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米ヘッジファンドが狙う、日本国債の金利急上昇は2013〜2014年から始まる (朝倉慶著 『裏読み日本経済』)
http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/433.html
投稿者 DOMOTO 日時 2010 年 3 月 07 日 01:31:23: VRQtq/0DZtRLQ
 

2月末に発売された、朝倉慶氏の著書 『裏読み日本経済』の一部を以下に要約。

2009年10月のロンドンで行われたヘッジファンドの会議で、「日本は新興衰退国だ」と結論づけられたそうだ。
翌月11月に明らかにされたIMFの世界経済見通しでは、日本の政府債務残高(GDP比)は、2014年に246%、2019年には300%になっていると報告されているそうだ(2009年は219%)。

(これは、世界での中・大クラスの金融危機の発生を想定していない中位予測だと思うが)2008年以来の世界不況で国内銀行の預金量が減少へ向かう中で、4年後の政府債務残高比246%位の時点から、日本国内での国債消化は不可能になり、外国に頼るしかなくなる。その時が、金利急上昇、国家破綻への臨界点となり、起爆ポイントとなる。虎視眈々と狙っている、ヘッジファンドが激しく襲い掛かるのはこの時だ。

朝倉慶氏は、この著書の第5章で、1987年10月におきたブラックマンディーと1990年初頭からの日本経済のバブル崩壊を、アメリカ・エリート層の金融シュミレーションの一貫ではないかと仮説づけている。朝倉氏によれば、ニューヨーク株価が一日で20%強暴落したブラックマンディーは、世界経済への波及効果を見るための実験で、その準備と金融操作に4〜5年、日本経済を実験台とした金融操作は、5〜10年にかけて行われたのではないかという見方を述べている。

(朝倉氏の著書の一部の要約は、ここまで)

日銀の白川総裁は2月18日、「国債は円滑に消化されており、国債の金利もいちおう低位安定している」と述べたが、それも、2013、14年までの話だ。海外での中・大クラスの金融危機―ユーロ崩壊や中国のバブル崩壊―の発生が襲ってくれば、日本国債の金利上昇は更に早まるだろう。

PIIGS危機の東アジアへの伝播、カギ握る新対策と中国経済(3月5日 ロイター・ジャパン)
http://special.reuters.co.jp/contents/insight/index_article.html?storyID=2010-03-05T043003Z_01_TK0369877_RTRIDST_0_ZHAESMB13150.XML

中国の隠れ債務、2012年危機へのリスク−ノースウエスタン大学シー教授(3月3日 ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aKiVIrQNxq2s

資産家ジョン・ポールソン氏が経営する米ヘッジファンド会社ポールソンは、ゾブリン・リスクを利用し、今回の欧州の銀行によるギリシャ債売りを予想することで大きな利益を上げた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=aR.5AwJNP5CE

大量の資金を持つヘッジファンドによる、コンピューターを使った「ロボット・トレーディング」(CTA)では、1万株を100株ずつ分けての100回の注文を、1万分の4秒のスピードで行い、これらを24時間繰り返すそうで、「ロボット・トレーディング」による不正な売買動向や株価操作は、証券取引等監視委員会では見抜くことが不可能だそうだ。この膨大な資金をコンピューターによって超高速で動かす「ロボット・トレーディング」は、世界経済の帰趨を決めている(前出書第3章)。しっかりとした経済戦略シナリオと圧倒的大量の資金量を併せ持てば、「ロボット・トレーディング」はアメリカの「金融核兵器」と言えそうで、世界経済の好況、不況、戦争を自在に作り出せるという。

「ヘッジファンドは日本国債の暴落のタイミングを狙っている」(朝倉慶氏)

DOMOTO
http://blogs.yahoo.co.jp/bluesea735
http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260/hunsou.index.html

 

