日本は戦後５０年年間で、約８００兆円の投資をして、今のインフラのレベルに達しました。
それに対して中国は、２０００年から２０１０年の１０年間で、約８００兆の投資で、現在レベルのインフラが達成いたしましたた。
達成度はあらゆる面で５０パーセント位だと思います。
しかしそのレベルは、日本と同レベル以上と見受けられますされます。
またその規模は人口と同様に日本の１０倍の規模となります。

ここで注目すべきことは、日本と同じ投資金額でなぜ同等のレベルのインフラが出来るかと言う疑問が生じます。

その訳は簡単です。世界最高水準のインフラ建設を短時間で遂行したことです。
インフラ投資の効率面で、日本の１０倍だったことが、その理由です。

コストパフォーマンスの高い技術、すなわちインフラ投資が使い古された工事技術でしたので、非常に安価な技術で投資が可能になって来た訳です。

今後は、後半の５０パーセントを前半と同様に８００兆円位かけて完成いたします。
それでインフラレベルは日本の２倍になります。規模は２０倍に。

そんなことが出来る訳がないと思いますが、効率的にインフラ投資をすれば、理不尽なことではありません。

今までの先進国のスクラップアンドビルドの不効率な投資がこの差を生みました。

北京の街並みを良く見てください。理路整然と立ち並んだ高層マンションが中心部から存在します。

職住接近した、住みやすい、働きやすい効率的な都市の体をなしてます。
地下鉄が全線開通すれば、通勤時間一時間以内が可能でしょう。

これらの建設費は、中国は日本の十分の一前後でしょう。
その理由は、人件費、部材は日本の十分の一、用地買収費は国有地のためゼロ。

これらの鉄道網のコストの優位性は、その他のインフラ投資にも当てはまります。

たとえば、高速道路、高層マンション、電気、ガス、水道。

大量生産、大量消費で、先進国では考えられない程の低コストです。

これらの事実から、環境問題コストも同様と考えられます。

恐らく、１０年後の西暦２０２０年には、世界一の環境国になっていても不思議ではありません。