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(回答先: パニックは政策の母！＆避けよ、売りの３悪！＝杉村富生 投稿者 gikou89 日時 2010 年 5 月 14 日 12:29:10)
http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPnTK868915520100511
ロンドン １０日 ロイター］ 国際決済銀行（ＢＩＳ）は１０日、信用リスクを取引するデリバティブ（金融派生商品）クレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）のなかで、国のデフォルト（債務不履行）リスクに着目したソブリンＣＤＳのポジションが２００９年後半に１０％増加したことを明らかにした。
ポジション増加をもたらした国名は明らかにしていない。
ＢＩＳによると、２００９年１２月末時点の全ＣＤＳ契約（想定元本ベース）は３２兆７０００億ドル。
信用危機が深刻化した２００８年前半は６０兆ドル近くだった。減少はポジションの清算が一因で、その動きは金利スワップにも波及しているとＢＩＳ関係者はみている。
全ＣＤＳ契約は時価ベースでは４０％減少し１兆８０００億ドルと、２００８年のピークの３分の１程度となった。
店頭（ＯＴＣ）デリバティブ契約（想定元本ベース）は６１４兆７０００億ドルで２００９年６月末から２％増加した。伸び率は、０９年前半の１０％から大きく鈍化した。時価ベースでは１５％減少し２１兆６０００億ドルとなった。
２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議は昨年、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）が経営危機に陥り政府の救済を受ける事態となった一因がＣＤＳ取引だったことを踏まえ、店頭デリバティブを規制する必要性で合意している。
ＢＩＳによると、想定元本ベースで為替デリバティブは、０９年６月末に４８兆８０００億ドルだったのが、０９年１２月末時点では４９兆２０００億ドルに増加、金利デリバティブは４３７兆ドルから約４５０兆ドルに増加した。株式デリバティブは横ばいの６兆６０００億ドルだった。
商品（コモディティ）価格のピークアウトを背景に、商品デリバティブは２兆９０００億ドルと、０９年６月末の３兆７０００億ドルから約２０％減少。ただ、金の店頭デリバティブは、時価ベースで１１％増加した。
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