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コメント
 
01. 2010年3月07日 08:04:12
未だ本を読んでいないので何とも言えないが、
だいたいこの線でいいのではないか。
日本は2012年で団塊世代がほぼリタイアする。
この時点から年間数兆円の預金取り崩しが始まるとされている。
団塊世代は800万人おり20代世代の約2倍。
さらには40代以下の貯蓄はわずかに全体の10%しかない。
貯蓄率は年間数%のマイナスになるのは確実。
国債の引き受け原資の個人貯蓄が無くなって行く。
ファンドに売りくずされるのを防ぐためには日銀の国債購入しか
ないだろう。
いずれ日本も1998年の韓国と同じように通貨暴落状態になるが、
これも案外いいかもしれない。現在の韓国の躍進ぶりをみると
円の下落もなかなかいいのではないか。
少なくともでデフレは確実に無くなる。


02. 2010年3月07日 08:39:58
何年経っても2〜3年後に日本国債暴落と言われます。
恐るべき「先送り」ですね。
一体どうなるやら。

03. 2010年3月07日 09:01:52
円もクラッシュしそうですが、
まず、あれだけ通貨を発行しているドルの暴落があるのではないでしょうか?

04. 2010年3月07日 10:06:26
「日本国債の金利急上昇は2013〜2014年から始まる」、いや、早ければ数ヶ月後に始まる。 市中には、もうすでに国債を買う金などない。それが証拠に、昨年来、日銀が金融緩和という名目で金融市場に資金を供給して間接的に国債や株等の債権を買っている。
日銀が、資金供給しないと国債も株も暴落だ。 
ギリシャの国債を買ったのも日銀ではないのか? 誰がデフォルトする国債など買うのか。タイミング的に言って、日銀だろう。 
日本に残された方策は、新円の切り替えと預金封鎖、そしてハイパーインフレ。
今年度の税収は30兆円を下回るであろうから、国債発行額は当初予算を上回るはず。
昭和21年に逆戻りだ。

05. 2010年3月07日 14:05:23
世界はそこまで持たない
日本の国債金利を気にしてる間に他の国が次々と倒れて逝く
そうなったときヘッジファンドがその頃いまのまま存在してるかも分からない
金利を気にするのもいいが、今後どうやって生存するかを考えるべきではないか

06. taked4700 2010年3月07日 14:17:57: 9XFNe/BiX575U
自分も団塊世代の退職と年金受給がカギになると思います。少なくとも、団塊世代が年金受給を開始する3年後から5年後には、国債消化がかなり無理になり、日銀などがいろいろ手を使い、結果的に状況がもっと根深いものになって、約10年後に、決定的な破たんを見るというシナリオです。多分、引き金を引くのは東海地震、または大阪および東京を襲う大規模地震でしょう。多分、その時には、大規模に預金の踏み倒しが起こるのではないでしょうか?予想外の被害を銀行システムが起きたと言って、データベースを故意に破壊し、預金通帳を持っていようとなかろうとあなたの預金はこれだけですよと強引に決めつけていく。また、同様な形式で国債も、米国債も、いいように処理される可能性がある。

07. 2010年3月07日 14:46:27
ロンドンで行われたヘッジファンドの会議?
ロンドン?ヘッジファンド?どちらも世界からおよそ信用に値しないと烙印をおされたいるのでは?
そんなものが意見?嘘つき詐欺師ごまかし上手の皆様方の???
聞く必要も書く必要もないのでは?日本が文字が穢れる書かなくていい。

08. 2010年3月07日 17:40:16
円安要因になって良いではないですか。
輸出企業は儲かりますね。日本の持つ対外資産を円建てでみれば、
資産価値が上がることになります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100307-00000001-sh_mon-bus_all


円高の謎 なぜ不況で借金大国の「日本円」が世界中の投資家に人気なのか

今週は4日に東京外国為替市場で88円14銭程度まで上昇し、2009年12月10日以来ほぼ3カ月ぶりの高値を付けた。急激な円高は輸出企業に不利となり、日経平均株価が1万円を少し超えた水準から抜け出せない原因となっている。

 円高を招いているのは、ギリシャの財政不安による欧州経済の懸念や米国の低金利政策が長期化するとの観測が強いことがあげられる。これらのリスクを恐れた世界中のマネーの回避先が日本円となっているのだ。

