分自身以外の神霊が宿ったミトコンドリアDNAと、人間本来の持つ遺伝子DNAの集合意識・無意識が合体した『二人三脚』の構造物・小宇宙ということになる。
 また、人間の人格が一つしかないというのは誤りであり、神々は多くの人格を持つ「多重人格」でもある。また人間は『人生の二大本義』である思考と経験を積み重ねることによって人格は変化してゆくものである)。
 

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