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「ユーロ離脱」くすぶる独 欧州信用不安止まらず (IZA イザ!)
http://www.asyura2.com/10/hasan68/msg/264.html
投稿者 倉田佳典 日時 2010 年 5 月 24 日 13:51:48: eahs5MlcSyO0.
 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/394378/

 欧州の信用不安が収まる気配をみせない。ギリシャ危機に対して、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が最大7500億ユーロ(約85兆円)の緊急融資枠を打ち出したが、「一時しのぎにはなっても、財政再建には到底つながらない」というのが投機筋の読みだからだ。週明け以降も株安や不安定な相場が継続し、比較的安全とされる円に資金が流れ、1ドル=88〜92円、1ユーロ=110〜115円の強含みの展開になりそうだ。こうした中、EUでのギリシャ支援の最大負担国、ドイツで「ユーロ離脱・マルク復活」論がくすぶりだした。これは欧州の不安定要因にもなりかねず、危険な兆候であることは歴史が証明している。

 ドイツでは21日夜、ギリシャ債務危機の波及防止を目的とした7500億ユーロ規模の金融安定化策の関連法案が議会を通過した。しかし、ドイツ国内では、安定化策の下では財政が比較的健全な国の納税者が他国の放漫財政を肩代わりすることになりかねないとの懸念が根強い。

 ■「負担に耐えられない」

 ギリシャを除くユーロ圏15カ国とIMFは今月初め、今年度中にまず 450億ユーロ(ユーロ圏300億ユーロ、IMF150億ユーロ)をギリシャに協調融資することで合意したが、ドイツは最大の84億ユーロを負担する(次はフランスの63億ユーロ)。この際、IMFの支援を受けるか否かでは、独仏で激論が戦わされた。スペイン紙エルパイースによると、首脳会談でフランスのニコラ・サルコジ大統領(55)が「米国が支配するIMFの手を借りるのでは、ユーロの敗北だ。あくまで域内解決を図るべきだ」と主張すると、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(55)は「ドイツは過度な支援負担に政治的に耐えられない。国民が黙っていない」と反論。結局ドイツの言い分が通った。

 メルケル首相は21日の連邦議会(下院)で「通貨同盟(ユーロ圏)は運命共同体だ」と訴えたが、敢えてこうクギを刺したところに国民の不満が反映されている。(1)ドイツ自身も今、財政赤字に苦しんでいる中でなぜ税金を投じて他国を支援しなくてはならないのか(2)ドイツでは年金の支給は67歳からなのにギリシャは60歳からだ(3)支援しても観光以外に目立った産業のないギリシャでは財政再建は不可能だ−といった不満、疑念がドイツ国民にはうずいている。

 ■「安全保障装置」の役目

 ドイツでは現在、有力紙が連日のように「ユーロ特集」を組んでいるが、まだ少数意見ながら「ユーロ離脱・マルク復活」論が散見されている。独チュービゲン大学のヨアチム・スタバッテリ教授は独紙ビルトで「ギリシャのような放漫な借金を重ねる国がある限り、ユーロ圏は早晩崩壊する。ドイツはマルク復活を選択肢に加えるべきだ」と訴えた。若者を中心とした極右の小政党もマルク復活運動を開始した。

 だが、ユーロ圏もその土台となるEUも、そもそもはドイツの暴走を防ぐための「安全保障装置」として発足したものだ。EU・ユーロ圏は、一国主義に走ることを防ぎ、「欧州あってのドイツ」という枠をはめるための仕組みでもある。1990年に東西ドイツが統一した際も、統一を認める代わりに将来の欧州共通通貨加盟を当時の英仏首脳がドイツにのませたという経緯がある。ドイツが自分の国のことしか考えなくなった時、常に欧州は戦火に包まれてきた。
 

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コメント
 
01. 2010年5月24日 15:53:55: eJpJR4SFmM
ドイツがギリシャを支援するのは日本でいえば、東京で儲けたお金を地方に交付金で分配することと同じだ。
それをしないと地方は成り立たない。
円の価値は、それを織り込んでいる。
東京だけならもっと円高になっている。

同じ民族であればそれも可能だが、全く違った歴史と違った社会制度の国がそれを行うには無理がある。

ユーロの価値はそれを織り込んで安くなり、ドイツにとって輸出有利になるのだが、そんなことは国民には理解できない。
自分の実力で稼いだと思っている。

だから、ドイツはユーロを離脱する。
選挙によって国民がそれを選択する。

ドイツが離脱すれば、生産力のある良い国がそれに続く。
自国通貨建ての国債が発行できる内に離脱する。

ユーロは最後に、最も生産力のない、自国通貨建ての国債が発行できない国の通貨となって残る。


02. 2010年5月26日 01:41:29: eVXlI8iAXY
的確なコメント。

03. 2010年5月26日 09:12:32: FFIErVvouc
ナチスについての言論統制が酷いですよね。

04. 2010年5月26日 19:24:11: FHVyh15Kso
欧州は、2回の戦争の反省から、統一経済、政治統合の流れを模索していった。
現状は、「通貨」は共通のユーロを導入できたが、財政政策、福祉政策といった「政治」に関した部分は国家の枠組みを取り外せていない。

ドイツは、ユーロ運用の約束である、財政規律を重視して真面目に国家運営してきたにも関わらず、
ギリシャの様に放漫財政で破綻した国家の尻拭いをする事を、フランスなどから「当然」の様に言われカチンときている。
(ドイツは本来なら、国内の弱者対策に財政を使いたいが、財政規律を重視して我慢してきた。)
しかも、PIGSと言われる国々は皆似たり寄ったり。負のドミノ倒し一歩手前。
さらに、PIGSの放漫財政は、ユーロ域外の英米の資本家連中に垂らし込まれた様なもの。
ドイツが頭にくるのも分かる。


05. 2010年5月27日 00:18:03: NYFM6udSqA
米英の金融資本が独仏の弱みに付け込んでやりたい放題やっていると、極右が台頭して、金融資本とは直接関係の無い一般のユダヤ人などがまた排斥されますよ。

06. 2010年5月27日 00:25:54: NYFM6udSqA
大体、ギリシャの経済規模なんて、日本のちょっと大きい県ぐらいです、たいした問題ではない、そこに付け込んで相場を動かして多額の利益を稼ごうとする輩を野放しにしている主要国が悪い。
アジア通貨危機を思い出します。

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