 しかし日本国内では財政悪化が深刻な問題となっている。今年1月時点の推計人口(概算値)で計算すると、1人当たりの借金は約683万円まで積み上がっており、財政再建の道筋は示されていない。毎日のようにメディアが財政破綻の危機を声高に報道しているような状況で、なぜ借金大国の日本円が世界の投資家に買われるのか。

 これは日本の借金の中身にある。日本の国債残高はずっと増え続けてきたものの、実は他国からの借金である「対外債務」はほとんどない。日本の国債は、その大部分を国内の金融機関向けに販売しており、自国通貨建てなのだ。海外への国債の販売は、わずか6.4%(2009年3月末)にすぎず、海外から一気に資金が引き上げられて債務不履行(デフォルト)になるという危険は低い。

 一方で、日本は外貨準備高など財政余力に優れており、世界でも指折りの債権国でもある。借金も多いが、資産もかなり抱えているということになる。また国内では借金大国とはいわれているものの、その額は欧米の主要先進国と比べても突出して増えているわけではない。英国やフランス、イタリアにしても同様に借金が増え続けており、そのため相対的に資金の避難場所として、債権国である日本の通貨が買われているのだ。

 ただし資源国などと異なり、日本円の購入は海外の投資家にとっては積極的な投資ではない。円高傾向はしばらく続くかもしれないが、政府が金融機関を通じて家計の貯蓄に頼り借金を重ねる構図にも限界がみえ始めていることを考慮すると、ギリシャ問題などが解決され、海外市場のリスク要因が取り除かれると、円安に向かう可能性もある。



09. 2010年3月07日 17:42:10
08 投稿間違い

10. 2010年3月07日 20:25:49
目の前の米ドル不安を打ち消すために
円を攻撃?

ドバイ、ギリシア、ユーロ不安、ポンド不安を煽ると
米ドルが延命する。

投資がアメリカから逃げないので


11. 2010年7月17日 07:57:40: aCEZO5rUUc
預金残高とか現役世代数、国内金融機関の国債保有高(95%)等のデーターから
2017年辺りまで日本国債の大幅下落は無いと

だって、2013年〜2014年頃は株価が最も下がる時期だと
予測が出ている。(アメリカのリッセッション)

株価が低いと国債に金が集まる。


12. 2011年8月25日 04:32:11: kZuMg44rds
小生、国債は借金でないと考えております。

13. 2011年8月25日 04:49:46: kZuMg44rds
何故、通貨発行権を有する国家が借金する必要があるのか?そもそも国家が自国通貨建ての債務証券を発行する必要なし、したがって国債は借金ではない。ただ言える事は、外貨建て国債は借金である。しかるに我が政府は外貨建て国債の発行額は「0」と聞いています。したがって、わが国政府の債務残高は「0」である。国債とは、通貨量の増減を示す
台帳に過ぎない。政府が国債の償還を踏み倒すことはありえない、お札を刷ればいくらでも返済できる。通貨量はその国の鉱工業の生産力により担保されており、その調整は需要と供給のバランスによりなされる。つまり、物価動向によりなされるべきなのである。

14. 2011年8月25日 04:55:57: kZuMg44rds
通貨当局(日銀)の体質が変わらない限り、円安になることはありえない。

15. 2011年8月25日 05:04:30: kZuMg44rds
日本国債の発行限度は、国民預貯金残高だといわれるが、全く間違っている。限度額は法律、つまり国会が決めるのである。発行額がオーバーシュートすれば利回りが上がり、インフレになるだけである。インフレを国民が容認するか否かだけの問題である。

16. 2011年8月25日 05:33:31: kZuMg44rds
日本の国債は、国内で94%所有されているから安心だとかよくいわれるが、全く筋違いである。
自国通貨建て国債であれば、国内で消化されようが外人に買われようが、デフォルトになることはありえない。日本国紙幣を印刷して返済すればいいだけのことである。
例えば、ギリシャの国債の場合、ユーロ債であるから大問題なのであるユーロはギリシャ
で印刷できない。したがって返済するにはユーロを稼がなければならないのである。国際
経常収支が万年赤字のギリシャの場合、大変である。そもそも、日本にソブリンリスクは存在しない。格付け会社の格付けなど全く信用する必要なし。

17. 2011年9月03日 14:38:52: T6LRmDKcZA
↑  全くそのとおり。ギリシャにしてもユーロ債に一本化すれば解決。徒らに騒ぐなかれ。ヘッジファンドはトヨタパナみずほや任天堂株を売り叩き日本売りを演出するのが精一杯。これとて株式持合制度を復活させれば解決。

18. 2012年6月01日 13:41:42 : sgolhP60mA
ユーロが落ち着いた後は、日本より先にアメリカが危ないと思う。
デフォールトでなく、際限のないドル安。何年もかけて。
そのあとが日本売り。もう少し間がある。

19. 2012年6月01日 20:54:49 : sgolhP60mA
阿修羅のほかのスレッドによると

民主党の前原とJRの葛西が組んで
カリフォルニアのシュワルツネッがーに2兆円貸したそうだ。
具体的には100年償還の州債。

円安で既に相当目減りしているだろう。
対外純資産がそれだけ減っているので、経常収支のプラスは割り引く必要がある。
償還まで100年の間に、どんどん円安で目減りする可能性が高い。
10年で半分になると、100年で1/1000になる。
ほかにもこんなのがあるだろう。

日本の数字が、ギリシャ並みの粉飾になっていないことを祈る。


20. 2012年9月12日 22:17:06 : Yf9dy0ox2c
本当にばかだなあ。

 ヘッジファンドがねらうって、ドル高・円安のことだぞ。そんなことして、なんになる?

 あのなあ、国債の95%は、日本国内で消化され、要するに 国債=円通貨そのもの。

 5%の外国資本が、それを売って(国債価格下落=金利上昇)、円安にして、ドル高にして・・・何をどうやってもうけるんだ?

 円を売って、円安になって、円を買って差額で、稼ぐ?結局最後には円を買う?

 本当に、お前ら、頭大丈夫か?


21. 2012年9月26日 02:31:00 : iS8OrupHTG
最後は預金凍結と新円でチャラだと思う。
シンプルでよい。

22. 2012年10月02日 03:51:08 : BQjza9gnto
>>20は現実を説明しているのに・・・

現実を見ない>>21は何者だ?

お前もチンタロウと同種の馬鹿か?

絵に描いた餅は喰えないの!

ここの住人は馬鹿しか居ないのか?


23. 2013年1月07日 15:03:34 : nXNDe3Aujk
経済なんて頭や理屈で動いてるもんじゃない。
パニックになったらとんでもない暴落もするものだ。
破たんはないにしても、わざわざ自分の国を安売りするバカがどこにいるんだ。

24. 2013年2月01日 19:49:29 : IDZJyZeno2
日本国債金利が安定してるのは、この株高の最中でも銀行が株を売って国債買い支えてるからみたいだね。
見方を変えれば、そこまでしないと日本国債が危ないって事。
今でも銀行には自由意思はなく、以前のままの護送船団方式が脈々と受け継がれてる様だ。

02/01 国内勢 株売り続く
生損保は20週連続売り越し
http://www.asakurakei.com/newsDetail.cfm?newsID=201
世界的に株式市場が高騰してきていて、債券から株への流れが大きく出てきています。

その中で日本株も11月から28%の上昇となっていますが、この原動力は外国人投資家のみです。

わずかに日本の個人投資家の信用取引による買い越しがあるだけで、あとは国内の投資家はほとんど売り越しです。

中でもひどいのは生損保で20週連続で売り越しでその額は4649億円、年金を運用する信託銀行の売り越しは同じく14週連続で1兆2743億円です。

外人筋の2兆7000億円の買い付けに対して売り向かっています。そしてこの売却した資金でせっせと日本国債を購入している模様です。

こうして日本人のほとんどの資産は最も儲からず、暴落の危険性が高い国債へと誘導されていくのです。誰も意識しませんが日本人の大半の資産は確実に目減りしていくのです。


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